心細くなったときに励まし合える仲間もいませんし、仕事を探すこと自体も苦労してしまいます。
転職エージェントなどの力を借りる
転職情報誌や情報サイト、エージェントの力を借りて、第三者の目から見た自分のスキルを評価してもらい、見合った仕事を紹介してもらいましょう。
自分ではわからなかった自分のアピールポイントや、合う仕事が見つかるかもしれません。
40歳で転職する人たちの理由とは?
ちなみに…
40歳で転職する人たちにはどういった理由があるのでしょうか。
高校卒業後に就職していれば18歳から22年間、大学卒業後なら単純計算で18年間勤続していることになります。
もちろん同一の会社に勤め続けていることもあれば、途中転職して職場を移っていることもあるでしょうが、何にしても22年・18年という年月は決して短いものではありません。
わざわざ40歳になって転職するのにはもちろん何か事情があるはずです。
給料がいつまでも上がらないから
サラリーマンは労働契約の上で成立する存在です。
なぜ働いているのか、と問われて「お金を得るため」と答える人は存外多いのではないでしょうか。
会社のため、社会のため、公務員であれば国民や市民のためなどなどポリシーや意義を持っている人もいるでしょうが、学校を卒業して就職というありふれた人生の一連の流れで職に就いた人は生活のために働いているでしょう。
就職して5年10年と経験を積み、技能を育み、役職を得てふと自分の給与明細に目を落としたとき、それが会社が与えた自分の価値を日本円で表したものだと感じ、これっぽっちしか貰えない程の働きだろうかと哲学じみたことを思わないにしても、「もっと貰えてもいいはずだ」と思う人はいるでしょう。
自分の働きが会社のために非常に良いものだと確信できていても、上司に昇給を訴えずらかったり、会社の経営状況から昇給が難しいことがわかっていたりするとき、脳裏に転職の二文字が横切るのかもしれません。
人間関係に嫌気がさしたから
人はどこに行っても人と関わり合いを持ち続けねばなりません。
それは会社でも同じで、関わる人間を選ぶことができないのは悲しいことですが、現実です。
社長や上司のやり方に納得がいかなかったり、どうしても生理的に受け付けられない人間がいたりする職場で働き続けるのは苦痛でしかありません。
どうせ働かなければならないのならより良い職場環境で働きたいと思うのは当然です。