職場や交友関係も限られてきますし、日常生活が苦痛になることもあるでしょう。
しかし、今は女性がとても活躍しやすい世の中になりつつあります。
仕事や住居、コミュニティなど女性のみのところも多いです。
代表的な例で言えば、女性専用車両や女性専用アパートなどでしょうか。
このような男女をしっかりと分けた施設等も充実してきているので、悩まれている方は一度そちらも確認してみてください。
ある特定の人にだけ恐怖を感じる
男性恐怖症といっても、ある特定の人だけに恐怖を感じる方もいます。
例えば、仕事で言えば先輩、後輩、上司、同僚など、特定の人々だけに不安を感じるパターンもあるのです。
この場合は、大抵が自身が男性恐怖症になった原因の男性と同じ職業の人、同じ名前の人、顔が似てる人などその男性を彷彿とさせる男性が対象となるようです。
自分では誰に対して恐怖感を抱くから関わってみないとわからないかもしれません。
また、本人が一番、トラウマの男性と他の人は違うということを理解しています。
ですが、どうにもできないのが男性恐怖症です。
相手が特定されているのであれば、無理にその男性たちと関わらずに楽にいれる人間関係を築いていってください。
同じジャンルの男性に恐怖を感じる
特定の男性に限った症状であれば、職業や名前などの区切りではなく、同じような性格を持った男性のみに恐怖を感じる人もいます。
比較的多いのは、オラオラしているような少し強引なタイプの男性や、女性のことを女として見てくるような男性に対して不安感を持つパターンです。
単に好きではないというのと男性恐怖症は違いますが、苦手という意識から男性恐怖症に発展することは多いにあります。
自分がどのような男性に苦手意識を持つのか、またそれでも無理して必死に関わろうとしていないか考えてみてください。
自分を守るためにも、自分の症状をしっかり理解するようにしましょう。
男性恐怖症の5個の理由
男性恐怖症の発症パターンが様々であることは、分かっていただけたかと思います。
では、男性恐怖症になってしまう原因とは一体なんなのでしょうか?
これも、他の恐怖症同様色々な理由があります。
ここでは、代表的な男性恐怖症の原因5つを挙げてみたいと思います。
男性恐怖症の方は、思い当たるものがあるかもしれません。
男性恐怖症の理由1:人見知りな性格
人見知りな性格が、男性恐怖症へ発展してしまう可能性があります。
人見知りをしてしまう人は、新しい環境や初めての人に会うと、極度に緊張してしまったり嫌われないかと不安を感じたりします。
このような性格は、大人になるにつれて徐々に克服する場合が多いです。
なぜかと言うと、小中高と環境の変化を繰り返し体験し、大学になるとアルバイトや仕事で多くの人に関わる機会も増えます。
そして、社会人になれば新規の客など初対面の人とも毎日のように接することとなります。
そのような環境の中で人見知りとは克服されていくものですが、この性格が男性に対してのみ克服できない場合があります。
そのような場合、結果的に男性恐怖症という症状として判断されるのです。
極度に緊張する、不安を感じるなどは、先に述べた男性恐怖症の症状によく似ていますよね。
人見知りを拗らせてしまうと、このような対人恐怖症に陥る場合もあるということです。
できるだけ多くの人と関わっていれば、徐々に人にも慣れ緊張することはなくなっていきます。
ご自身のペースで試してみてください。
男性恐怖症の理由2:劣等感が強い
人見知りの人に割と共通している特徴として、劣等感が強いというのが挙げられます。
劣等感というものは、小さい頃に親から出来が悪いと叱られてきた、いつも人より悪い成績を取っていた、人より容姿が劣っていると思ってきたなど様々な原因から人の心に根付きます。