今までも「高校の頃もっと勉強していればいい大学に入れていたかもしれない」
「学生のうちに資格を取得しておけばよかったかもしれない」
しんな後悔があるなら、未来の自分がまた「20代のうちに、30代のうちにしていれば…」と考えるのを防ぐために、今しかないという危機感を持って何事にも挑んでみましょう。
9、最低ラインを見つける
完璧主義によって面倒臭がりになってしまったタイプは最低ラインを見つけるのが効果的です。
よく引き合いに出されるのが企画書です。
まだ社内で揉む段階の企画書すら完璧なものを目標にして取り組んでいる間に、社内の別の人がラフ段階で提案した企画の話が進んでいたなんてことがあります。
どんな場面で誰が相手かを検討し、どの段階までできていればとりあえずテーブルに乗るのかという最低ラインを見極めることも仕事の1つです。
デザイン業務などはそれが露骨です。
ラフ段階から精度を高くして提出しても、それがクライアントの趣旨と合致しているかはわかりません。
制度をあげるよりラフを迅速に提出して評価を待つ方がよほど早く事が進みます。
家事なども、あまりに完璧を目指すのではなく、とりあえずは栄養がとれる食事を作る。
四角い部屋を丸く掃いてもやらないよりはマシ。
など、あまりに乱雑にならない程度のラインを維持するくらいにすればやる気が失せるのも回避できます。
10、なんでもない時も外に出てみる
とにかくなんでも面倒臭がる人は、そのせいで体力が落ちていて尚更何をするにも億劫になるという悪循環が生じている場合があります。
それなら、とりあえず何の用もなくても近所をうろついてみるなどして、フットワークだけは軽くしておきましょう。
外に出ることすら面倒臭くなる状態からは脱することができます。
めんどくさいを直すとこんなにいいことが!
めんどくさがりは頭が良いかもしれませんが、可視化や優先度の最適化をすることでさらに頭の良さを活かせるようになります。
めんどくさいを直すだけで、さらにいいことがあるので最後にご紹介します。
人生に余裕が出てきてハッピーは気持ちになる
物事を的確に整理して処理できるようになると、ギリギリになって追われるように片づけていた生活に余裕が生まれ、物事の全体像を見ることにつながります。
そうすることで、もっと簡単に処理できる方法に気付けたり、より適任な人が見つかったりしていいことづくめです。
めんどくさいと思わなくなる
めんどくさいと思わなくなるだけでも人生で無駄にする時間が減ります。
たった0.1秒めんどくさいと思うだけでも、それが日中に3回毎日あって、30歳から80歳までずっと続いたとすると50年で5475秒、つまり91時間、約4日もめんどくさいと思うことだけに時間を使っていることになります。
人生の最後にあと4日あるかどうかと考えると大分大きな違いではないでしょうか。
たった0.1秒でもこれだけあるのですから、一瞬でもめんどくさいなんて思わなければもっと人生を楽しめるようになりそうです。
まとめ
ここまで読んでいただいたのなら、そこまでの面倒臭がり屋ではないことは明らかです。
それならば、あとは行動してみるだけ。
めんどくさがるのをやめて行動し始めると、余裕が持てるようになります。
そうすることで自分に向きあう時間も増え、今よりも良い環境に自分を導くことができるはずです。
これを機会に「めんどくさい」から卒業してみましょう。