このままだと思い出したものから手をつけてしまいそうというリスクもわかったりします。
2、段取りを組む
可視化が終わったら次は段取りを組みます。
もしかしたら、今までも要領良くやってこれたと思っていても、さらに効率的に物事を片づけることができるかもしれません。
たとえば、1つの仕事を片づけるにしても、別の仕事に伴うを調べ事をしてからの方が共通してた情報があるので説明の説得力が増す。
承認をとらなければならない仕事は承認者が社にいる時間帯に回す。
など、手間や時間を無駄にしないやり方はたくさん見えてきます。
段取りは時間の区切りを設けないのがコツです。
「何時間でやる!」のように決めてギチギチのスケジュールを組むのではなく、何から片づけるかということに注力しましょう。
時間で区切るのは明確に「何時までにメールをしなければならない」などやるべきことに元々時間の期限がついているものだけです。
なぜかというと、電話や急に飛び込んだ優先度高のものによって、結局予定通りにはいかないからです。
どうしても時間で区切りたいなら、それぞれの予定の間ごとに調整に使える時間を設けましょう。
3、完璧を追求しようとしない
何事も面倒臭くなる人は意外と完璧主義な場合があります。
何事も高い完成度を求めるため、そこに到達するまでの過程が困難に思えてやる気をなくしてしまうのです。
掃除などがわかりやすい例です。
完璧主義はやるとなったら年末の大掃除レベルで綺麗にしないと気が済みません。
ちょっと汚れが残るくらいならやらなくても一緒という考えになってしまうわけですね。
料理も顆粒出汁を使ってもいいのに昆布やカツオ節から出汁を取ってみたり。
魚も丸ごと買って捌くなど「手料理とはこうあるべき」という完璧像にやる気を奪われてしまいます。
家事は1人暮らしなら他者に迷惑をかけません。
しかし、仕事は完璧にできるイメージができないと手をつけなかったり、友達との約束や旅行も完璧なスケジュールが組めないとダメなら問題ありです。
4、断ることを覚える
面倒臭がりを直すこととはちょっと逸れますが、面倒臭がり屋だとバレないようにするには“断ること”を覚えるのが最短ルートです。
面倒臭そうな態度を周囲に見せさえしなければ面倒臭がり屋だとは思われないわけですから、自分がそう思ってしまいそうなことを断っていきましょう。
友達と遊ぶ約束をしても面倒くさいなぁと思ってしまう恐れがあるなら、最初から約束しなければいいのです。
面倒くさい態度を露わにしながら仕事をするくらいなら、最初からその課題を断った方が会社の雰囲気に悪影響を及ぼしません。
また、何でも断らないで引き受けてしまった結果、面倒臭くなってしまっていることもあります。
自分のキャパをとうに超えているのに仕事や悩み相談を引き受け、自分の体力も精神力もどんどん奪われてしまうという状況です。
これでは本来面倒臭がり屋ではなくてもそうなってしまいますから、まずは断る度胸をつけましょう。
面倒臭がり屋は断れないことが多い
面倒臭がり屋が断れないことが多いのにはいくつかタイプがあります。
まず自分の持っているタスクの整理しら面倒臭くてやっていないので、まだ自分のキャパがどれだけ空いているかをわからず安請け合いをしてしまうタイプが挙げられます。
また、断ることすら面倒臭いというタイプもいます。
これは、断った結果、相手からあれこれ言われたりする方が面倒臭いのでとりあえずとの場しのぎで請けておこうとするためです。
そして、次にご紹介するのが一番やっかいなのですが、良い人と思われたい欲望があるのに途中で放り出すことを悪いと思っていないタイプです。
頼まれれば良い人に思われたいからと請け合うのに、根が面倒臭がり屋で実際に手を動かしたり頭をつかったりすることが嫌いなため、やる気は出ず放棄してしまいます。
そのくせ悪びれもせず「忙しかった」などと言い訳しているので人望を失っていきます。
5、優先順位をつける
心理テストを例として挙げてみます。