よーくダリアの花を見てみると、キクの花ににていることに気づくのではないでしょうか。
小さな花びらがたくさんあって、ぎっしりつまっている。
その姿は、キクの花そのものです。
しかし、キクの花というとどうしても仏前などのイメージが強くなり、あまり明るい印象を持つことが出来ないですよね。
しかし、キク科ダリア属のダリアは、そんな暗い印象を持つどころかポップで華やかな印象を放っています。
そのため、年配の方から若い方までも人気を誇っているお花なんです。
ピンク色なんて見れば、女子心を持ってる方はその心を奪われてしまったのではありませんか?!
ダリアの花名の由来
ダリア…その花の名前だけでも、花の写真をみなくとも「きっと華やかな花をしているんだろうな」なんて想像できます。
その名前すらも華やかなお花なんです。
では、どうして”ダリア”という花の名前がつけられたのでしょうか?
ずばり、スウェーデンの植物学者の名前に由来しているんです!
ダリアの花を発見したのが、”アンデシュ・ダール”という方であり、その名前をもじってダリアになったといわれています。
こんなすばらしいキレイな花を発見してくれたアンデシュ・ダールさんですが、なんとダリアの花の発見をなかなか認めてもらえなかったのだそうです。
アンデシュ・ダールがなくなった後に、新しい花として認可され、”ダリア”という名前がつけられました。
きっと天国では、さぞかし喜んでいたことでしょう。
あたかも女性の名前を思わせ、さらに女性の可憐さをイメージさせてくれるダリアという名前、そしてそのすばらしい見た目の花を発見してくれたアンデシュ・ダールには、感謝の意をお伝えしたいですね。
ダリアの和名
ダリアというのは、海外で呼ばれている名前です。
ずばり、日本では違った名前でよばれていることがあります。
ずばり、「天竺牡丹」です。
あれれ。
この漢字読めないわよ!なんていうそこのあなた、「てんじくぼたん」です。
なぜ、てんじくぼたんと呼ばれているかといいますと「花そのものがボタンの形に似ている」からでした。
ダリアの花をよーく遠くから見てみると、まるっこくてそれでいてしっかりしているところから、あなたもボタンのように見えてくるのではないでしょうか。
ダリアと呼ぶのも、天竺牡丹と呼ぶのもどちらとも正解です。
しかし、現代の花屋さんでは「天竺牡丹」では伝わらないことがあるため、念のために花束などを購入する際には「ダリア」と伝えるようにしましょう。
ダリアの詳しい紹介
次に、もっとダリアの花の詳しい紹介をしていきますよ~♪
美しい見た目で見る人の心を癒してくれるダリアの咲く季節、どんな花の色があるのか、どんな種類があるのか、そしてダリアの産地やどの月の誕生花になっているのかについてお伝えしていきます!
これを知れば、確実にダリア博士になったといってもよいでしょう!
ダリアが咲く季節
ダリアは、だいたい6月~11月頃に開花します。
そのため、見ごろは夏真っ盛りということになります。
そういっても、冬場でも出回っていることがあるので年中見ることが出来るお花でもあります。
もしも、ダリアの花畑に行きたい場合には、6~11月を目安にいくようにしてください。
関東では、東京都・埼玉県・群馬県・茨城県・栃木県などに、専門のダリア花畑があります。
そこでは、季節になればダリアの花をめいいっぱい楽しむことが出来るので、シーズンになったらぜひ足を運んでみてください!
そのほかにも東北、関西、中部地方にもダリアの花畑はあります。
諦めずに実際にあなたの目でたくさんのダリアの花を見てみてくださいね!