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反骨心とはどういう意味?8個の特徴...(続き2)

反骨心の使い方の1つ目は「反骨心が生まれる」です。

この使い方はそこそこよく見聞きする使い方でしょう。

親子関係であっても師弟関係であっても会社や組織内であっても普通に使える言い方です。

例えば、親子関係の場合であったとして、それまで小さい頃から親の躾や言いつけをしっかり守っていた子供が、ある年齢を境にして急に親に対して反抗的になってくることがあります。

この場合、親の言う事にただ意味もなく逆らっているだけでは「反骨心が生まれる」とは言いにくいのですよね。

その為の何か根拠がいるのです。

親がこれまで自分を躾けたり指導してきた論理に決定的な誤りがある事にある日気づいた。

その事をもってこちらも冷静に且つ客観的に見据えて、自分の主張する方の行動撮っているのなら、これは正しく「反骨心が生まれた」と言えるでしょうね。

ただ、親の方から見れば息子や娘がどういうものの考え方に触発されて言う事を聞かなくなったのか、それは関係なく、ただ親に対して反抗する態度を見せつけられるだけでも「反骨心」と見る向きもあるでしょう。

ただ「反骨心」というのは信念に貫かれて湧き上がってくるものです。

この場合はやはり「正義か悪か」といった物事の正邪論に立った場合の味方の方が相応しい見方になるでしょうね。

反骨心をあおる

反骨心の使い方の2つ目は「反骨心をあおる」です。

「あおる」というのは「けしかける」とか「火に油を注ぐ」といったようなそれまで大人しかった相手や静かにしていた状況を一変させ、怒りや憤り起こさせるような言動を投げかけて、相手をカッカさせるやり方、といった意味になるでしょうか。

例えば、「表だってはいい子を演じていた部下に対して、プライドをけなすような言葉を投げつけて、その人の反骨心が沸き起こるよう、わざと煽った」といった言い方が参考になるかもしれませんね。

反骨心をあおるような行動は、その人の隠れた才能や能力を早く発揮させたいと願う上司やチームリーダーの計らいでわざとそういった相手のプライドを傷つけるような言葉を投げかけて本性を目覚めさせる場合と、自ら自我に目覚めて自分の反骨心に気付くケースとがあります。

いずれも相手をあおるような言動が元になってきますので、言葉遣いには気をつけたいものですね。

敵に回したくない人物が、ひょんなことから自分の反骨心に気付いてしまったら体制側としては後々、厄介な仕事が増えるだけですからね。

反骨心が強い

反骨心の使い方の3つ目は「反骨心が強い」です。

反骨心という言葉は、その人の人柄や気構えが常人以上のものを備えていて且つ、専門知識や能力に長けている人に限って使用されるべきものです。

そうではない、平たく言えばレベル的に水準の低い人に対しては「反骨心」などという言葉は恐れ多くて使えません。

そのような人に対してはせいぜい、「反抗」か「愚痴・文句」といった見なされ方が関の山でしょう。

よって「反骨心が強い」と言われる人というのは相当な実力者の場合でないとなかなか使えない言葉なのです。

一般的には「あの人は反骨心が強いね」などと言う言い方が多いでしょうか。

良い悪いは別にして、一種の相手に対する敬意というか尊敬の念が滲み出る表現であるとも言えますよね。

ただ、だからと言ってやり方を間違えてしまうと組織の力で埋没されてしまう可能性もあります。

反骨の精神、大いに結構ですが自らが属する組織にはあまり歯向かわない方が己の身の安全にはいいと思いますよ。

反骨心が強い人の8個の特徴

では次に参りましょう。

次は「反骨心が強い人の特徴」です。

世の中、誰でも彼でも皆が反骨心旺盛な訳ではありません。

組織にはその他にも大勢の別のタイプの人が存在しています。

中には物凄く従順で大人しい人もいますし、日和見主義の人もいます。

気が弱くてお人よしの人もいるでしょう。

反骨心が強い人は一見しただけでは全く識別が不能なのです。

普段は牙を隠していますからね。

しかし、何かの時にフッとその片鱗を垣間見ることになります。

その判断基準となる特徴を今から挙げていきましょう。

全部で8個のご紹介です。