認知症と言うまでもないのですが、簡単な足し算や引き算も、つい計算機を使ってしまうのです。
計算機がなければ、近くの紙に書いて計算するのです。
複雑な計算では、計算機で何回も繰り返して答えを出すのです。
計算機がおかしいのではと疑ったりもします。
計算が苦手な主婦は、オレンジやリンゴなどで、バラ売りと袋売りのどちらが安いかと比較する時には、必ず計算機を使って1個当たりの単価を計算してから判断します。
計算する時間がない時には、「特別割引」とか「格安商品」という張り紙を見て決めるそうです。
ともかく、計算が苦手なのです。
考える力がない人の特徴5:損得感情が薄い
考える力がある人は、会社では成果を上げて認めてもらい、出世することを熱望しています。
また、考える力をフルに働かせて起業し、自分で会社を起ち上げる人もいます。
会社勤めでは、社長や上司の信頼を得ようと常に考えています。
個人で会社を経営すると、信頼してくれる得意先をたくさん見つけたいと考えます。
考える力があると、仕事を成功させてお金儲けをしたいと思います。
すると、どの人と仲良くして行けばよいか、どの人の意見が正しいのかなど、自分に取って有益な人間関係を模索します。
つまり、そこには損得感情が働くのです。
もっと仕事を広げたい、新しいことにチャレンジしたいと前向きに考えるのです。
この時に、考える力が役に立つのです。
しかし、考える力がない人は、自分の成長にはあまりこだわりません。
自分に欠けているものを補って、もっと成長しようとかもっと有益なことをしようという欲がないのです。
成り行きに任せて、流されるままに動いていくのも平気なのです。
損得勘定は薄くて、損をすることにも抵抗も無くなるのです。
周りの抜け目のない人に、良いところを盗まれてしまうのです。
それにも気が付かないのが考える力がない人なのです。
考える力がない人の特徴6:非効率的に動く
考える力がない人は、自分を客観的に見つめることもできないのです。
自分は今どのような状態で、どのような位置にいるのかが分かっていないのです。
今までに経験したことがあると、それに基づいて考えます。
しかし、一度も経験したことがなければ、お手上げになるのです。
周りの誰かに尋ねてからしか、行動に移らないのです。
だから、時間がかかってしまい効率もスピードも遅くなるのです。
迷路に迷い込んだ子供のように、思考錯誤を繰り返しながらしか前進できない性格なのです。
同じような失敗を繰り返して、学習意欲もないのです。
それでも平気なところが、考える力がない人の特徴でもあります。
思い切って新しいことにチャレンジしたり、新しいアイデアを考えることをしない理由は、単に失敗することを怖がっているためです。
何事にも神経質で怖がりなので、いつもと違うことができないのです。
だから、分かっていることだけを信じて動くので、どうしても効率的な方法や行動が取れないのです。
考える力がない人は、非効率的にしか動けないのです。
考える力がない人の特徴7:人の気持ちを考えられない
考える力がない人は、先を読むことが苦手と言いました。
今やっている仕事は、このまま進んで行くと周りの状況が変わるので、こんな問題が起こりそうだとか、良い結果が得られないなどの見通しを立てることができないのです。