初心者の場合には、慣れるまでの間はまず2番スパット(10枚目の板)を通して練習をすると良いでしょう。
慣れてくれば、自分でストライクを取りに行く立ち位置を決められるようになります。
スペアを出すコツ4:ストレートボールで狙う
ストレートボールは、ボールが横回転ではなく、縦方向に回転します。
そのためボールに余計なカーブがかかることなく、真っ直ぐに進んでいきます。
ボールが真っすぐに進むことで、ポケットに入ってもストライクにはなりにくいため、適度にピンを残して倒すことが出来ます。
そこで残ったピンを、先に挙げた「3-6-9システム」や、「2-4-6システム」で倒していけばスコアを伸ばしていくことが出来るでしょう。
ストレート以外の投げ方のコツ
ボールには、いくつかの投球方法があります。
先に挙げたストレートボールは、ボールに縦方向のみの回転が掛かるため、真っ直ぐにボールが転がっていきます。
周りを巻き込むことがない分も、ストライクは取り難いですが、代わりにそこからスピンを狙っていくことが出来ます。
その他にも、いくつかの投げ方があります。
その場の状況や、自分が狙っていきたいスコアの流れを考えながら、その都度自分に合ったボールの投げ方が出来れば、スコアはどんどん伸ばしていくことが出来ます。
初心者であっても、コツさえ掴めばさまざまな投球方法を覚えることは可能です。
この機会にぜひ知っておきましょう。
ストレート以外の投げ方のコツ1:フックボール
フックボールとは、投球されてからピンの近くまでは真っ直ぐにボールが進み、奥で急激にカーブしてピンを倒すという投球方法です。
急激な角度を付けるためには、ボールの進行方向に対して回転の角度を大きくつけながらさらに高回転を付ける必要があるため、難しいイメージがある人も多いでしょう。
ボールのスピードに関しては、レーンに塗られたオイルを利用すればそれなりのスピードを出すことが出来ます。
ですが、急角度を付けるためには、かなりの手首の強さと、それぞれの指を抜くタイミングが重要になってきます。
これは、テクニックが必要な投げ方になります。
親指を10時の方向にして投げる
フックボールを投げるためには、構えの時から手首以外は固定して、動かさないようにします。
構える時に親指を10時の方向に向けるようにしたら、そこから投球時までそのままの状態で投げましょう。
投げる時にも手首を捻ったりせずに、腕はあくまでも真っすぐの状態で投球します。
レーンのオイルを利用すれば、さほど力を込めなくてもスピードに乗せられるようになります。
横回転の威力を上げる投げ方
フックボールはピンの手前で急激に角度を変えますが、その際に横回転の威力を上げてピンを倒しやすくする方法もあります。
構えから投球の間まで、親指の位置を10時ではなく12時方向にセットしておきます。
そのまま投球し、親指を抜きながら10時の方向へと動かしていくことで、ボールの横回転にさらに威力が加わります。
中々にテクニックの必要な投げ方になります。
威力を上げたい場合には何度も練習を繰り返す必要がありますが、身についてしまえば高い破壊力でピンを倒すことが出来ます。
ストレート以外の投げ方のコツ2:バックアップボール
バックアップボールは、自分の投げたい方向にボールが曲がっていく投球方法です。
ボーリングではあまり見かけることのない投げ方ですが、手首の弱い人や女性に多い投げ方でもあります。
とはいえ、きちんと正しい投げ方を覚えないと、手首や腕を痛めてしまうこともあります。
バックアップボールのスタイルを覚えるならしっかりと正しい覚え方をしましょう。
親指を2時の方向にして投げる
バックアップボールでは、親指を2時の方向に固定します。
その状態のままでボールを投げることによって、フックボールとは逆の回転がボールにかかり、レーンの右方向にボールが曲がって転がっていくことになります。