近年、「男性恐怖症」に陥る女性が増えています。
「男性恐怖症」という言葉はよく耳にはするけれど、実際どのようなものか知らないという方は多いのではないでしょうか?
最近ニュースで物騒な事件や道徳に反した出来事などが連日報道されていますよね。
連続殺人事件やパワハラによる自殺、人間関係のトラブルや突然の経営破綻など、、そんな人々が悩む世の中で、鬱などの神経症にかかってしまう人は少なくありません。
ストレスが限界に達してしまい、心が病にかかってしまうのです。
男性恐怖症も、酷い出来事から些細なことまで色々な理由で発症してしまう神経症です。
そして、心の病気は一度かかると簡単には治すことができないのも現実です。
しかし、神経症の中でも恐怖症は比較的克服がしやすいものが多いのも事実です。
今日取り上げるのは、恐怖症の中でも近年増加傾向にある「男性恐怖症」です。
「男性恐怖症」とは何か、原因は何なのか、そして対処法はどういったものがあるのかなど、この記事で詳しくご紹介致します。
男性恐怖症になってしまったあなたへ!
男性恐怖症は、近年増加傾向にあります。
ほとんどの場合女性に発症しますが、稀に男性が男性恐怖症に陥る場合もあります。
男性恐怖症と診断された女性は、驚くと共に、自分の症状は立派な病気なのだと分かり、安心する気持ちもあるかと思います。
しかし、安心するのも束の間、男性恐怖症というコンプレックスを抱えたがために、その後の求めていた人生を諦めてしまう女性も多くいます。
誰にでもなる可能性のある「男性恐怖症」。
その真意と原因を探っていきましょう。
男性恐怖症とは?
まずは、男性恐怖症とは何か?を理解していきましょう。
周りの彼女や女友達に男性恐怖症の人がいるのであれば、しっかりとその症状を知って支えてあげる事が大切です。
対人恐怖症の一種
「男性恐怖症」とは、恐怖症の一種です。
高所恐怖症、先端恐怖症、対人恐怖症など様々な恐怖症が有名ですが、男性恐怖症とはこの「対人恐怖症」の一種となります。
対人恐怖症とは、自分が他人からどう思われているかを過剰に意識してしまい、結果的に対人関係を避けてしまう神経症のことを指します。
極度の不安や緊張に駆られ、発症した本人はとても辛い状態に陥ります。
男性恐怖症とは、この対人恐怖症が男性に限って起こるのです。
そして、人によって程度は様々でありそれぞれ適した対処法も変わってきます。
まずは、どのような程度があるのか見てみましょう。
触られるのが恐怖
触られることに恐怖感を覚える場合。
男性と同じ空間にいたり話したりすることは可能でも、触れられると途端に症状を発症してしまうのです。
触れられるという表現ですと、男性に下心がある中で故意的にボディタッチをされるという情景を思い浮かべるかもしれません。
俗にいう痴漢、セクハラです。
これらは男性恐怖症の方だけでなく全ての女性が嫌悪感を抱くもので、トラウマになる人も多いでしょう。
しかし、上記のことを除けば、社会に出て男性に触れられるということは彼氏や結婚相手以外はそれほど多くはないでしょう。
そんな中でも、無差別に男性と触れ合ってしまう場面もあります。
満員電車なんかはその代表的な例ではないでしょうか。
このような環境は、一歩外に出れば意識的に避けられない状況も多いのでとても苦労されるかもしれません。
また、恋人がいる中で男性恐怖症を自覚してしまう時もあります。