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「ありがとうございました」と「あり...(続き3)

このように感謝の気持ちを持つことが大切であり、そのために「ありがとう」と言う言葉はかなり重要なのです。

️「ありがとうございました」と「ありがとうございます」

「ありがとう」の語源に関してある程度理解できたと思いますので、ここからは本題の「ありがとうございます」と「ありがとうございました」の2タイプについて説明していきたいと思います。

これまでは過去形と現在形の違いと思っていた方も多いと思いますが、実際は幅が広く、使い方も場面によってそれぞれで違います。

今まではなんとなくで使用されていた人もここからの記事を読んでなんとなくではなく、ちゃんとした場面でも使用できればこれまで以上にお礼や感謝の気持ちを表すことができますよ。

今よりもさらにお礼や感謝の気持ちを表すことができれば、今まで以上にあなたにとっても相手にとってもいいことですよね。

ぜひ、実践するためにもしっかり理解しましょう!慌てて理解する必要はありませんので、あなたのペースで大丈夫ですよ。

2つの違いはどこにあるのか

では、この「ありがとうございました」と「ありがとうございます」の違いはと言いますと、簡単に言えば、過去形か現在形ですが、それは言葉の形であって、使用の際にどちらも過去や現在のことを対象に使用されているケースが多いです。

つまりは、場面や対象によって使い分けができるのです。

では、具体的にどう違うのかと言われますと、具体的に答えることができない人が多いのです。

これは仕方がありません。

もともとこの2つのタイプについては使い分けを教わる事もなければ、「ありがとう」と言う言葉をなんの意識もなく使用しているので、特に真剣に考えて使用したことがないのでそうなってしまっているのです。

しかし、この「ありがとう」と言う言葉の可能性に気づいた人たちが今の経済を動かしている人が多いのです。

まずは例文をチェックしてみよう

それでは、具体的にこの2タイプの使い分けや意味などを理解するために例文を参考にしながら説明していきたいと思います。

普段何気なく使用していた「ありがとうございました」と「ありがとうございます」で使用していた例文の意味がわかるので使い分けができますし、また、これまで以上にお礼や感謝の意を表すことができますよ。

前文でも説明したように、「ありがとう」と言う語源は感謝の語源を表す言葉でもあり、同時に魔法のような言葉でもあるので、使えば使うだけ良いことが起きるとも言われています。

故にしっかり言葉を理解して正しく使うだけであなただけでなく、あなたの周囲の人にもいい影響を与えることができますよ。

ぜひ、「ありがとう」を改めて理解しましょう!あなたのためでもあり、相手のためでもあるのです。

️「ありがとうございました」の例文

それでは、まず「ありがとうございました」の例文ですが、ほとんどの方が聞いたことがあるのは「〇〇していただきまして、誠にありがとうございました」や「先日は、誠にありがとうございました」など、過去を対象にしたことに対しての文が多いと思います。

ほとんどは起きた後に述べる言葉なのです。

言葉の形が過去形であるので自然とそうなってしまいますが、必ずしも過去を対象としたものではありません。

ただ、使用する割合として8割ぐらいは過去を対象としている感じがあります。

ここからは各々の場面について「ありがとうございました」の説明をしていきたいと思いますのでじっくりご覧になっていただけましたらと思います。

社会人としてのマナーの部分にもなりますよ。

商品を購入したお客様に対して

小売店や専門店などではお買い物をされたり、商品を購入されたりした方へ対して「お買い上げいただき誠にありがとうございました」と口にするケースは多いです。

お店にとって売り上げはかなり重要です。

この売り上げの部分はお客様の購入になっているのですから、感謝をするのは当然です。

細かく言えば、お客様が購入する分の何%かが、その接客でレジ対応した人の給料に反映されているケースがあるのです。

ある意味、購入されたお客様は命の恩人ぐらいに値するかもしれないのです。

また、最近ではお店を好きになっていただくことが売り上げにつながるとして、ウィンドウショッピングだけのお客様に対しても、「ご来店いただきまして誠にありがとうございました」と言うお店も増えてきています。

インタビューや調査依頼を行なった後に

テレビのニュース番組でインタビューを受けている人や調査のご協力をしている人たちに対して終わった後に「ご協力のほどありがとうございました」とお礼を述べるケースは多いです。

これは、インタビューや調査依頼などをしていただいたことに対してだけでなく、そのために時間を割いていただいたことに対しての感謝です。

ある意味、依頼する側の都合になってしまっているので、相手に対して感謝をするのは当然です。

何よりもお金に返ることのできない時間をいただいているので、お礼や感謝をしないのは良くありません。

最近では、始める前に「ご協力いただきありがとうございます」と先手必勝で言う人もいれば、終わった後に現在形でお礼を述べている方もいらっしゃいます。