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「敬称略」の正しい使い方は?メール...(続き4)

️敬称略が使われる場面

敬称略という言葉の豆知識について触れていきましたが、ここからは敬称略が使われる場面についていくつかご紹介していきたいと思います。

それなりにビジネスを経験がある方については敬称略が用いられる場面は把握していると思います。

しかしながら、まだ年齢的に幼い方や、社会人としての経験がない方に関しては敬称略が使われる場面を想像することが難しいかもしれません。

そこで、敬称略という言葉をさらに知識として深めていただくために敬称略が使われる適切な場面をいくつかご紹介していきます。

敬称略が用いられる場面を想像することができない方は、どのような場面で敬称略が用いられるのかということを正しく知識として身につけておきましょう。

式典

まず初めにご紹介する敬称略が使われる場面としては「式典」が挙げられます。

なぜ式典に敬称略という言葉が使われるのかと考えると、式典にはたくさんの出席者が訪れる可能性が高いからです。

たくさんの人が訪れるということは、もしもその式典で出席者の名前が読み上げられたりする際には敬称をつけていると時間が長くなる可能性もあります。

なので、時間短縮という意味も含めて式典などに関しては敬称略などが用いられる可能性が高いのです。

もちろん時と場合によって大きく変化する可能性はあり、読み上げる名前が少ない場合であったり、そもそも出席者が少ない式典などに関してはその必要性もありません。

その時の状況次第で用いられるかどうかということは変化しますが、一般的に用いられるシチュエーションの一つとしては式典で用いられるということを覚えてください。

祝電

次にご紹介する敬称略が使われる場面としては「祝電」が挙げられます。

祝電とは何かと問われると祝電とは「祝いの気持ちを述べた電報」のことです。

例えば結婚祝い出産祝いなどでお祝いのメッセージなどを送ったりするときに用いられるような言葉として知られています。

このような場面に関しても敬称略が用いられたりする可能性があり、敬称略を用いる場合に関しては事前に敬称略を用いるということを述べた上で行っています。

たくさんの祝電などが集まってしまっている場合に関してはあらかじめ経常利益を宣言して敬称をつけないで時間短縮、読みやすさなどを考慮されていると覚えてください。

このような様々な場面で敬称略は用いられている非常に利便性の高い言葉でもあります。

議事録

次にご紹介する敬称略が使われる場面としては「議事録」が挙げられます。

議事録とは「合議体における会議の内容全て正確に記録した文書」のことを意味しており、ビジネスの場面においては作成されることが多い存在です。

どのようなものかと言いますと、社内会議などを行った時の忘備録や記録を残す役割を持っており、報告書や納品物という意味での様々な役割を持っている存在にもなります。

どのような内容話していたのかということなのを忘れないために作成したりするということもあり、ビジネスの芯においては非常に重要性が高い存在です。

議事録に関しては話した内容などを全て事細かく作成するようになりますので、当然ながら敬称などをつけていると相当な長さになってしまいます。

なので敬称略などを用いて作成しやすくしたり、読みやすくしたりするような工夫を用いられる場合が多いので、敬称略を行う場面に該当するということです。

️敬称略を使うときの注意点

敬称略が使われる場面についていくつかご紹介していきましたが、ここからは敬称略を使うときに気をつけなければいけない注意点についてご紹介していきます。

敬称略という言葉に関しては相手に対する礼儀に大きく関わる言葉でもありますので、使い方を間違ってしまうと時と場合によっては大きな事態に発展する危険があります。

そもそもビジネスマナーの一つとして身につけておかなければいけない知識にもなりますので、正しい使い方をできるようにしておかなければいけません。

なので、敬称略という言葉をこれまで知らなかった、もしくは具体的な意味が分からなかった方は注意点などについてもよく確認しておくようにしてください。

社会人になれば様々な場面で敬称略という言葉を用いる場面が生まれますので、正しく扱えるようにし、失礼がないように心がけておきましょう。

社内の人には使わないようにする

敬称略を使う時の注意点として「社内の人には使わないようにする」ということが挙げられます。

これはどういうことかと言いますと、そもそも敬称略という言葉を使う時の目的について正しく認識をしておけばそれほど難しくはないことだと思います。

敬称略を使う上での主な目的としては「文章などを見やすくする、人名の羅列を読みやすくする」という意味が存在しています。

それを踏まえて考えてみると、一般的に社内文書に関しては内容が短かったり記載する人数が少ない可能性が高いです。

つまり、社内文書なのに関しては大抵の場合敬称略を使う必要性はあまりないと考えることができます。

なので、社内の人間に対しては敬称略などを使ったりすることは極力になくすようにする必要性があります。