一週間も過ごしていたら、もう分かっているはずだと思うようなことも、堂々と聞いてくるのです。
普通なら、同じようなことを、何回も聞くこと自体が恥ずかしく感じるものです。
みんなからは「鈍くさい奴だ」と言われているのですが、考える力がない人は平気なのです。
そして、特徴的なことは指示したことしかできないということです。
「取引先からの資料が届いているから見てきてくれ」と、自分達の部署の郵便受けを見に行かせても、指示した取引先の郵便だけを持ってくるのです。
そこで、「他にも郵便物は届いていなかったか?」と別の人間が尋ねたら、「気が付きませんでした」との回答です。
他にも郵便物が入っていたら、当然一緒に持ってくるだろうと思うのです。
ですが、考える力がない人は指示がなければ行動しないのです。
何でも人に聞くか指示がないと行動しない特徴があります。
考える力がない人の特徴2:先を見て行動できない
考える力がない人の特徴に、先を見ることができないという特徴があります。
何かに対して行動する時は、目の前に起こっている出来事を見てから考えて行動するのです。
前もって対応を考えておくという余裕はありません。
急かされるようにして行動を起こす場合が多いのです。
簡単なことはすぐに対応できます。
しかし、少し複雑なことや事前の準備が必要なことは後手に回ってしまうのです。
後手に回れば、上手く行くはずがありません。
無駄なことを実行してしまったり、ミスや失敗が増えて生きます。
すると、それに呼応するように、難しい問題に展開することが多くなるのです。
先を見ることができないということは、計画的に行動できないということでもあります。
例えば、あと1週間待てば新型のスマホが入荷できるという声にも関わらず、割引になっていると言って旧型のスマホを安く購入して喜んでいた人が、やはり新型の方が機能が良いとボヤくことになりました。
もう少し先を見て辛抱しておけば良かったのに、と仲間から笑われることになったのです。
目先のことにこだわって、先を見て我慢できなかったことは、考える力がない人の特徴です。
考える力がない人の特徴3:うっかりミスが多い
考える力がない人は、頭の中を整理することが苦手なようです。
自分の部屋が散らかっていても平気な人は、整理することができない性格でもあるのです。
何かを探そうとすると、整頓ができていないので、どこにあるのか分からずに探し出すのに時間がかかってしまいます。
余計なものも、捨てきれずに置いておくので、どんどん溜まっていきます。
捨てるという勇気がないので、いつまでもそのままなのです。
こういう現象は頭の中でも同じことで、余計な出来事や大事な出来事も一緒に記憶しているのです。
余計なことまで、記憶させておくためです。
記憶する時に選択して記憶しておくという考える力がないので、目の前の出来事も全て記憶させてしまいます。
最初から、必要性の低い出来事は捨てればよいのです。
ですが、その選択を考えることができないのです。
すると、余計な記憶に振り回されたり、大事なことを忘れてしまったりと、チグハグな認識になってしまうのです。
そして、大事な時に重大な記憶が飛んでしまい、うっかりミスを引き起こすのです。
うっかりだけでなく、まったく異なる答えを用意してしまって、問題がさらに複雑になってしまうという結末になるのです。
考える力がない人というのは、まったく別のことを考えていたり、そのことに集中できなかったりで、うっかりミスを起こすことが多いのです。
考える力がない人の特徴4:計算が苦手
考える力がない人は、計算が苦手で暗算もうまくできないのです。