みんなの中で一緒に過ごしていたり仕事をしているのですが、時々置いて行かれることがあります。
例えば、仕事仲間の全員が来週の月曜日に報告書を出す予定になっていたのです。
それが急に一週間早く出すことに変更になり、回覧とか掲示板で告知されます。
しかし、考える力がない人は理解できないで、提出が遅れてしまうのです。
掲示板とか回覧を見過ごすこともあるのですが、仲間が慌てて報告書を作成している様子も見ているはずなのです。
そんな様子を見た時に、「あれッ?」と不思議に思わなかったり、ちょっと仲間に聞いて情報確認するということもやらないのです。
そこまで考える力がないということです。
問題を素早く解決して、仕事もドンドン進めていける人は、単に頭が良いとか知識や経験が豊富だというだけでなく、普段からよく考えているからです。
つまり、起こりそうな問題については、その予兆を知るためにいろいろと既に手を打っているのです。
問題の予兆が分かる立場の人に、その時にはいち早く自分に連絡してくれるように、上手く話しをつけているのです。
だから、問題が発覚しそうになった時に、いち早く善後策を打つことができるのです。
問題の発生を抑えたり、既に対策を講じているのです。
だから、仕事が早く進むのです。
要するに、先の先まで考える力と行動力を持っているためです。
考える力がない人は、先まで読むことができなくて、行き当たりばったりで対応してしまうからです。
後手後手に回ってしまうのです。
周りの人からは、「もっと早く準備しておけよ!」と冷たい視線を浴びることにもなるのです。
考える力がない人は損をしている
商売人にとっては、考える力がなくては上手く商売ができません。
生鮮食料品のスーパーでは、寒くなってくると鍋料理の材料が売れ始めます。
寒くなって家庭で鍋料理を囲む時期は、具体的にいつ頃からなのかを、長期の天気予報と自分の勘で判断するのです。
その時期に合わせて、店頭にその材料を豊富に並べることができるように考えるのです。
農家と卸の動向や仕入価格の推移も普段から観察して、損をしないように考えながら判断するのです。
お客さんの需要が増えるころに慌てて発注しても、仕入価格が上がってしまったり品薄になっていたりして、思うような利益が得られないのです。
もしもみんなが欲しがっている品物が無くなると、他店にお客様が流れるので困ります。
そこで、仕方なく仕入価格が高くなった商品を仕入れて、他店と同じような安い価格で売ると、逆ザヤになってしまいたちまち赤字に転落するのです。
これは一例ですが、商売では良い品物をいかに安く仕入れて高く売るかということです。
これは基本のことですが、これを行うにはしっかりとした考える力が必要なのです。
主婦の立場で、ものを買う時にも同じことが言えるのです。
品質の良い品物を、いかに安く買うかが主婦の腕前です。
そこには、欲しいものをいつ買えば最適なのかを考える力が必要です。
主婦も企業の仕入担当も、買いたいものをどの時期にどこからどのように買えば良いのかを考える力が損得を分けるのです。
ボーっとして何も考えずに、目の前のものしか買わない人は、長い目で見れば大きな損をしていることになるのです。
️考える力がない人の14個の特徴
できるだけ考える力を伸ばしたいと思っているのですが、逆に考える力がない人はどのような特徴があるのでしょうか。
考える力がない人の特徴1:なんでも人に聞く
新しく入社した社員が、仕事のこと以外でも何でも聞いてくる時があります。
新入社員だから仕方がないと思って、いろいろと教えてあげるのです。
しかし、その新人はいつになっても、何でも人に聞く性格だと分かってきました。
自分で考えるという思考力が無いのか、人に頼ることが習慣になっているのかは分かりませんが、自分で考えない人が増えてきたようです。