女性からの受けが何となく悪いと言うときには、実は女性差別的な発言をしてしまっているという可能性もあるのではないでしょうか。
女性があからさまに嫌ってくるような場合には、それだけのことをしてしまったという可能性が高いものです。
自分の言動を振り返ってみたときに、実は今までの発言が“アウト”なものであった可能性もありますよね。
これらは自分では気づくことができないかもしれませんから、できれば他の人に聞いてみると良いかもしれません。
忌憚なき意見をくれるような友人に「自分は女性差別的な発言をしていないか」ということを確認してみてください。
自分の気づかないところで女性蔑視の発言をしていることで、女性から風当たりが強くなっているという可能性もあるのです。
女性差別と思われる9個の行動と習慣
自分の行動を振り返ってみても、何が悪いのか気づけないという人も多くいます。
それは無意識的に女性差別を行っているからです。
だからこそ、どんな発言が女性差別と呼ばれているのかを知っておく必要があるでしょう。
どんな行動が駄目なのかということさえ分かれば、女性差別と呼ばれる言動をしてしまう確率は減っていくはずです。
もちろん、女性差別がいけないと思っている人の場合には、確実に避けるであろうと思われるようなものばかりではありますが、自分が怪しいかもしれないと思っている方は一度きちんと振り返ってみる必要があるのではないでしょうか。
きちんと、女性差別だと思われる言動を見極めるために、以下で女性差別と思われる習慣や行動について見てみることにしましょう。
中でも、習慣化してしまっている癖に関しては注意が必要です。
女性差別な発言
ここでは女性差別な発言を見てみることにしましょう。
女性差別な発言にはいくつかの特徴があります。
もちろんないようにもありますが、何気なく口にしているこれらの言葉は、女性にとっては不愉快に感じてしまうものが多く含まれていますので、無意識に口にしていても、いつの間にか女性差別者のレッテルを貼られるものばかりです。
中にはステレオタイプすぎて、今時口にする男はいないと思い込んでいる人もいるかもしれませんが、意外と中には口癖のように恥ずかしげもなく口にする人がたくさんいるのです。
以下のような表現は絶対に口にすることがないように気を付けておいた方が良いでしょう。
「女はこうあるべき」
まず一つ目には、「女はこうあるべき」という女性としてのライフスタイルを押し付けるような形のものです。
女性としての生き方もそうですし、容姿ももちろんそれに当たります。
特に悪いのは「男性に従うべきである」という論調ではないでしょうか。
女性は女性でも、世の中にはたくさんの女性がいますし、昔のステレオタイプな女性は現代ではあまり見なくなってしまっています。
女性も自由に歩き始める時代となっているのです。
そんな中で、「女性とはこうあるべきだ」というおしつけはもちろん、女性から嫌われる原因にもなりますし、女性に対して、昔の女性像を押し付けるようなことをすれば、女性差別ということになるのではないでしょうか。
男尊女卑の時代に理想とされていたような女性像を押し付けるようなことは、すなわち、自分がその時代の考え方を引きずっているということになるからです。
「◯◯は女性の仕事」
「◯◯は女性の仕事」という言葉も、女性に対するステレオタイプの押し付けとなるのではないでしょうか。
特によく聞くのが「家事は女性の仕事」というものですね。
家事や育児を女性だけが行っていた時代を象徴している言葉のように思われます。
もちろん、現代でも家事や育児が女性の行う確率の高い仕事であるというのは間違っていません。
ですが、それを女性のものとして男性が押し付けるのは間違っていますし、新しいスタイルでの過程の築き方が認められるようになってきています。
女性の仕事であると言われてきたものが、実は社会が女性の仕事であると決めつけたものにすぎず、特に女性しかできない仕事であるということはありません。
女性しかできない仕事は出産そのものであって、育児ではないのです。
同じように、お茶くみなども女性の仕事のように言われてきていますが、それは間違っていますよね。
女性が今までしてきた仕事だからと言って女性の仕事であるとは限りませんし、そもそも今まで女性がしてきたのは、差別の歴史があるからだということもできるものが多くあります。
全てステレオタイプに当てはまると考えるのが間違っているのでしょう。