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ビジネスマナーとして社会人が最低限...(続き5)

丁寧語で間違える人はほとんどいませんが、謙譲語と尊敬語をごちゃごちゃにしてしまっている人は良くいますね。

尊敬語を謙譲語と間違って使っている場合にも問題がありますが、その反対もかなり問題になるでしょう。

相手に対して失礼のないように、自分をわざと低く言うというのが分からない人が多いようです。

また、そして組織的な問題で言うと、自分の属している組織全体を謙譲語で表現しなければいけないので、そこらへんが理解しにくいと思ってしまう人は少なくありません。

先ほどまでは尊敬語で話しかけていた上司の話を、取引先の前では謙譲語を使って表現しなければいけないということになれば、頭が混乱してしまっても仕方ありません。

ですが、混乱するのは最初の内だけです。

きちんと正しい知識を身に着けることができれば、そう言った混乱も起こらなくなっていくでしょう。

報連相の徹底

できる人、そしてビジネスマナーがしっかりしている人は、下っ端ではなくなったとしてもきちんと報連相をすることができます。

報連相とは、もちろん報告・連絡・相談のことです。

これは新人に対して、何かあったらすぐに報連相と言う使い方をされることが多いですが、絶対にビジネスの中では必要なことになります。

例え仕事に慣れてきたとしても、きちんとトラブルが大きくなる前に報連相の徹底をしなければいけません。

何かがあった場合にはそれを隠さずにきちんと報告すること、一緒に仕事をしている人がいるのならすぐに連絡をすること、そしてどのようにすれば良いのか相談をすることと言うのは、ある程度の年齢になっても忘れてはいけない義務です。

ビジネスマナーと言うよりは、会社で勤めている人間の常識ということもできるでしょう。

報連相を徹底している人とは仕事がしやすいということもあります。

最初はきちんと意識していたのに、だんだんとできなくなっているという人は、もう一度初心に帰って報連相を徹底することを忘れないようにしましょう。

謝罪は的確に

ビジネスの場でまったく失敗をしないという人はいないでしょう。

謝罪をする機会も絶対に一度はあるはずなのです。

特に、社会に入るまで謝罪をしたことがないという人は分からないかもしれませんが、謝罪の場でもビジネスマナーというものはあります。

まるで子供が謝っているように何に対してかも分からないまま「ゴメンナサイ」と言っているようでは、社会人としては呆れられるレベルになってしまっています。

謝罪をしなければいけないような場面においては、きちんと的確に何に対して謝っているのかをはっきりさせましょう。

「◯◯のことでご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と、相手に対して、自分の悪かったところを理解しているということを見せるのです。

また、できれば挽回策などを相手に説明することができると良いですね。

怒られて、泣きながら謝っているだけでは相手に誠意が伝わりません。

子どものような謝罪はビジネスの場では求められていないのです。

早ければ早いほど良い

謝罪をするのなら、早ければ早いほど良いでしょう。

謝罪をする前に時間をかけている必要はありません。

時間をかけるだけ事態は悪い方向に進んで行ってしまうかもしれません。

それは絶対に避けたいですよね。

何かミスをしたということに気づいたのなら、すぐに誠意を込めて謝って、良い方向に方向転換することができないのか相談した方が良いのではないでしょうか。

早いうちから謝ってしまうのは、自分で何もできないと言っているようで嫌だと感じる人もいるかもしれませんが、さらにひどい状態になってしまうのを見つめているよりはずっと良いはずです。

きちんと報連相をすること、と言うのは上述の通りですが、謝罪もきちんとすぐに行い、どのようにすれば挽回することができるのかということを確認した方が良いでしょう。

早いだけではどうしようもないと思う人もいるかもしれませんが、ただ手をこまねいてさらにひどい状態になっていくのを見ているよりはずっと良いはずです。

自分が恥ずかしいからと言う理由で謝罪を躊躇っているのは社会人としては失格ですね。

名刺交換

ビジネスマナーとしては、きちんと名刺交換をすることも大切でしょう。

自分がどこに所属しているどのような身分のものなのかを紹介するのが名刺になります。

学生のようにLINEを交換すればそれだけで自己紹介が済んでしまうというわけではありません。