変形学ランが流行った背景
そもそも変形学ランが流行った時代背景とはどのような者だったのでしょうか。
1960年代ごろから中高生の学生服の変化が出始めました。
自分の個性や自己主張の現れとして制服を変形するようになったようです。
1970年代、学校が最も荒れ始めた時代と言えるのではないでしょうか。
1970年代中期以降は校内暴力という言葉が社会問題にもなりました。
卒業式には厳戒態勢をとるような学校も多かった時代と言えます。
教師も生徒も本気でぶつかり合っていたような時代ですね。
今の教師だったら体罰とかになるのでしょうか?いえいえ先生も弱音を吐いていたらえらい事になってしまうような。
今では考えにくい時代背景ですね。
不良マンガの影響
1980年代に入ると不良マンガも多く読まれるようになってきました。
そこから映画化もされ漫画の主人公の制服に憧れ学ランも丈が短くなったりとオシャレに変化してきた事だと言えますね。
普通の女子中学生が不良に憧れたりと少し時代の変化が生まれてきた時代と言えると思います。
当時ハヤッた髪型
制服だけでなく髪型にも変化がありましたよ。
時代と共に今では考えられないようなヘアスタイルが流行っていたこともありました。
その時代はそれが流行っていたんですね。
不良と言えば変形学ランにこの髪型とセットのような状態でした。
リーゼント
リーゼントと言えばロックなイメージとして今の若い人でもわかるかもしれないですね。
後頭部を両側頭部より髪を撫でつけてIの字にぴったりと分けます。
前はとさかのようにボーンと出っ張っているのですがこの部分はポンパドールと言います。
組み合わせてリーゼントと呼ばれていました。
今でも著名人でリーゼントしている人もいるのでイメージも付きやすいのではないでしょうか。
90年代まで不良ヤンキーと言えばリーゼントの印象が強かったものです。
漫画や映画でもこぞってリーゼントでした。
アイパー
アイパーとはご存知でしょうか?パーマのことなんですが平型アイロンや平ゴテを使って髪にくせを付ける事なくストレートの髪をオールバック風に曲げるパーマです。
ウエーブを出さない押さえたカチッとした感じです。
と説明すると余計イメージがつきにくいでしょうか(^^;こわもての不良がよくしていたヘアスタイルですね。
アイロンパーマ
アイパーとどこが違うの?と間違われるのですがアイロンパーマの方は軽いくせ毛のような自然なウエーブをだす所が違います。
パンチパーマ
パンチパーマはご存知でしょうか。
完全こわもての人がしているヘアスタイルの印象ですが短い髪にチリチリのパーマがかかっているような感じです。
いかつさや威圧感があるのでこわもての人たちがしていたりいイメージは完全に不良を超えているような感じでしょうか。
昔の不良はリーゼントやアイパーパンチパーマなどよく見られたのですが最近では大人の人のスタイルになっているかもしれないですね。
二グロ
パンチパーマとパーマをかけるアイロンの太さの違いがあるのが二グロと呼ばれるスタイルです。