理屈っぽい人のハートのなかには、あまりにも結果にこだわるよりも、やれるだけのことを努力してきた、という満足感こそたいせつだと思っているのでしょうか。
それに、結果だけで評価するのは、短絡的だとも考え、仮に不器用でも頑張る人でありたいという願望があるのかもしれません。
言い回しがややこしい
理屈っぽい人は、その話のなかで、「言い回し」がややこしい、といわれます。
それはなぜでしょうか。
理屈っぽい人は、論理的に話の筋を通そうとします。
話を論理的にすすめるためには、複数の話の接続詞を適切にもちいなければなりません。
たとえば、「そもそも」とか、「もちろん」、「いわゆる」、「要するに」などの品詞を多く使用します。
そうすると、それだけ、「言い回し」が増え、話がややしこくなりましょう。
理屈っぽい人の性格も知ろう!
すると、理屈っぽい人とは、どのような性格なのか、気になりませんか。
理屈っぽい人の性格も確かめましょう。
筋を通したがる
理屈っぽい人は、なによりも筋を通したがります。
筋の通る論理的な思考の持ち主だからです。
お近くに筋を通したがる人はみまれませんか。
筋を通したがる人は、性格が几帳面ですから、約束はきちんと守りますし、借りたは必ず返しますから、安心できます。
しかし、その反面、あまりにも律儀(りちぎ)で誠実ですと、付き合いにくい感じにもなります。
職場の上司が、このタイプですと、部下の苦労が察せられます。
近隣に、このタイプの人がいるときは、相手を尊敬する振りをして、柔らかい応対をされるようおすすめします。
独善的
理屈っぽい人には、独善的な性格がみられます。
理屈っぽい人は、じぶんが正しいと思い、自信に満ち溢れていますから、じふんの主張しか認めない独善的な態度になりがちです。
じぶんの発想しか認めない自己中心主義の価値観ですから、生き方についての自己中心的な考えが日常生活のエリアでも独善的な態度になってしまうわけです。
じぶんが正しいと思い込んでいますから、ときには、周りの意見に反発して、攻撃的になってしまいます。
じぶんの価値観に反する周りの状況に直面すると、じぶんに従わせようと周りに対して攻撃的なアクションをとります。
職場で部長、課長、係長など管理職にある人が、独善的な性格のケースでは、職場に弊害をおよぼす危険が指摘されます。
部下がある案件について、素敵なアイデアを提案しようとしても、その正論に対する独善的な上司の反論を怖れて提案を控えてしまいます。
これでは、進展ができません。
ですから、管理職のポジションに座っている人には、あまりにも独善的にならないようおすすめします。
好き嫌いの幅が広い
理屈っぽい人には、好き嫌いの幅が広い傾向があります。
じぶんが正しいと考え、自信を持っていますから、じぶんの好き嫌いを明確にしようとします。
ですから、「好きか嫌いかのポジション」を明確にしていない周りを軽蔑してしまう傾向がみられます。
自己中心的な価値観から、じぶんの好き嫌いを強調してしまいます。
たとえば、会社の取締役会で、経営戦略の議論をしているケースで、じぶんの戦略の正当背を強調するあまり、周りの戦略の長所を見逃してしまいます。
おなじような弊害は、国会の委員会にいても想定されます。
じぶんの好き嫌いまでを周りに押し付けるのは、おすすめできません。
独立することに恐れがない
理屈っぽい人は、じぶんが新たなエリアに独立することを怖れません。