支障の出る内容にもよりますが、体調不良だったりした場合には、片方と言わず両方に甚大な被害が出る可能性があります。
一つの仕事でも被害は大きいのにそれが2つですから、万が一の時はそれ相応のダメージがあると覚悟しておく必要があるでしょう。
二足のわらじを履くのがよくないという理由5:ブッキングする恐れもある
仕事の内容にもよりますが、人と会う仕事やどこかに出掛ける仕事を両立していると、しっかりとスケジュール管理していないとブッキングしてしまう可能性があります。
そのため、大抵二足のわらじを実践している人は、本職と副職をしっかりと分けています。
例えば、昼にレストランなどでバイトをし、夜に警備のバイトをするなんて感じに完全に違う時間帯の2つのバイトをすれば、時間が被ることはありませんね。
また、副職を内職系の仕事にしていれば、締め切りこそあれ、時間に縛られずに仕事をすることができますので、本職と時間や場所でブッキングする恐れはありません。
通常はしっかりと仕事を分けて行うものです。
しかし、中には本職と副職の両方とも時間や場所に制限のある仕事をしてしまっている人もいます。
そういう人たちはお互いの仕事がブッキングしないよう、毎日カレンダーを見ながら綿密にスケジュール管理をしなければなりません。
もしブッキングしてしまった場合、最悪両方の仕事を失ったり、信用がなくなってしまう恐れもありますからね。
二足のわらじを履くのがよくないという理由6:ごちゃごちゃになることも
人は物事を考えるとき、考えることが多ければ多いほど頭の中がごちゃごちゃになるものです。
二足のわらじで仕事をしている時、どちらも滞りなく進んでいる時はいいのですが、ちょっとやることが多くなったり、小さいトラブルが重なりそうになったりしただけでも、その仕事のことを考える時間がものすごく増えてしまいます。
また、何もなくても、仕事のことでちょっと悩んだり落ち込んだりすると、思考回路がストップしてしまうことだってあるでしょう。
そうなってしまうと、もう頭の中はごちゃごちゃしてしまいます。
考えているうちにどっちの仕事のことを考えているかわからなくなってしまうこともあるかもしれませんね。
人の記憶はあいまいなので、とっても昔の記憶でもあたかもつい最近体験したかの如くに感じられてしまうことがあります。
転職や転勤をしたことのある人はわかるかもしれませんが、仕事で覚えたことが今の仕事のことなのか、前の職場のことなのかわからなくなってしまう瞬間があったりします。
ちょっと数日休みを挟んで仕事を開始した時に、書類の置き場所がわからなくなってしまっていたり、思い出そうとした時に、前に置いていた場所は思えだせるのに、片づけをして置き場所を変えた後の記憶がなくなっていたりしたことがあるように、頭の中はちょっとしたことですぐにごちゃごちゃしてしまいます。
一つの仕事でもこういうことはよく起こりますので、二足のわらじで頑張っている人はますますこういうことが起きやすくなってしまうでしょう。
二足わらじの例
今まで二足のわらじについて書いてみましたが、では具体的に二足のわらじを履くというのはどのような職業で行われているのでしょうか。
いろいろなパターンを考えていきましょう。
Wワーク
ダブルワークとはその言葉の通り、仕事を掛け持ちすることです。
副業とかなり意味は似ていますが、一応分けて考えることができます。
簡単に言うと、ダブルワークは「本業2つ」という意味で、副業は「本業1つに隙間時間を使ってもう一つ他の手段でお金を得ること」です。
ダブルワークは本業だけではなく、他でも同じように仕事をし、その企業から決まった収入を得ることなので、本業+パート、本業+アルバイトなど、給料を2カ所から得られる状態のことを言います。
ダブルワークとはつまり本業2つなわけですから、どちらの仕事もかなりの責任が生じます。
仕事とは本来一人でするものではなく、給料を支払ってくれる人や一緒に仕事をしてくれる人など、協力者が必ずいます。
そういう人たちとの関わりもあるため、ダブルワークの場合、疲れたりしたからといって片方手を抜くなんてことはできません。
責任感もさることながら、仕事に対する本気度もかなり必要です。
副業
先ほども書いたように、ダブルワークは「本業2つ」という意味で、副業は「本業1つに隙間時間を使ってもう一つ他の手段でお金を得ること」です。
つまり、副業とは、隙間時間で行うもので給料をもらうような体系でないものです。
ポイントサイトやアフィリエイト、投資など、成果がないかごく少額であったり、むしろ損失が出る可能性もあるもののことを言います。
ダブルワークと違う点は、副業は完全に自己責任であるもののことが多いです。
例えば投資で利益を出しても損を出してもそれって完全に自分の責任ですよね。
誰のせいにもできません。