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サザエさん症候群とは?!原因と8個...(続き2)

新たな一日の訪れを感じる時間帯が多いといえます。

軽いうつ病の一種とも考えられている

サザエさん症候群を軽度のうつ病とする説もあります。

これは月曜に対する不快な気持ちからくる、倦怠感、頭痛、吐き気、焦燥感などの症状が鬱病の症状と被るところがあるからです。

ただ、あえて「説がある」と記載したのは、うつ病かどうかは自己判断できないからです。

うつ病はセロトニンなどの脳の神経伝達物質が絡む話なので、サザエさん症候群だからといってただちに、うつ病であるとはいえません。

月曜日が嫌で日曜の夕方ごろから悶えるのは多くの人にあることですが、もしその状況が他の曜日にも移ってきたら心療内科に行ってみましょう。

サザエさん症候群になりやすい人とは?

まじめな人ほどなりやすいといいます。

そもそも月曜が嫌になるくらいには学校や仕事に「行かなければならない」という責任感を持っているからです。

これが無い人は平気で学校を休めますし、会社だって有給休暇をとるなり体調が悪いと言って休んだりできるからです。

基本的にはまじめであることを前提にして、サザエさん症候群になりやすい人の特長を具体的に見て行きます。

学校や仕事が嫌い

学校や仕事が嫌いなサザエさん症候群になりやすい人
まじめに学校や会社へ行くことと、そこが好きか嫌いであるかは別問題です。

不まじめな人だって学校や会社が好きなら毎日行くでしょうから、分けて考えます。

学校へ行くことが将来の自分のために必要と思っていたり、世間体を気にして通わざるを得ないと考えている人は多いです。

しかし、実際は登校しなくたって小・中学校は勝手に卒業させてくれます。

高校もいかなくたって認定試験を通過できれば大学の試験を受けられ、大学に行かずとも就職したり好きなことを仕事にすることはできます。

仕事の場合も自分の生活や家族を守るため嫌でも行かなければと考えたり、責任があるから行かなければと思うのが当たり前のように感じますが、世間体さえ気にしなければ途中で放り出したって逮捕されることは契約書にでも書いていない限りありません。

インフルエンザなどになれば平然と休めるわけですから、月曜の1日くらい休んだって支障はないはずです。

サザエさん症候群になりやすい人は、学校や仕事が嫌いなのに、それを投げ出すこと以上に大切な、守りたい何かがある人だといえます。

体が健康であれば休んではならないと自己暗示をかけている節があります。

土日の休みに寝る時間が長い

平日の仕事が残業などがあって20時くらいに終わり、21時に帰宅して食事と風呂などを済ませるとなんだかんだで23時くらいになります。

少しくらいは遊ばないとリフレッシュもできないのでインターネットやゲーム、漫画を楽しんだりして24時くらいに寝るとします。

始業が9時で移動が1時間とすると7時半には起きなければなりません。

睡眠時間は前後しても7時間くらいです。

一方金曜の夜と土曜の夜、明日は休みだからと2時くらいまで夜更かしし、平日の疲れからうっかり次の日の12時まで寝ていたとすると睡眠時間は10時間です。

寝つく時間は遅いのに長く寝ています。

「寝貯め」と言い張る人がいますが、睡眠はお金じゃないので貯蓄できません。

しかも、このギャップによって、ただでさえ嫌な月曜日に「もっと寝ていたい」という欲望まで加えてしまうことになりますから気持ちが余計に沈みます。

睡眠リズム、生活リズムがズレて身体が疲れやすくなる

人間の身体は元々時計を見て過ごすようにはできておらず、体内時計が基準になっています。

この体内時計というのは1日が24時間より少し長いとされていて、日光を浴びることでリセットされますが、これは決められた時間でリセットする習慣が崩れるとどんどんズレていきます。

せっかく月曜を乗り切ってこしらえた睡眠リズムを自ら土日で壊してしまうとまた月曜から再構築しなければならないので疲れてしまいます。

土日の休日は特に何もせず家でダラダラしがち

金曜の午後あたりから土日は何をしようかとワクワクする人も多いのではないでしょうか。

土曜はちょっとだけ遅く起きて、午前中に掃除を済ませて午後は出かけようか、凝った料理を作ってみようか、あるいは前から始めようと思っていたランニングをしてみようなどなど、計画はたくさんあります。

しかし、土曜の自分はそれを簡単に裏切ります。

まず、ちょっとどころではない寝坊をかまして、一日が昼からスタート。