私たちの日常生活は、毎日同じ事の繰り返しが多くあります。

通勤電車に乗り会社に行く。

または学校に通う。

その交通ルートはほとんど変わり映えはありません。

しかし、その変わらない日常が果たしてあなたにとってべストな時間の使い方なのでしょうか?

ちょっと工夫を凝らせたらもっと時間短縮になって余った時間を他の用事に使ったり出来ないでしょうか?

こんな感じで私たちの身の周りにはちょっと頭をひねるだけでもっと便利になったり効率的になる事が山ほどありそうな気がしますね。

今回は、このちょっとした工夫、つまり「創意工夫」について考えていきましょう。

創意工夫とは?

それではまず「創意工夫」の意味について考えてみましょう。

考えを巡らせて新しい方法を見つけること

「創意工夫」とは、考えを巡らせて新しい方法を見つけることです。

私たちの生活には様々な出来事があります。

そしてその中で多くのウエイトを占めるのが「仕事」です。

そして仕事における方法は、それこそ何十通りも何百通りもあるかと思われるくらい多種多様です。

それは仕事の質が時代の変遷と共にどんどん変化・進化していくからに他なりませんね。

例えば一昔前ならば手紙や招待状をお得意先に送る手段は郵便でした。

それが文明の発達でFAXという便利なものが生まれました。

更に今はパソコンのメールでもっと手軽に大容量の情報を送れる時代になりました。

これらの方法のやり方の変化は、まさしく創意工夫の賜物といえるでしょうね。

人間の研究心と探究心は仕事の効率化のためにどんどん創意工夫が成されてきたという事がよく分かる事例ですね。

新しい手段を見つけ出すこと


「創意工夫」とは「新しい手段を見つけ出すこと」です。

ここでも仕事の事を例に出しますが、あるお店が開店前の業務を行っていたとします。

お店が10時にオープンしますので出社した9時からの1時間が開店準備に充てられる時間です。

しかし、作業量が結構、多いため毎日開店ギリギリまで作業が終わりません。

ここで考えてみるのです。

何か無駄な事やムラの多い作業に時間を割き過ぎていないか。

もしかしたら作業の順番を変えるだけで時間短縮できるものもあるかも分かりません。

こうやって考えながら作業を行う事によって新たな発見が見つかり、それが新しい手段へと発展していくのです。

勿論、なぜ新しい手段を見つけなければならないのか?という大前提になるべきテーマを持っていなかったら、創意工夫して新しい手段を見つける、という発想も起こらないでしうがね。

誰も考えつかなかったことを考え出すこと

「創意工夫」とは「誰も考えつかなかったことを考え出すこと」です。

誰も考えつかないような事を考えだす能力。

案外、多くの方が持っていないのです。

ほとんどの人は日常の仕事を何の疑いもなく黙々とこなしています。

どちらかと言えば指示待ち族に近いスタイルだとも言えるでしょうね。

しかしながら仕事であれ家庭内の生活であれ、今まで考えつかなったところに知恵を絞って革新的な行動を施すことは大変、勇気がいることは間違いなのですが大事な事なのです。

人間の脳は毎日毎日、同じ作業の繰り返しを行っていれば確かにその作業のスピードアップには成果を見せることでしょう。

しかし、生産性向上という観点から見たら大きな後退ともいえるのです。

それは人間の脳が「慣れ」という事に安住してしまい「改善」を行う気持ちを起こさなくなってしまうからでしょう。

「創意工夫」はこれまで誰も考えつかなかったこと実践するからこそ意義があるのです。

例えその「創意工夫」が失敗だったとしてもそれを糧にして新たな「創意工夫」に着手する事が出来るからなのですよね。

答えを導くために様々なことを考えること


「創意工夫」とは「答えを導くために様々なことを考えること」です。

そう、創意工夫するために人間が何をやるのか?それが重要な事なのですが、そのために私たちがやらなければならなのは「考える」という行動ですよね。

この「考える」。

日常生活の中で果たしてどれくらいの頻度で暮らしているでしょうか?

今の私たちの身の周りを見渡せば不便なことはほとんどありません。

便利すぎて頭を使うところがなくなってき過ぎているくらいですよね。

ところがこれではいけないのです。

人間の脳は使わないとどんどん退化が進んでいきます。

では便利な今の時代にあってどうやったら答えを導き出すように様々な事を考えられるのか?

それには不便でもいいから掃除から始めることです。

自分でマニュアル的に実行してみていかに現状の電化製品が便利なのか。

しかし、逆に少数意見であってもいいのでこういった点を改善したらもっと掃除が行きと届くようになるのではないか?などという行動です。

答えを導き出すためには、まず自分が身をもって体験してみないと物事の本質が見えてきません。

創意工夫はそこからが出発点となるのですからね。

よりよくするために工夫すること

「創意工夫」とは「よりよくするために工夫すること」なのです。

とどのつまり、創意工夫は自分自身のためであるのです。

全ての事を工夫して昨日よりもよりよくしていけば明日からはもっと進歩した仕事なり、生活を送ることができるはずです。

全てはあなた自身がよりよい人生を送るための行動なのです。

よりよくしていくことで前進はあっても後退はありません。

この考え方があなたを人生の成功者へと繋いでいく発想になっていくのですよ。

創意工夫するために大切なこと

では、創意工夫するために大切なこととはどういったものなのでしょうか?それを以下にご紹介して参りましょう。

全部で3つあります。

試行錯誤をすること

創意工夫するために大切なことの1つ目は「試行錯誤をすること」です。

「試行錯誤」とは文字通り、とにかく試してみたり行動してみたりした結果、交錯したり誤ったりしながらもそれらを土台にして再び試していきより良い結果を導き出せるようにするための考え方です。

要するに一種のチャレンジ精神とでも呼べるものですね。

失敗を恐れず、また納得いかない結果が出ても諦めない姿勢。

これが求められるのです。

【試行錯誤については、こちらの記事もチェック!】

何度も試す執着心

また試行錯誤において大切なのは「何度でも試す執着心」を持っているかどうか、という事も重要になってきます。

どのような世界、仕事であっても新しい事に着手しようとしてたったの1回で完璧にやりこなせたりマスター出来たなら苦労はいりません。

大抵の場合、人間は失敗やミスを繰り返し、挫折感を味わったりするものです。

この時にその挫折でもう諦めてしまうか、「なにくそ!」精神でへこたれずにやり通せるかでその人の成長が大きく左右されてきます。

これは受験勉強にもいえる理屈でしょう。

受験勉強というものは長丁場です。

そうなるとどこかの段階でスランプに陥り勉強に達成感を感じられなくなり焦りが生じることになります。

この時に試行錯誤しながら自分にとって最もフィットする勉強法にたどり着けるかが重要です。

これが出来ないと結局、最後の最後までペースが掴めないようになってしまい、肝心の試験の時に実力を十二分に発揮できなくなっているかも分かりません。

そのためにも自分にとって最良の方法を見つけられるまで何度でも試すくらいの執着心が求められてくるのです。

簡単に諦めてしまうような淡白な気持ちでは1点で一喜一憂する受験の世界では敗者になってしまうでしょう。

試行錯誤するというのは成功を導き出すための重要なハウツーであるのです。

指示待ち人間にならないこと

創意工夫するために大切な事の2つ目は「指示待ち人間にならないこと」が挙げられます。

「創意工夫」の「創」は何もないところからモノを生産する作業のことです。

つまりお手本にするものも何もない状況であるのに自身の経験や知識・勘などを総動員して形を作っていく事をいいます。

それをやるための動機は、誰かから指示されて始めだすよりも自分の気持ちの中に興味・関心がある方が圧倒的に達成しやすいものなのです。

だから指示待ち人間に、より良きものやシステム・仕組み作りに期待できない理由がそこにあるのです。

彼らの頭の中はあまりにも受け身になり過ぎ感受性が鈍くなり過ぎてしまっているからです。

自分から動くことを意識すること

創意工夫の気持ちで何かに取り組むということは気持ちが受け身ではできません。

反対に常に気持ちが前向きでポジティブ思考に染まっている人間にとったら創意工夫が必要な取り組みはまさに水を得た魚のように生きいきノビノビとした行動力を発揮するでしょう。

ポジティブ思考の人は、行動規範の基本は「自分から動く」です。

つまり「能動的」なのです。

自分で疑問点を見つけ出し、どうやったらその疑問点の解消になるのか、考えつつすぐに行動します。

そして一度や二度くらい失敗してもすぐに気持ちを切り替えて次の行動に移せます。

まさに自ら仕事を生産している、創作しているという表現がぴったりはまる行動なのです。

指示を待っているだけの人間に、果たしてこのような行動力が身につくでしょうか?

「勝者」になれる人間は気持ちの構造自体が違うという事がいえそうですね。

逆境にも立ち向かう姿勢でいること

創意工夫するために大切な事の3つ目は「逆境にも立ち向かう姿勢でいること」です。

創意工夫は組織内の全ての人に受け入れられるとは限りません。

それまでの旧態依然とした業務マニュアルを一新させようとして張り切って着手しても必ずやその行いに真っ向から反対してきたり協力を拒否する人間は出てきます。

いわゆる既得権益にどっぷりと染まった層です。

こういった人たちは改革や核心を喜びません。

組織全体の事よりも自己の保身と権利を守る事に必死なのです。

よって創意工夫によって職場をより良き働き場に変えようとしても必ずや頓挫させられる状況がやってくるのです。

反対されることもある

組織というところは非常です。

いくら上司から自分にやりたいようにやってもいい、と言われてその組織に振るから在籍している人間は全員が必ずしも味方になってくれるとは限りません。

逆にあなたに反目してくる存在になる可能性も十分あります。

例えあなたの行いが会社にとって今後の大きな変革項目の改善になると分かっていても個々の人間を納得させるのは相当、骨の折れる作業となります。

人から反対されることがこれほど精神的に苦しい事なのかをこの時初めて知るかもしれませんね。

よってこのような逆境が訪れたとしても、それに屈することなく立ち向かっていけるかどうか。

この辺りが真の創意工夫になるかどうかの分岐点となるでしょう。

創意工夫するための10個の思考のコツ

それではここからは、創意工夫するための思考のコツを10個、ご紹介して参りましょう。

何事にも備えあれば患いなし、です。

あなたの創意工夫の意欲も準備が万端であれば結構、すんなり捗るものなのですよ。

1.今の状況を把握する

創意工夫するための思考のコツの最初の1つ目は「今の状況を把握する」です。

何事においても自分が取り組もうとする今の状況を的確に正確に把握しておかないと、その意欲は3日ともたず潰えてしまうでしょう。

それくらい状況把握というものは重要です。

孫子の兵法にもあります。

「敵を知り己を知れば百戦して負けることなし」と。

つまり相手の力を正確に把握し、且つこちらの戦力も緻密に分析する。

そうやって臨む戦いは負けるはずがない、という事なのです。

現状を細かく知る

とにかくむやみやたらに鉄砲を撃っても当たらないのが「創意工夫」の難しさ。

その難しさを少しでもイメージ通りに進めていくためにも自分を含む、周囲の状況把握を徹底して行う事は欠くべき事柄なのです。

そして把握していくためには細かく状況を調べ分析する事です。

例えば自分のみが関わる受験勉強のようなものであれば自分自身の徹底的な性格解剖や考え方、好き嫌い、こだわり方などとにかく細かく知るようにします。

それらを知っておけばこれからの勉強法の改善に大きく役に立つはずだからです。

問題は自分がある職場の責任者を任されて、その職場を一新させる場合です。

このケースでは必ずや対人関係が大きな障壁となって立ちはだかってきます。

しかし、いくら立ちはだかろうがこれらの人間をどうにか対処しない事には、あなたの創意工夫は結局何の効力も発揮できずに旧態依然の組織の波に飲まれて行く事でしょう。

どうやったら自分の思い描く「創意工夫」が行えるのか。

まずは周囲の突っ込んだ状況把握バッチリやっておく事からスタートするのです。

2.良いところと悪いところを書き出す

創意工夫するための思考のコツの2つ目は「良いところと悪いところを書きだす」です。

何事においてもまず問題点となるであろう事柄の良いところと悪いところを正確に且つ、客観的に知っておかないと、これから始める行動がぼやけてしまいます。

要は正しい目標作りするための情報収集というわけです。

冷静に客観的な視線で自分の置かれている環境や周囲の状況を見まわしてみる事です。

それだけで問題点が見えてくる

良いところと悪いところが揃ったなら、今度はそれら比較・分析する番です。

果たして自分が取り組もうとする事に対して、手をつけずともいいようないい事がどれくらいあるのか。

逆にこのまま放置していたらいけない事はどれくらいあるのか。

これらをじっくり分析するのです。

するとその事柄の問題点がくっきり浮かび上がってきます。

その問題点をこれからたたくなり改善していくわけです。

その問題点を発見するために良いところと悪いところを紙に書きだしてじっくり吟味・分析するのがこの段階での作業となるのです。