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めんどくさいには意味があった!なぜ...(続き2)

断ることが苦手

いわゆる「人が良い」とされる人は、なにかと周りの人から頼られやすいです。

自分を頼ってくる人が本当に困っている時もあれば、ただ都合よく使おうとしている時もありますが、どちらに対しても断ることが苦手な場合が多いです。

例えば本当は自分の仕事ではないのに、人に頼まれて余分な仕事をすることになった時や、掃除当番を代わって欲しいと頼まれて引き受けてしまった時などには、本心ではそんなことはしたくないのに、仕方なしに頼まれたことをこなします。

断ることが苦手な理由は、その人によって違います。

人に嫌われたくないから、皆に頼られるリーダーになりたいから、良い人に思われたいからなど、その人の性格によるところが大きいです。

そうした性格が災いして、やりたくもないことを頼まれたり、押し付けられたりしてしまった時には、「めんどくさい」と心の中ではため息を零していることが多いです。

2、本気でやりたいことじゃない

誰でも、自分が本気でやりたいと思っていることに対しては、人から言われるまでもなく常に全力投球です。

何せ本気で自分がやりたいと思っているのですから、やる気を出すのも実際に行動するのも、自ら積極的に行います。

一方で、それが本気でやりたいことじゃない場合には、いまいち気分が乗らないことも少なくありません。

最初はそれなりにやる気があっても、集中力が切れてしまったり、ちょっと躓いてしまったりすると、途端にやる気を失くしてしまいます。

とくにそれが自分の意志ではなく、誰かの望みや意志によって動いている場合には、余計にやる気を失くしやすく、ふとした拍子に「めんどくさい」と思ってしまうことがあります。

誰でも自分の人生を、本気でやりたいことだけを送っているわけではありません。

時にはやりたくないこともやらなければなりませんし、あまり気乗りしなくても、周りに合わせて渋々やることもあります。

そうした自分が大して強い気持ちを持っていないことに関しては、何かと「めんどくさい」と感じてしまいやすいでしょう。

3、周りに合わせて動いてる

人は1人では生きてはいけませんので、時には周りに合わせて動く必要もあるでしょう。

家庭や学校、会社のように大なり小なり組織や社会の中に属していれば、尚の事協調性が必要とされる場面はたくさんあります。

学校であれば体育祭や学園祭のように、行事ごとがある度にクラスの全員が一致団結して動かなくてはなりません。

皆がやる気になっている中で、1人そんな気持ちになれなければ、そうした行事ごとを「めんどくさい」と感じてしまうことでしょう。

また、学生であればどうしても嫌なら、学校を休むなどして集団行動を避けることもできます。

しかし、社会に出るとそんな自分勝手な都合で周りの和を乱すことは決して許されなくなるでしょう。

会社の部署内で新しい企画を発案することになったのなら、周りの人と協力して自分も企画の立ち上げに尽力しなければなりませんし、周りに合わせて自分が動く機会が自然と増えます。

大人になったら必要があればもちろん周りに合わせて動きますが、それが嫌々動いている人の場合、本心では「めんどくさい」と感じていることでしょう。

4、自分のことをよく理解していない

自分自身のことをよく理解していない人は、自らの行動が原因で「めんどくさい」という気持ちが起こっている場合があります。

例えばあなたは、自分の好きなことや嫌いなこと、得意なことや苦手なことなどを完璧に自分で理解できていますか?

常に自分の内面と向き合っている人であれば、しっかりと自己認識が出来ているため、それに相応しい行動を選ぶことが出来るでしょう。

しかし、自分のことをよく理解していない人は、自ら面倒で大変な人生を選択してしまっている可能性があります。

例えばあなたの得意なことが他人とのコミュニケーションを積極的に取ることで、苦手なことが手先を使ってこまごまとしたものを作ることだとします。

得意なことは何も問題はありませんが、もしあなたが手先を使って編みぐるみを作ろうとした時には、恐らく上手く作ることが出来ずに、大いに手こずってしまうことでしょう。

編みぐるみを作るのに苦戦してしまうのは、あなた自身それが苦手な行為だからです。

しかし、あなたが自分で「手先を使うのが苦手」だと認識していないために、わざわざ自分の不得手なことに取り組んでその結果上手くいかず、ついにはその作業自体を「めんどくさい」と思ってしまうのです。

自分の行動に対してめんどくさいと感じるのには、そうした自分で苦手なことをわざわざやろうとしているのが原因であることもあるのです。

自分のことをよく理解していない人ほど、そうした「下手の横好き」を繰り返して、結局はそれ自体が面倒に感じてしまうことになるのです。

5、飽きっぽい


何にでも飽きっぽい性格の人っていますよね。

その手の人は、「熱しやすく冷めやすい」タイプであることが多いです。

何かに興味を持ち、その直後には熱心に取り組みますが、少し経つと気持ちが冷めてしまい、飽きてそれまで夢中だったものを簡単に手放してしまいます。