CoCoSiA(ココシア)

二足のわらじを履くのが良くない6個...(続き2)

2つの仕事を同時にするということは…当たり前ですが、とても大変ですよね。

一つの仕事だけでも大変なことは仕事をしたことがある人であれば十分理解できると思います。

朝から夜まで仕事して、疲れて家に帰ってきてお風呂入って寝るだけで一日終わってしまうなんて人もいるでしょう。

そんな仕事を2つ掛け持ちですよ!そりゃ大変ですし、並大抵のことでは出来ないのがわかると思います。

ですから、仕事で二足のわらじ状態の人は、周囲から「すごいですね!」と言われるのと同時に「どっちも中途半端になるんじゃない?」なんて批判的に見られることもあります。

では、なぜ二足のわらじが良くないのか、それを今から考えていきましょう。

二足のわらじを履くのがよくないという理由1:プライベートの時間が減る

二足のわらじ状態で一番困るのがプライベートの時間が減ることです。

単純に考えても、やることが二倍になるわけですから、その分プライベートな時間が減るのは当たり前のことですよね。

世の中には副業をしている人もいますし、バイトの掛け持ちをしたりしている人もいます。

そういう人たちはまさに「寝る間も惜しんで」働いているのです。

遊ぶ時間はもちろんのこと、生きていくのに必要なことをする時間すらも減ってしまう可能性が高くなる可能性が二足のわらじにはあります。

それを実行するためには、相当の覚悟が必要となります。

生きていくため、お金を稼ぐために是が非でもやらなければいけない場合でなければなかなか出来ないことです。

または、やっていることが本当に好きで好きでたまらないなんて場合なら出来るかもしれません。

どちらにしても、根性が必要なことであることに間違いはないのです。

二足のわらじを履くのがよくないという理由2:一つに集中できない

物事を二つ同時にこなすということは、片方をやっている時も常にもう片方のことを考えてしまう可能性があるということです。

上手に頭の中で切り替えができる人ならうまく集中しながらやれるかもしれませんが、かなり難しいでしょう。

人は効率良く物事をやろうとしたり、早く終わらせようとしたりすると、それなりに工夫し出すものです。

一番やりやすい方法が、実際にその仕事をする前に頭の中でシュミレーションしておき、仕事をするときはスピーディーに手を動かすだけにしておくことです。

そうすることで、仕事にかける時間をかなり短縮することが出来ます。

しかし、それは仕事以外の時間にその仕事について考えていないと実行出来ないことです。

仕事を2つするということは、どちらも効率良く仕事をする必要があります。

つまり、どちらかの仕事をしているときでも、もう片方の仕事のことを考えてしまう可能性が非常に高いということになります。

効率良く仕事をしたいと思ってやっていることで、逆にひとつの仕事にしっかりと集中出来なくなるという悪循環に陥ってしまう可能性があるのです。

なので、二足のわらじはどっち付かずになると言われてしまうのですね。

二足のわらじを履くのがよくないという理由3:一つに支障が出ると、もう片方にも支障が出る

どちらも滞りなくスムーズに仕事がはかどっている時はいいのですが、何かトラブルが起きて、片方の仕事に余計に時間がかかってしまった場合などは注意が必要です。

片方の仕事に時間をかけるということは、もう片方の仕事をする時間がなくなるということです。

もう一つの仕事は、通常であれば何事もなく終わる仕事であっても、もう一つの仕事の分の時間も確保するとなると手を抜かざるを得なくなります。

いつもより早く仕事を終えようと焦ってミスをしたり、普通にやればいいものを急いでさらっと終わらせようとしてやることを一つ忘れてしまったり…なんてことにもなりかねません。

二足のわらじとは、片方の仕事にトラブルが起こると、もう片方もつられてミスを連発する恐れがあります。

二足のわらじを履くのがよくないという理由4:万が一のトラブルが起きると、ダメージが2倍

もしどうしても行かなければならない仕事の日に体調を崩してしまったらどうしますか?

無理してでも行ける状況であればその部分の仕事だけ何とかやって後は帰るという方法もあるかもしれません。

しかし、インフルエンザやノロウイルスなど外出禁止の状況に陥ってしまった場合、無理して仕事に行くなんてこともできませんね。

なおかつ、インフルエンザであれば一週間は家にいなければなりません。

そうなると、職場の人にとても迷惑をかけてしまうことにもなりますし、仕事復帰した後の数日は後処理に追われてしまうことになりますよね。

仕事の内容にもよりますが、2つの仕事とも後処理が必要な職種だった場合、休み明けに残業覚悟で必死に対応しなければならない事態が2つになるわけですから、病み上がりで体が持たなそうですよね。