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「敬称略」の正しい使い方は?メール...(続き5)

きちんと相手に対する敬称、つまり役職名などをしっかりと明示したうえで記載をする必要性があるということになります。

なので、社内文書などを作成したりする時には十分にこの点に注意した上で文章を作成するようにしなければいけません。

ちなみにメールなどを社内で行う場合も敬称略は基本的には行いません。
たとえ同じ会社の人間だったとしても呼び捨てでメールに文章を記載したりするようなことがありません。

きちんと相手の役職をつけて連絡をする必要性があります。

しかしながら、社内の雰囲気が相手との距離感などによってはさんなどの簡略化された敬称でも問題はないと思いますので、その点には注意をして作成するようにしてください。

役職順に並べる

敬称略を使う時の注意点として「役職順に並べる」ということが挙げられます。

これはどういうことかと言いますと、一般的に考えて名簿などを作成したりする際には当然順番としては役職が高い順番に名前が連なる場合がほとんどです。

つまり、名簿の一番上の部分にその会社の一番地位が高い人間の名前が来て、そこからだんだん役職順に名前が記載されるようになるということです。

敬称略という言葉を使っておけば役職順もバラバラで良いと考えてる方がいますが、それは残念ながら間違いです。

仮に役職など関係なく名簿に名前を記載する際には必ず順不同という言葉を用いる必要性があります。

敬称略という言葉と順不同という言葉がセットで用いられたりすることも多いので、この点が曖昧になってしまいやすくなりますので必ず注意をしておかなければいけません。

また、仮に社外の人間も含めた名簿を作成したりするようなことがあるならば社外の人間が一番上の順番に名前がくるように記載をしなければいけません。

このように名簿を作成する際には細かい決まりや配慮などを行う必要性があります。

様々なことを覚えたりするのは難しいと思いますが、一般的なビジネスマナーの一つに該当しますので、必ず役職順に並べる、しないならば順不同が必要という事を覚えてください。

必ず敬称略を添える

敬称略を使う時の注意点として「必ず敬称略を添える」ということが挙げられます。

これはどういうことかと言いますと、名簿などを作成する際に敬称略という言葉を添え忘れてしまうということを注意しなければいけないということです。

敬称略という言葉に関しては先ほどもお伝えした通り、あえて敬称を略させていただくという気持ちが込められている言葉です。

この言葉があるからこそ、相手に対する敬称をつけなくても問題がないという風に扱われています。

しかし、敬称略という言葉が添えられていない場合、完全に相手に対して失礼な行いをしてしまっているということになります。

なので、書類を作成したりするときに敬称略という言葉を添え忘れてしまったとなると、大変な失礼な行為に該当してしまい、ビジネスにおいて大きな失敗になりえます。

なので、敬称略という言葉を使う際の注意点としては必ず敬称略という言葉を記載し忘れないようにしなければいけないということになります。

使用する場面を考える

敬称略を使う時の注意点として「使用する場面を考える」ということが挙げられます。

これはどういうことかと言いますと、敬称略を用いる場面を間違わないということに注意をするということです。

敬称略を用いる場合は先ほどお伝えした通りですが、人によっては敬称略を相手との会話の中で用いるものだと勘違いしてしまっている人も存在します。

しかしながら、敬称略に関しては相手との通常会話の中で用いたりするような行いではありません。

もしも通常会話の中で敬称略を用いてしまうのであればそれは相手の名前を呼び捨てにしてしまうという行為と全く等しい行動になってしまいます。

結果的にそれは相手に対する礼儀がなっていない行動になりますので、ただ単に相手に対して失礼な言動をしてしまっているだけになります。

なので、敬称略に関してはきちんとどの場面で使用するべき言葉なのかということをよく理解しておく必要性があります。

ちょっとしたボタンの掛け違いで大きな問題に発展してしまう可能性がある存在にもなりますので、十分注意をした上で使用するようにしましょう。

️ビジネスマナーとして敬称略の使い方を覚えておこう

今回は敬称略という言葉をテーマにして、敬称略という言葉の意味や具体的な使い方などについてご紹介していきました。

敬称略という言葉はビジネスマナーにおいて非常に重要な意味があり、社会人にとって重要性の高い存在になります。

もしも敬称略という言葉の意味や使い方などを知らなかった方は、この機会に敬称略という言葉を理解し、知識として身に着けてみてください。

必ず将来的に役に立つ知識になりますし、社会人になると必須の知識なので、適切な使い方なども覚えておきましょう。