女性に自ら話しかけることはなく、大抵の場合人見知りなので一緒にいてもぐいぐいプライベートに踏み込むようなことはしません。
むしろ、女性から話題を振らなければ話題を出すこともないかもしれません。
このような男性なら、男性恐怖症の女性も少しずつ自分のペースで歩み寄ることができるかもしれません。
もちろん、いきなり2人で話すことは難しいと思いますので、理解ある女性の友達にお願いして、何人かの草食系男子に話しかけたり食事をしたりする練習をしてみましょう。
きっと、克服の皮切りになるとおもいますよ。
男性恐怖症の改善方法2:自分に自信を持つ
劣等感を強く持つ人に自信を持てというのは、なんとも酷な話です。
自信を持ちたくても持てないから劣等感に溢れているんだという声が聞こえてきそうです。
自信といっても、自分の全てに自信満々になる必要はないのです。
自分の一つの側面だけでいいのです。
字が上手い、声が綺麗、頭が良い、趣味がある、なんでも良いのです。
劣等感が強い人の特徴として、周りの人は全員自分より優れていると考える傾向があります。
また、劣等感なんてない人間に見えます。
しかし、ある一部のナルシストを除けば、劣等感のない人なんて1人もいませんし、全てが完璧の人間なんて皆無です。
全ての人が、少しずつ自分に欠点を感じています。
その欠点を他人と比較して、落ち込み卑屈になることだってあります。
男性恐怖症の方だけが、欠点を持っているはずがないのです。
ですので、少しだけの自信を持てるよう、自分自身を見つめなおしてみるのも良いかもしれません。
男性恐怖症の改善方法3:ネット上で男性と会話してみる
男性恐怖症の症状は、どれもその場に男性が実際にいる状態で発症します。
であれば、顔の見えない状態で男性と接することはある程度ハードルが下がります。
インターネット上、最近ならツイッターやフェイスブックなどのSNS上でなら、直接会わずに男性と関わることができます。
SNS上では本当にたくさんの人間が日々見ず知らずの人々とやり取りをしています。
その中に一人自分が混ざっても、誰も気に留めませんし気楽に接することができます。
ただし、近年はSNSで出会った人が殺害されるなど物騒なニュースも増えています。
出会い系サイトは安全なものがほとんどですが、男性恐怖症の方は是非インターネット上だけの交友関係として、あくまでも克服のための手段だと思って使うようにしましょう。
男性恐怖症の改善方法4:カウンセラーに相談する
カウンセリングと聞くと、何か自分は大きな病気にかかっているようで抵抗感がある人も多いでしょう。
確かに、大学や会社などに付属しているカウンセリングルームに通うことは非常に勇気のいる行為です。
知り合いにバレるとなぜカウンセリングを受けているのかなど噂されるのは目に見えています。
男性恐怖症とは非常にデリケートな問題です。
本人も他人に軽々しく言いたくはないかと思います。
しかし、一般の方向けのカウンセリングサービスは受けても良いかもしれません。
街中にあったとしても人目につかないように小さい文字で看板が出ていたり、ビルの一角に入っていたりするので訪問するハードルはかなり下がります。
カウンセリングで治るわけがないと思われるかもしれませんが、自分は治療を受けているという安心感や、不安を全て話せる相手がいるだけで症状が回復することもあります。
一度足を運んでみて、判断してみてはいかがでしょうか。
男性恐怖症の改善方法5:男性恐怖症である旨を伝えてから話をする
最も勇気のいる方法ですが一番克服に繋がりやすいのは、男性恐怖症であることを相手に伝えるという事です。
先にも述べたように、男性恐怖症とは神経症の一つですので本人にとって非常にデリケートな問題です。
自分の心をさらけ出すようなもので、信頼している男性にすら打ち明けられない方も多いのが現状です。