人が死に至る場合も
さきほどペットの命に関係するような毒が含まれている・・・とお伝えしました。
しかし、その命の危険があるのはペットだけではなく、あなたを含めた人間もなんです!
人間にも効果を発揮してしまう毒が含まれているので、すずらんの花を家に飾る際には気をつけなければなりません。
主に根っこや花に含まれているのですが、それをなんらかの形で体内にいれてしまうと嘔吐、めまいなどの体調不良だけではなく、心臓麻痺にいたることがあります。
また、すずらんの花の根っこってにんにくにとても似ているんですよね。
そのため、間違って食べてしまう人もいるんです。
家の中で放置しておくときには、他の家族が間違って食べてしまわないように区別しておくようにしましょう。
そうしないと誰かしらが亡くなってしまうことになり明日
切り花を触った時は念入りに手を洗う
そんな毒が含まれていると知ったら、すずらんの花なんて手出しできないように感じてしまいますよね。
あんなに可愛いからこそ、飾りたいし、プレゼントにしたいと思っていたのに…。
しかし、切り花をしたあとや花に触れた後などにしっかり手を洗うことによって、毒の摂取を避けることができるようになります。
特に花の部分を触ってしまった方、根っこの部分をくだいてしまった後はしっかりと洗い流してください。
それとお子さんは花を触るだけではなくちぎってしまいがち。
その手を間違ってなめてしまったら、1kgあたり致死量が0.3mgのすずらんの花の毒は一気に子供の体内をめぐってしまうことになります。
大人だけではなく、子供やペットの手の届かないところに飾るようにしましょう。
北海道を代表する花
すずらんの花って北海道を代表する花だって知っていましたか?
北海道に行くと、すずらんの花をよく見かけるはずです。
また、北海道に在住のかたはすずらんの花に見飽きてしまった・・・なんていう方もいらっしゃるかもしれないですね。
どうして北海道を代表する花なのかといいますと、生産量が多いのも理由のひとつですが”雪”を連想させるからだという説もあります。
冬のシーズンになると、北海道には多くの雪が降り積もりますね。
その白さは、すずらんの花の白さに似ているように感じられませんか?
漢字で書くと?
花には、それぞれ漢字で書くこともできます。
ずばり、すずらんの花は漢字で書くと「鈴蘭」といいます。
蘭の花で、そしてまるで花の中に鈴が入っていそうな丸いフォルムを連想させますね!
筆者の友人には”鈴蘭”という名前の方がいます。
なんともお母様がすずらんの花が大好きとのこと。
その花を連想させるかのように、美白で美しい方です。
すずらんの別名
すずらんの花には、実は別名があるのを知っていますか?
そのため、すずらんという言葉は聴いたことがないけれど、これからお伝えしていく言葉では知っている・・・という方が多くいらっしゃるはずです。
いったいどんな別名があるのかをチェックしていきましょう。
君影草
一つ目は、君影草です。
”草”とついていると、かすみ草と同じように花ではないように感じてしまうのですが、お花なんですよね。
キミカゲソウと読みます。
お花自体の美しさのなかにどこか影があるように感じる・・・という意味合いになりますね。