「サザエさん症候群」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

聞いたことが無い人は家族に関する何かの症候群なのかと考えるかもしれませんね。

でも、この名前はサザエさんの漫画やアニメの内容とはあまり関係がありません。

この記事では、サザエさん症候群とは何なのか、陥る原因と改善するための対策を記載します。

それでは早速、サザエさん症候群とは何かを見ていきましょう。

サザエさん症候群に陥っているあなたへ

この言葉を知っていて既に自覚症状がある場合はとてもやっかいな症候群だと認識しているはずです。

早い人だと小学生から発症します。

一度克服したと思っても、ふとした機会で容易に再発する上に、やる気を根こそぎ奪っていく面倒くさい症候群です。

「だからサザエさん症候群て何?」という人も既に患っているかもしれません。

はたしてどんな症候群なのでしょうか。

サザエさん症候群とは?

この名前は、サザエさんのアニメの放送時間からきています。

日本国内の多くの地域ではサザエさんは毎週日曜の午後6時30分から午後7時まで放送されています。

つまり、後5時間で日曜日が終わってしまう、いわば「うわぁああ月曜がやってくる!!」という時間帯です。

あと5時間、これが絶妙です。

何でもできるけど何もできない微妙な時間。

お酒を飲むには翌朝に持ち越しそうだし、外食だけでも移動時間を考えるとゆっくりできず、掃除や洗濯をするにはもう遅く、料理をして食べて風呂に入ってぼんやり1時間ほどテレビを眺めればもう寝る時間がやってきます。

この、月曜の足音が聞こえてくる憂鬱な時間に苛まれ、日曜を終わらせたくないとジタバタしながら時は過ぎてしまい、やる気が失せるのがサザエさん症候群です。

日曜日の夕方以降具合が悪くなる


憂鬱でやる気が失せるだけでなく体調が悪くなる人は重度なサザエさん症候群です。

メンタルがもろに体調に出ている状態で、ずっしりとした倦怠感や吐き気、頭痛などがあります。

とてつもない眠気に襲われることもあるでしょう。

これらの身体の不調はメンタルから来ていると考えられます。

サザエさんを見ると日曜日が終わってしまうと感じ気持ちが沈む

サザエさんを見ている人ならわかると思いますが、あの愉快なエンディングが流れ、ジャンケンポンになると「終わった…日曜が終わる…」と感じてしまうものです。

来週の予告が始まれば、また一週間が始まるのだと知らされて気持ちが沈みます。

気持ちは沈むのに脳内は明日の仕事内容が駆け巡り、休日を最後まで楽しめなくなってしまうのです。

子供の頃、夏休みの終わりに24時間テレビなどを見ながら夏休みが終わっていこうとしているのを実感して言いようもない絶望感を覚えるのと近いものがあります。

また「見ると」というところに特化して考察すると、サザエさんのお話の中で波平さんやマスオさんは会社へ行き、カツオやワカメちゃんが学校に行くので明日からの現実をつきつけてくるのが引きがねになっていると言えなくもありません。

ブルーマンデー症候群に似ている

実際に嫌なのは日曜が終わることではなく月曜が来ることです。

そのため、ブルーマンデー症候群に似ています。

日本も欧米に習って土日休みの会社が多いので、月曜から仕事が始まります。

ブルーマンデー症候群は、休み明けの月曜日の出社が億劫だったり、寝覚めが悪いなどの症状が出ることです。

仕事のミスが月曜の午前中に集中するともいわれるのもブルーマンデー症候群です。

厚生労働省は2005年に発表した自殺に関するデータでは、曜日別だと月曜の自殺者数が男女ともに最も多く、土曜日に向かって下がり、日曜に少し上昇していると示しています。

曜日の中で最も低いのは土曜日ですが、祝日と年末年始はさらに下がります。

曜日に関わらず時間帯だけでみると0時台と5~6時台の数が多いです。

新たな一日の訪れを感じる時間帯が多いといえます。

軽いうつ病の一種とも考えられている

サザエさん症候群を軽度のうつ病とする説もあります。

これは月曜に対する不快な気持ちからくる、倦怠感、頭痛、吐き気、焦燥感などの症状が鬱病の症状と被るところがあるからです。

ただ、あえて「説がある」と記載したのは、うつ病かどうかは自己判断できないからです。

うつ病はセロトニンなどの脳の神経伝達物質が絡む話なので、サザエさん症候群だからといってただちに、うつ病であるとはいえません。

月曜日が嫌で日曜の夕方ごろから悶えるのは多くの人にあることですが、もしその状況が他の曜日にも移ってきたら心療内科に行ってみましょう。

サザエさん症候群になりやすい人とは?

まじめな人ほどなりやすいといいます。

そもそも月曜が嫌になるくらいには学校や仕事に「行かなければならない」という責任感を持っているからです。

これが無い人は平気で学校を休めますし、会社だって有給休暇をとるなり体調が悪いと言って休んだりできるからです。

基本的にはまじめであることを前提にして、サザエさん症候群になりやすい人の特長を具体的に見て行きます。

学校や仕事が嫌い


まじめに学校や会社へ行くことと、そこが好きか嫌いであるかは別問題です。

不まじめな人だって学校や会社が好きなら毎日行くでしょうから、分けて考えます。

学校へ行くことが将来の自分のために必要と思っていたり、世間体を気にして通わざるを得ないと考えている人は多いです。

しかし、実際は登校しなくたって小・中学校は勝手に卒業させてくれます。

高校もいかなくたって認定試験を通過できれば大学の試験を受けられ、大学に行かずとも就職したり好きなことを仕事にすることはできます。

仕事の場合も自分の生活や家族を守るため嫌でも行かなければと考えたり、責任があるから行かなければと思うのが当たり前のように感じますが、世間体さえ気にしなければ途中で放り出したって逮捕されることは契約書にでも書いていない限りありません。

インフルエンザなどになれば平然と休めるわけですから、月曜の1日くらい休んだって支障はないはずです。

サザエさん症候群になりやすい人は、学校や仕事が嫌いなのに、それを投げ出すこと以上に大切な、守りたい何かがある人だといえます。

体が健康であれば休んではならないと自己暗示をかけている節があります。

土日の休みに寝る時間が長い

平日の仕事が残業などがあって20時くらいに終わり、21時に帰宅して食事と風呂などを済ませるとなんだかんだで23時くらいになります。

少しくらいは遊ばないとリフレッシュもできないのでインターネットやゲーム、漫画を楽しんだりして24時くらいに寝るとします。

始業が9時で移動が1時間とすると7時半には起きなければなりません。

睡眠時間は前後しても7時間くらいです。

一方金曜の夜と土曜の夜、明日は休みだからと2時くらいまで夜更かしし、平日の疲れからうっかり次の日の12時まで寝ていたとすると睡眠時間は10時間です。

寝つく時間は遅いのに長く寝ています。

「寝貯め」と言い張る人がいますが、睡眠はお金じゃないので貯蓄できません。

しかも、このギャップによって、ただでさえ嫌な月曜日に「もっと寝ていたい」という欲望まで加えてしまうことになりますから気持ちが余計に沈みます。

睡眠リズム、生活リズムがズレて身体が疲れやすくなる

人間の身体は元々時計を見て過ごすようにはできておらず、体内時計が基準になっています。

この体内時計というのは1日が24時間より少し長いとされていて、日光を浴びることでリセットされますが、これは決められた時間でリセットする習慣が崩れるとどんどんズレていきます。

せっかく月曜を乗り切ってこしらえた睡眠リズムを自ら土日で壊してしまうとまた月曜から再構築しなければならないので疲れてしまいます。

土日の休日は特に何もせず家でダラダラしがち

金曜の午後あたりから土日は何をしようかとワクワクする人も多いのではないでしょうか。

土曜はちょっとだけ遅く起きて、午前中に掃除を済ませて午後は出かけようか、凝った料理を作ってみようか、あるいは前から始めようと思っていたランニングをしてみようなどなど、計画はたくさんあります。

しかし、土曜の自分はそれを簡単に裏切ります。

まず、ちょっとどころではない寝坊をかまして、一日が昼からスタート。

でもまだ日曜があるし、今日くらい怠けてもいいだろうとズルズルネットサーフィンなどをしている間に気付くと日が暮れているなんてこと、結構あると思います。

結局日曜も同じ調子で、サザエさんが終わるころに「今週も何もしなかった…」となるので焦燥感が沸き起こります。

計画している内は楽しくても、いざやろうとすると倦怠感があったり後回しにしてしまうのはよくわかります。

楽しいことを考えている内は脳も興奮しているものですが、当日になるとダラダラする快感の方が勝ってしまうので仕方ありません。

ただ、そのダラダラが生活リズムを崩すものだと月曜からが辛くなります。

休日が大好き

学校や仕事が嫌いというより休日が好きすぎて平日に戻りたくないと考えるパターンです。

これは生徒や学生の内の方が多いです。

社会人と比べて長い期間の休みが定期的にあるので、自分で自由に時間を使える日々が長くその心地よさから抜け出しにくくなります。

社会人でもゴールデンウィークなど長めにとれれば永遠にこの時間が続いて欲しいという気持ちが強くなることがあります。

この場合、土日に何もしなかった焦燥感というよりは楽しい時間がもっと続いて欲しいという単純な名残惜しさだけなので比較的気持ちを切り替えやすいです。

学校や職場に悩みを抱えている

これは今まで見てきた理由とは一線を画すものです。

学校や仕事が漠然と嫌いなだけなら、程度が色々あって「行くのが面倒くさい」「働かずにお金が欲しい」「学校や仕事がなければもっと寝てられる」「休日の方が楽しい」なども考えられます。

しかし、“悩み”になっている以上、何かしらのトラブルが発生しているはずです。

人間関係が悪い環境であったり、異常な残業時間や各種ハラスメントなど逃れたい悩みがある場合、日曜が終わるということは恐ろしい月曜の再来を意味します。

悩みが解決されない限り、月曜だけを乗り切ればどうにかなるものではないので、その内他の曜日でも行きたくない気持ちが強まるはずです。

サザエさん症候群への8個の対策

日曜が終わって欲しくなさすぎて憂鬱になったり悶えたりするサザエさん症候群の自覚があるなら、これから提示する対策方法を試してみましょう。

毎週末に不快な気持ちになるより気持ちよく終えられた方が、月曜の朝の目覚めも良くなります。

休日を充実させる

まだ金曜の夜、まだ土曜日、まだ日曜の昼…とちょっと未来の自分に期待してダラダラしていると結局何もできなくなります。

仮に土日のどちらも朝9時に起きて11時に寝るとすれば28時間もあるので色んなことができるはずです。

前から気になっていたお店に今日こそは行ってみる、なんなら一人旅で温泉に泊まってもいいですし、後回しにしていた家事を片づけたり気分転換に髪を切ったり染めたりするのもいいでしょう。

ただし、なにがなんでも予定を詰め込みましょうというものではありません。

ダラダラすると決めたら全力かつ肯定的にダラダラしましょう。

そのときは罪悪感や「もっとなにかしなきゃ」という焦燥感をもってはいけません。

ダラダラするという予定を立てたと思って忠実にダラダラします。

罪悪感や焦燥感がある状態では、態度こそダラけていても頭が休まっていない状況です。

スナック菓子でも食べながら空でも見ているくらいで構いません。

翌週のエネルギーを得られる

学校や仕事というのは自分が決めた通りには時間を使えないので、それだけでもストレスになる場所です。

一方、お休みの日は24時間自分の好きなように使えます。

そんな大切な時間を「社会人たるもの休日も意識高く」なんて他人の価値観を意識して過ごす必要などありません。

何をしても自由な時間なのですから、自分が満足できるように過ごしましょう。

もし今まで「なんとか金曜を乗り切った」だけで休日に突入していたのなら、それは休みの日を楽しみにできていないということです。

自分が自由に使える時間を楽しみに平日を過ごす方が、ただ苦行に耐える平日と思うよりもエネルギーが得られます。

【休日のおすすめの過ごし方は、こちらの記事もチェック!】

学校や職場の悩みを軽減させる

ひとつだけ確実に言えることは、学校も職場も一生そこにいる場所ではないということです。

その場所にいる時だけ悩めばいいことであって、プライベートに持ち込んでまで考えてあげる義理などありませんよね。

もし自分の努力や行動で改善や軽減の余地があるなら、休日にまで持ち込まないように平日の中で処理するように心がけましょう。

ただ、自分ではどうにもならないほど悩みが深刻な場合はその原因から離れることをおすすめします。

耐えたり自力で乗り越えることが美徳のように語られる風潮もありますが、そんなものは無視が一番です。

学校や職場で生じる大体のことは、精神をすり減らしてまで乗り越えるほどの価値はないからです。

完全に潰れてしまう前に放棄しましょう。

会社員の場合はとりあえず退職するというのも手です。

残業が45時間を超える月が連続3ヶ月を超えていたり、嫌がらせ、契約時の労働条件と相違があることが原因による退職は「会社都合の退職」が適用され待機期間を経ずに失業保険がおります。

まじめな人や熱心な人ほど、今の職場を離れたら次がないのではと考えてしまうかもしれませんが、出社が辛いくらい悩んでいるのですから今後何年にも渡って耐え続けることはほぼ不可能です。

その間にうつ病などになってしまえば、余計に立ち上がるのに力を必要とします。

お金も時間も傷が深くなればなるほどかかるので、一旦会社を辞める方が生涯年収で見ると英断です。

睡眠リズムを平日と変えない

概日リズム睡眠障害という病気があります。

体内時計の周期が乱れて睡眠に障害が出ることを指し、夜更かしが重なることで本来の睡眠時間に戻せず朝寝坊してしまったり、起きている時間と寝ている時間が不規則になるといった症状がみられます。

日光を浴びると朝だと認識して体内時計がリセットされるのですが、昼ごろに起きてしまうと体はそこからが朝になるので本来の時間と体内時計がズレるのでこういった症状が現れます。

休日に多少朝寝坊するとしても2時間以上ズレると持ち直すのが難しくなるといわれているので、普段が7時起床なら9時までには起きるようにしましょう。

日曜の夜に身体を動かして運動する

月曜の朝に気持ちよく起きるためには日曜の夜の過ごし方も大切です。

運動することで血のめぐりがよくなりスッキリできます。

ただし、夜といっても就寝の4時間以上前でなければなりません。

寝る直前での激しい運動はNGです。

睡眠に入るためには内臓を休めるために体温が低下するようになっていますが、激しい運動で体温を上げてしまうと眠りに入りづらくなります。

4時間前であればジョギングなど体温を上げる運動をしても入眠時には体温が下がるので問題ありません。

寝る直前の運動ならストレッチくらいにしておきましょう。

土日で少しなまった身体をリフレッシュさせる

土日を思い切りダラけて過ごしたら心はリラックスできますが、身体はなまっているかもしれません。

とくに、スマホやパソコンの使用、読書などで同じ姿勢を続けていると肩こりの原因にもなるので、軽く運動をしてほぐしましょう。

また、平日がデスクワーク中心の人は普段運動する機会がないので、加齢によって筋肉が弱くなってくると通勤だけでも辛くなってきます。

それを予防するためにも土日のどちらかは運動するのがおすすめです。

月曜日の夜に自分へのご褒美を用意する

月曜を楽しみな曜日に変えてしまおうという方法です。

月曜を学校や仕事の日だと思うから日曜の夜にサザエさん症候群になるので、月曜日を嫌なことが始まる曜日ではなく楽しいことが待っている曜日にするべくご褒美を用意してみましょう。

楽しみなことが待っているという認識でいると、金曜に近いような気持ちになれます。

そうすることで日曜から火曜の間に感情のグラデーションができ、残った平日も結構乗り切れるようになります。

楽しみがあれば気持ちが軽くなる

月曜の夜に楽しいことが待っているとなれば、少しはテンションを上げることができるので週の始まりから絶望を感じるのは軽減できます。

ご褒美の内容はなんでもよく、毎週趣旨の異なるものでもOKです。

ご褒美の具体的な内容が思いつかない人は下記の3つを参考にしてみましょう。

デートの予定を入れる

恋人や結婚相手がいるなら毎週月曜日にデートをするのもアリです。

二人とも働いているならお互いに月曜が嫌な曜日かもしれないので二人のストレス解消にもなります。

月曜の仕事終わりからのデートとはいえ、一緒に外食をしたりカラオケやボーリングに行ったり、もしスポーツ好きなら同じスポーツジムで汗を流すなどの時間は作ろうと思えば作れます。

デートの時間なんて絶対作れないというほど月曜から残業がひどい人ならちょっと難しいかもしれませんが、週の始めからずっとブーストをかけ続けなければならない職場ということ自体ちょっと疑問なので、転職を考えてみるのもいいかもしれません。

大好きな映画を見る

夜に映画が安く見れる映画館に足を運んでみましょう。

たとえばTOHOシネマズは一般通常料金1,800円ですが夜8時以降のレイトショーは1,300円です。

また、auユーザーなら毎週月曜日は映画が1,100円で見られる特典が配信されていたり、一部映画館では月曜だけ安いというところもあります。

平日の夜は混雑もしていないので予約なしでも入れることが多いですし、シートも両隣に人がいなくて一人でも居心地よく過ごせるはずです。

あるいはDVDを借りたりネット配信の映画を見る日にするのも手です。

自宅で見るなら好きなお酒やおつまみを並べられるし、聞き逃したところを巻き戻したりもできます。

この楽しみのために月曜は仕事を早く切り上げて帰ろうというモチベーションにもつながるのではないでしょうか。

欲しかったものを買う

月曜日を欲しかったものを何かひとつ買っても良い日にするのも効果的です。

とはいえ毎週月曜に高価なものを買い続けると破産するので、金銭的なストレスがかからない程度で欲しいものにした方が心は満たされやすくなります。

気になっていた食材や飲み物、マニュキアなどの安価な化粧品類、靴下など安価でも生活が楽しくなる商品はたくさんあります。

また、月曜日はドラッグストアなどでポイントが2倍になったり、客足が伸び悩むことから飲食店で割引があったりもするので、そういった特典を賢く利用するのもおすすめです。

月曜日ならではのお得な特典のおかげで満足度が上昇します。

他におすすめなのは本や漫画です。

とくに小説などは一日の終わりに読むことにすれば平日5日間をかけて読めば毎晩楽しくなりますし、5日間で読み切ればまた次の一週間で別の物語を楽しむことができます。

オンとオフにきっちり線を引かないようにする

「社会人はオンとオフの切り替えが大事!」みたいな見出しの記事がよくありますが、これは意識高い系や器用な人に刺さる言葉であってサザエさん症候群の人には不適当な話です。

サザエさん症候群の人のオンとオフは、絶望と解放として分けられてしまっているため、さらにオンとオフを意識すると余計に辛くなります。

本来のオフは、帰宅したら学校のことも仕事のことも一切考えずにプライベートを楽しむという意味です。

平日も地続きの苦行ではなく毎日オンとオフを切り替えリフレッシュしようというのが主旨となります。

これは、残業が続いて寝るためだけに家に帰る人や、深刻な悩みがプライベートまで浸食している人にとっては難しいので、とりあえず今までご紹介した対策を試して気の沈みを緩和することから始めましょう。

無理に切り替えようとするから気分が下がる

Twitterで話題になったインド人の言葉がまさにこのことを述べています。

一部抜粋しますが「マンデーなんてサンデーの続きだろ??踊ろうぜ??」というものです。

多くの日本人にとって月曜は苦行の始まり、土日は苦行からの解放という意識が染みついていますが、単なる時間の流れとしては月曜も日曜の続きに違いありません。

声高に言うのははばかられますが「学校も仕事も適当でいい」です。

本来どちらも自分のために行くところであって、行きたくない方が勝てば行かなくてもかまいません。

サザエさん症候群に陥る人がよく勘違いしてしまうのは、学校も仕事も行かなければならない場所と捉えていることです。

場や手段を変えるという方法はいくらでもあります。

もっと気楽に、とくに気持ちの切り替えもなく月曜日に向かっても、とりあえずやることをやればいいだけです。

やる気の姿勢は意識高い系に任せておけばいいので、サザエさん症候群の人が無理にそこへ挑もうとする必要はありません。

日曜の夜に大好きな食べ物を食べるようにする

食べ物から得られる幸福感は満足度に直結しやすいので、大好きな食べ物を食べるのも良い方法です。

日曜の夜にそれを思い切り楽しんで余計なことを考える暇もなく寝てしまいましょう。

あるいは、日曜に好きなことを夜だけお気に入りの飲食店に行く日にしても良いです。

テンションンが上がりやすくなる食べ物もあります。

医薬品の製造販売を行うファイザーが開設しているサイトでは、食生活とうつ病の関係を記載しており、日本人には野菜、果物、豆、魚中心の地中海料理や和食が良いとしています。

西欧の料理は加工品が多いため日本人に必要な栄養素が足りなくなるからだそうです。

何にせよ、栄養不足は心にも体にも良くないので、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、DHA、EPAの含まれる食材、またストレスを減らすために乳酸菌など腸を整える働きをもつ食べ物を摂取しましょう。

毎日これらを意識した食事をしていれば栄養不足にはならないので、むしろ日曜や月曜をガッツリお肉や甘い物を食べる日にするのもおすすめです。

日曜の夜は友達と電話でおしゃべりする

友達と電話でおしゃべりしてみましょう。

お互い生徒や会社員なら月曜始まりでしょうから、月曜の訪れを憂鬱に思っているかもしれません。

それならばお互いにとっておしゃべりが楽しみになれば良い対策方法といえます。

ただし、自分が電話したいからと一方的にかけるのは迷惑になるのでやめましょう。

明日から始まる平日に関する不満を話すのはやめておくのがコツです。

愚痴を言うことでそのシーンを想像してしまうので余計にテンションが下がってしまいます。

むしろ聞かされる側のテンションが下がるので電話をとってくれなくなります。

来週遊びに行こうとか、この一週間で見つけた面白いものの共有、おすすめの映画のことなど楽しいことを話した直後に寝てしまえば夢見も良いはずです。

しゃべって発散しよう

おしゃべりはストレスを発散できるといわれています。

まず声に出すこと自体に効果があり、円滑なコミュニケーションを通して満足感が得られるからです。

さらに、女性は情報交換や共感によって生きてきたという人類の歴史から、より効果を感じやすくなっています。

相手としておしゃべり好きな女性を選ぶのがベストです。

男性の場合はおしゃべりがストレス発散にはならないことも多いので、やってみて向かなければ別の方法を試しましょう。

男性の場合は「無」になる方がストレスを発散できることがあります。

何も考えなくて良いような、外的ストレスを及ぼす可能性の一切無い簡単なゲームや読書などで余計なことを考えずにゆったりとした時間を楽しんでみてください。

サザエさん症候群に立ち向かおう!

主に日曜をどうすごすか、月曜をどう乗り切るかを見てきました。

これはサザエさん症候群の自覚がある人にとって効果が感じやすい対策だからです。

とはいえ、一番理想的なのは月曜日を意識しないこと。

月曜はたまたま多くの会社や学校が始業日に設定しているだけのことで、必ずしも仕事や学校が始まる曜日ではありません。

単なる時間の区切りに曜日という名前がついているだけと考えれば、その時間をどのように楽しむかは自分次第です。

「立ち向かおう!」という勢いで月曜日を受け流しましょう。

どう足掻こうと日曜は勝手に終わりますし、月曜は呼んでもないのにやってきます。

しかしそれと同じように、月曜は引き止めなくても去ってくれるのです。

受け流してしまえばあっと言う間に過ぎてくれます。

最後に念をおしておきたいのは「もっと適当で良いですよ」ということです。

仕事や学校にそこまでまじめに取り組まなくても人生はそんなに簡単に悪くはなりません。

日本は絶望するほど選択肢が無い環境ではないはずです。

視野を広げればたくさんの選択肢が見えてきます。

仕事や学校なんかよりプライベートを楽しむことを第一にしましょう。