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「ありがとうございました」と「あり...(続き6)

では、具体的な違いはと言うとなかなかわからないものなのです。

形が過去形と現在形になっているので、使い方によって印象は変わりますよ。

では、使用した際に相手へはどのような印象になっているのか説明していきますので、じっくりどうぞ!

「ありがとうございました」は完結している

「ありがとうございました」は文字通り過去形の形をしているので過去を対象にお礼や感謝を述べているケースが多いです。

しかし、聞こえ方にもよりますが、ある意味、過去への終止符を打つような感じの言葉になっています。

つまりは継続を望まない言葉になっているのです。

和解などの時に実は「ありがとうございました」がよく使用されています。

過去のことや終わったことに対しては「ありがとうございました」

つまり、過去の対象に対して使う言葉ではありますが、同時に引きづらないために使用している言葉になっています。

過去をスッキリしたい場合はこの「ありがとうございました」と言うような言葉は抜群の効果があります。

もう終わらせたいと思ったら、場面を考えてこの言葉を使用してみるのもいいかもしれませんね。

「ありがとうございます」は進行している

一方、現在形の形である「ありがとうございます」はと言うと、対象となるものは現在だけに限らず、過去や未来も対象になっています。

つまりは継続を望むことに対して使用される言葉なのです。

まだまだ先まで続けたい、終わらせたくないと言う時には抜群の効果がありますよ。

「ありがとうございます」を言い合うことがお互いに感謝の連鎖を生み出すので、winwinの関係になれますよ。

これからも恩恵を受けるなら「ありがとうございます」

お互いに信頼関係を築いていきたいのなら常に「ありがとうございます」を言い合うことが大切です。

なぜなら現在形のワードなので、継続ができるからです。

ある意味、未来に向かって行ける言葉でもあります。

故に何かの恩恵を受けた時にはしっかり「ありがとうございます」を言うべきです。

もしかしたら、何かのチャンスになるかもしれませんよ。

️ありがとうございました・ありがとうございますの違いでした

いかがでしたでしょうか?

「ありがとうございました」と「ありがとうございます」の違いは?意外と奥が深いですね。

もともとの語源である「ありがとう」の言葉自身が意味がいっぱい詰まったものであり、活用法がいっぱいあるのです。

そのため、相手の捉え方も様々になってしまうのです。

2つの使い分けを意識してみよう

ここまでの説明である程度、「ありがとうございました」と「ありがとうございます」の違いがわかった思いますので、あとは実践するだけです。

意識して使用してみましょう。

失敗したらどうしよう?

「ありがとう」と言う言葉を聞いて嫌がる人はいませんよ。