「ひとりカフェ」「ひとり映画」「ひとりカラオケ」「ひとり旅」などを満喫する、いわゆる”おひとりさま”が男女問わず、年々増加傾向にある様です。

昔はおひとりさまに対して、あまり良いイメージを持たれなかったみたいですが、現在は1人の時間を満喫している人を見て、マイナスなイメージを抱くどころか、「おひとりさま良いなぁ…」「自分もやってみたい!」と憧れる人すら存在する程。

そんなおひとりさまブームである昨今ですが、おひとりさまだからこその不安を抱えている人も増えているのだとか…。

そこで今回は、”おひとりさまが増加している理由”と、”おひとりさまが抱えている不安”に加え、”不安を解消する9個の方法とおひとりさまの楽しみ方”をドドンとご紹介します!

おひとりさまで不安な人はもちろん、おひとりさまに憧れている人や、おひとりさまをもっと満喫したい人達も必見ですよ!

「おひとりさま」が増えている

「おひとりさま」の元々の意味は、女性達が自分の生き方を自由に決め、自立した人間として趣味を楽しむ事を指していました。

それが時代と共に、男女問わず「1人でお店に行く人」を意味する様になったのです。

以前まではおひとりさまに対して、「周りの目もあるし、ハードルが高い…」とか「1人での楽しみ方が分からないし、本当に楽しいの…?」といった意見も多かったと思います。

しかし現在は、おひとりさまは特に珍しい存在でもないですし、「ひとりカフェ」や「ひとりファストフード」や「ひとりファミレス」なら気軽に挑戦出来るのではないでしょうか?

カフェやファストフードやファミレス位ならおひとりさま主義でなくても、体験した事がある人も多いかもしれませんね。

また、「1人の方が自由で良い」「周りを気にせず、自分の好きな事が出来る」という理由から、おひとりさまの魅力に目覚める人は多いです。

おひとりさまを極めた人の中には、「ひとり遊園地」や「ひとり高級レストラン」に行ってしまう強者も存在するのだとか。

今やおひとりさまは何処にでも居る、と言えるかもしれませんね。

それから、おひとりさまの増加によって、おひとりさま専用のお店やおひとりさま向けのビジネスまで展開している程なので、今後もおひとりさまは増加傾向にあるのではないかと予測されます。

おひとりさまが増えている原因とは?


おひとりさまになる理由は人それぞれです。

つまり、現在おひとりさまが増加傾向にある原因もいくつか存在します。

少し話は変わりますが、冒頭で話した通り”おひとりさま”に対するイメージは時代と共に変化して来ました。

以前は「孤独」とか「寂しい」などのネガティブなイメージを持たれていましたが、おひとりさまの増加により、現在はその様な偏見を持つ人は少なくなった様に思います。

特におひとりさまを楽しむ女性に対しては、「自立していると思う」「人間的にもしっかりしていそう」「1人で何も出来ないよりは良い」「堂々としていて尊敬する」といった意見も!

この様に世間の認識が変わったおかげで、人々のおひとりさまに対する抵抗が緩和されたのも、増加の原因なのかもしれませんね。

それでは次に、”おひとりさまが増加した具体的な原因”を説明していきます。

結婚しない人が増えてきた

結婚すると色々な事が制限されるもの。

パートナーがいれば当然、おひとりさまを満喫するのも難しくなるでしょう。

つまり、おひとりさまが増加しているという事は、結婚しない人が増えてきたとも言えるのです。

昔はある程度の年齢になれば「結婚するのは当たり前」という風潮がありましたが、現在は20代半ば〜30代後半にかけての未婚率が高いのだとか。

これは”結婚=幸せ”の考え方が廃れ、結婚に対して憧れではなく、しがらみを感じている人が増えている事も理由として挙げられます。

将来結婚を考えている恋人がいたり、結婚願望が強い人は別かもしれませんが、そういうのがない人は、「お金や時間の自由が奪われるのが嫌だ」とか「1人の時間を大切にしたい」と感じているみたい。

また若い男性程、「自分の稼ぎで家族を養っていけない」とか「草食系で恋愛すらもまともにした事がないのに、結婚なんて無理」など、結婚に対して否定的な考えを持っている様です。

一方で女性の方も、社会進出に伴いキャリアを大事にする人や、結婚相手の理想がやたら高くなっている(特にバリバリのキャリアウーマンともなると、自分が何でも出来てしまうので、男性に求める条件も自然と高くなってしまうのだとか…)のが原因で、現実の男を見て結婚願望が薄れてしまう女性は多いと言われています。

晩婚化が進んできた

おひとりさまの増加には、晩婚化(初婚年齢の上昇)も関係しているそうです。

因みに日本の初婚平均年齢は、ここ数年男女共に上昇傾向にあり、男性は31歳で女性は29歳になります。

晩婚とは「普通より遅い結婚」の事なので、男性は31歳・女性は29歳を超えて結婚をすると、「晩婚」という括りになるでしょう。

しかし、世間が考える晩婚年齢はそれとは少し異なるみたいで、女性がイメージするのは35歳以上、男性がイメージするのは40歳以上とも言われています。

晩婚化が進む原因には、女性の社会的自立により結婚の必要性が薄れている事、お見合いの機会が減り恋愛結婚が主流になった事などが挙げられるでしょう。

また、経済的に余裕が出るまで待っていたり、恋愛経験を積み異性を見る目を養ってから結婚に踏み切るとなると、どうしてもタイミングが遅れてしまいますよね。

それに加えて「結婚するまでは、おひとりさまを楽しもう!」と考えて、そのままズルズルと婚期を逃してしまう人も多いのかもしれません。

恋人を作らない主義の人が増えてきた

恋人を作らない人が増えているのも、おひとりさま増加の原因です。

恋人を作らない理由は人それぞれみたいですが、例えば「恋人自体は欲しいけど出会いがない」「恋人よりも趣味の方が大事」「仕事が忙しく恋人に構う余裕がない」「沢山の異性と関係を持ちたいので、恋人は作らない」「自分に自信がない」「必要性を感じない」などの意見がありました。

他にも「1人の時間を大切にしたい」とか「1人の方が自由だから」という、おひとりさまを満喫する為に恋人を作らない主義を貫く男女も意外と多いみたいです。

配偶者が亡くなってひとりになった

配偶者が亡くなってひとりになった年配の人も、おひとりさまを楽しんでいます。

当然、愛する人を亡くした後というのは、現実を受け入れられなかったり、悲しみや虚無感に苛まれ、日常生活を送るのも困難になってしまう人も少なくありません。

残された人が充実した生活を再開するには、心に開いた穴を満たしてゆく必要があります。

それに、残された人は亡くなった配偶者の分まで、残りの人生を楽しむ権利があると言えるでしょう。

そこで皆さんが辿り着くのが、「おひとりさまを楽しむ事」なのです。

もちろん、友達と一緒に過ごすというのも楽しいかもしれません。

しかし「悲しみが癒えるまでは、1人の時間が欲しい」と考える人も多いでしょう。

「頑張って」「元気を出して」と周りに励まされる事が逆に辛く感じてしまったり、「あなたは1人で良いわね」といった心無い言葉に深く傷付く人もいます。

おひとりさまは、そんな立ち直るきっかけが欲しい人の役にも立っているのです。

人とのコミュニケーションが面倒と感じる人が増えてきた

人とのコミュニケーションを苦手に感じている人や、人付き合いに嫌気がさしてしまう人もいるでしょう。

他人と接するという事は多少なりとも気を遣うものです。

例えば誰かと遊ぶ事になった場合、遊ぶ場所・待ち合わせ場所や時間・大まかな予定などを決めると思うのですが、この時、相手の予定や希望を気にする人は多いのではないでしょうか?

その他にも、みんなで食事をする時に食べたい物がなかなか決まらなかったり、食べるスピードが違うと何となく焦ってしまったり…

大勢でカラオケに行って、狙っていた曲を他の人に先に歌われてしまったり(後から同じ曲って、歌い辛いですよね?)、本当はもっと歌いたいのに急にみんながお喋りモードに突入してしまったり…

誰かと一緒に行動すると、どうしても自分の思い通りにならない事も出てきますよね。

しかし、おひとりさまなら、そんな悩みとも無縁です!

1人で遊びに行くのなら、場所・時間・やる事などを自分の好きに決められますよね。

食事だって食べたい物をじっくり選べるし、自分のペースで味わって食べる事が出来るでしょう。

カラオケも自分の歌いたい曲を好きなだけ歌う事が出来るのです。

人とのコミュニケーションが面倒に感じる人は特に、おひとりさまの気楽さにハマりやすいと言えるでしょう。

おひとりさまが抱える不安とは?


”おひとりさま増加の原因”と共に、おひとりさまを満喫している人が性別や年齢問わずかなり多いという事が分かって頂けたかと思います。

ところで、”おひとりさま”という言葉には「独り身」という意味も含まれている訳ですが、そんなおひとりさまの増加に伴い、おひとりさまならではの不安を抱えている人も増えているみたいです。

では、”おひとりさまが抱える不安”とは何なのか…?

次にまとめてみました!

おひとりさまの人は思わず共感しちゃうかも?

老後の生活の心配

若い人は実感が湧かないかもしれませんが、そこそこの年齢になってくると、「この先ずっと1人で生きて行く事になったら、老後の生活はどうしよう…」と心配になってくるものです。

バリバリ働ける内は「1人でも生きていける!」と思えますが、歳をとって働けなくなってからは、年金や保険などが主な収入源になります。

つまり1人だけで生きていくには、それなりの貯蓄が必要になる訳です。

それから、まだまだ先の事かもしれませんが、おひとりさまを貫くなら自分が死んだ後の事までしっかり考えておかなければいけません。

遺産はどうするのか?葬儀は?お墓は?…その前に孤独死の心配もありますね…。

現在は高齢者の1人暮らしも珍しくありませんが、特に独り身なら不安は絶えないでしょう。

病気になった時に看病してくれる人がいない

実家を出て1人暮らしを経験している人なら分かると思いますが、病気になった時に看病してくれる人がいない状況ってかなり辛いですよね?

病院にも買い物にも行けない状態だと薬すら手に入りませんし、「何か食べなければダメ!」と言われても具合が悪ければ食事を作る事も困難でしょう。

苦しい時は1人でひたすら耐えなければいけませんし、体が弱っている時って精神的にもダメージが大きいんですよね。

そういう時って、看病してくれる友達・恋人・家族の存在が妙に恋しくなるものです。

しかし、そういう人が周りにいなければ…って、考えれば誰だって不安になっちゃいますよね。

子供がいないので自分を手伝ってくれる人がいない

子供がいないという事は、将来自分の事を面倒を見てくれる人がいないのと同じです。

「仮に子供がいたとしても、面倒見てもらう気はない!」と考えている人もいるでしょうが、高齢者にとって家事はもちろん、生きていくのに必要な手続きを全て自分1人で行うのは、かなり大変な事。

しかも、元気に動けるなら良いですが、病気や老化で体の自由が利かなくなれば、ヘルパーを雇ったり施設への入居も検討しなければなりません。

子供がいないと、そういう事も自分で手配しなくてはいけないので、おひとりさまは不安でしょう…。

孤独で寂しい

単に「孤独で寂しい」と感じる人も少なくありません。

おひとりさまで孤独や寂しさを紛らわす為にペットを飼う人も多いですよね?

おひとりさまを満喫出来ている瞬間は良いのですが、孤独や寂しさはふとした時に実感するもの。

ですがそんな時に、一緒に居てくれる友達や恋人がいなければ、「こんなに孤独で寂しい人間は自分だけだろう…」と余計に落ち込んでしまうでしょう。

特に心が弱っている時は、人恋しくなる事もあるのではないでしょうか?

「一生1人ぼっちでも全然平気!」という人は、恐らく少数派でしょう。

おひとりさまを満喫している人の多くは、「おひとりさまの方が楽しいけど、(友達や恋人含め)他の人と過ごすのもたまには悪くないよね!」と感じているのではないでしょうか?

孤独感や寂しさを感じる時というのは、誰だって不安な気持ちに襲われるものだと思います。