反面、他にも飲みに来ている人が多いのでお店が混んでいたり、団体客がいてうるさくて楽しめなかったりする可能性もあります。
幹事の人は注意が必要かもしれません。
お店が混んでいると店員さんも忙しく、飲み物や食べ物を注文してもいつもより出て来るのに時間がかかることもあります。
お店を予約しておかないと入れないこともあります。
一次会はともかく二次会以降のお店は探すのが大変、ということもありえるでしょう。
会社の飲み会
会社の飲み会の予定が入りやすいのは、ノー残業デーが設定されている会社が多い水曜日か、明日がお休みの金曜日なのではないでしょうか。
定時で仕事を終えてさっさと飲み会が始められる水曜日もよいですが、やはり明日休みだと思うと気持ちも焦らないので、金曜日の飲み会は盛り上がりやすいでしょう。
どうせ会費も取られてお酒を飲みに行くのだから、普段は行かないお店でじっくりとお酒を飲みたいと考える人も多いです。
土曜日が休みの会社なら、やっぱり金曜日だと安心ですよね。
ただ、そうは言っても人によっては、金曜日に会社の飲み会が入るのは避けたいというケースも多いようです。
週の始まりである月曜日に続いて、月曜日が会社の飲み会の予定を入れたくない曜日に上がっているというアンケート結果もあるようですよ。
プライベートを大事にしている人にとっては、明日はお休みという金曜日の開放感と夜の時間はプライベートのことに使いたいもの。
せっかくの金曜日を仕事先の人と一緒に飲みたくもないお酒を飲むのに使ってしまってはうんざりしてしまいます。
明日は休みだからこそ早く帰りたいですよね。
その他、金曜日だとみんながテンションが上がりすぎて羽目をはずして盛り上がりすぎるのが嫌だから、金曜日に飲み会を入れたくないという意見もあるようです。
明日は休みだからと無茶なお酒の飲み方をして酔いつぶれたり、飲みすぎて絡み酒をしたり、セクシャル・ハラスメントも発生しやすくなります。
そんなことになるくらいなら別の曜日の方がまだ「明日もあるから」と歯止めが聞くというのです。
確かに金曜日だからこそ飲み会が激しくなって、いつまでも解散せずにだらだらと続いてしまって帰りにくいなんてこともありますよね。
はしご酒
はしご酒とは、お店を変えてお酒を飲み続けることを言います。
はしごの段を一段一段登るように、ひとつのお店でじっくり飲み、次のなじみのお店に行ってはまた飲み、ある程度時間がたったらまた次のお店へ、という飲み方をすることです。
明日の仕事のことを考えなくていいので、お酒を飲みに行く、という人は多いようです。
お酒が好きで普段から飲んでいる人でも、「明日は朝早いから」「仕事が忙しいから」と量をセーブしていた、という人も、明日がお休みの金曜日なら羽目をはずしやすいですね。
一軒とは言わず二軒、三軒と、好きなお店を回ってはしご酒をするというのも楽しいでしょう。
ちなみに英語では、はしご酒のことをpubcrawl(パブ・クロール)やbar-hopping(バー・ホッピング)と言います。
お酒を出すお店をあちこちに泳ぎ回ったり、飛び回ったりするイメージなんです。
お国柄がでて面白いですね。
クラブでのダンス
クラブ遊びをする人にとっても、花の金曜日は羽目を外して遊べる日なのではないでしょうか。
クラブではお酒を飲み、踊って楽しむことがメインになります。
踊ると言ってもそう難しいことではありません。
社交界のダンスのようにフリやルールがあるわけではなく、かかっている音楽にのってそれぞれが楽しめばいいだけです。
単に飛び跳ねたり身体を動かしてリズムをとったりするだけでも十分ダンスになります。
照明も暗くて音楽も軽快なものが大きな音で鳴り響いています。
アルコールも入れば余計にテンションが上がってついつい身体を動かしたくもなるはず。
好きな音楽を大音量で聞きながらめちゃくちゃにでも身体を動かしていれば、ストレス解消にもなります。
そんなクラブでの遊びも、やはり盛り上がるのはお休みの前日。
金曜日や土曜日が盛り上がるそうです。
平日は人が少なく盛り上がりが少ないので、試しに行くのには向いているかもしれませんね。