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めんどくさいには意味があった!なぜ...(続き4)

めんどくさいと思うことは誰にでもよくあることですし、やる気がある時もあれば、ない時もあります。

もし問題があるとすれば、それはめんどくさいという気持ちが毎日続いている状態でしょう。

めんどくさいと思うことは、気持ちが下降しているということの表れです。

そうした気持ちの落ち込みが毎日継続していると、それが原因となって人生に良くない影響を与えてしまうかもしれません。

そうなるとあなたの人生そのものを充実して送ることが出来なくなってしまいます。

もしめんどくさいという気持ちが毎日のように続いているのなら、考え方を変える試みをする必要があるでしょう。

では、めんどくさいと思い続けることで、人生のどのような影響を与えるのでしょうか?

以下に例をご紹介していきます。

交友関係を悪くする

友達が多い、少ない、また交友関係が広い、狭いには個人差があります。

友達が多い人は広く浅くの付き合いが上手なのでしょう。

友達が少ない人は、その分1人ひとりととても親しい関係にあるのかもしれません。

どんな人であれ、自分の周りにいる友達の存在は大切にするのが普通です。

それは1人になりたくないからとか、友達を大切に思っているからとか、さまざまな理由からです。

どんな時でも友達との仲を自ら悪くするような真似を普通ならばしないでしょう。

しかし、気分にむらがある人や、友達の気持ちよりもつい自分のその時の感情を優先してしまう人では、友達付き合いをめんどくさいと感じてしまうことがあります。

もちろん誰でも時には1人になりたいことがあります。

友達の親切心をお節介に感じることもあるでしょう。

しかし、そうしたささいな喧嘩や気持ちの擦れ違い、または自分勝手な気持ちが原因で、友達の存在を鬱陶しい、めんどくさいと感じてしまっていると、必ずそれはどこかで態度として表れます。

例えば友達からのメールやLINEを無視する回数が増えたり、遊ぶ約束をめんどくさいからとドタキャンしたり、友達をめんどうに思う気持ちが態度や言動になって表れれば、当然友達は傷つき、怒り、悲しむでしょう。

そしてこちらの態度が改められなければ、友達はいずれ自分からは離れていってしまいます。

友達付き合いをめんどくさがっていると、それが交友関係を悪くしてしまうこともあるのです。

信用・信頼をなくしてしまう


めんどくさいという感情は、時に厄介なトラブルや問題を起こしてしまうことがあります。

例えば、友達と遊ぶ約束をしておきながら、当日になって急にめんどくさいと思えてしまいドタキャンしてしまった。

頼まれた仕事がめんどうで、見るからにやる気のない態度で適当に仕事をした。

そんなめんどくさいという気持ちがあると、それだけで行動にも支障が出てしまうことが多いです。

そしてそのことが原因で、対人関係でトラブルを起こしたり、適当にやった仕事でミスがあったりすると、当然のように周りからの信用や信頼を失くしてしまいます。

しかし当人は、自分のその言動や態度が原因だということに気付いていないため、周囲の人から自分が評価されないことや信用されないことに対し、反対に不満を覚えてしまいやすいのです。

そうなるとさらに悪循環に陥ってしまいますので、周りの人の信用や信頼を回復させることは難しいでしょう。

恋愛や結婚で後悔する

めんどくさいという感情があると、目の前のことに対して適当に考えてしまいやすいです。

たいして好きでもない異性から熱烈なアプローチをされ、断り続けるのがめんどうで渋々付き合ってみることに。

しかし、相手がとんでもなく執着心が強くて自由に振舞うことが出来ずに後悔することになるかもしれません。

また、親に結婚しろと煩く言われるのがめんどうで、適当に見合いをした相手と結婚することに。

後になって相手の両親が過干渉だということが分かり、毎日のように家に押しかけてきて結婚したことを後悔する羽目になるかもしれません。

一度めんどくさいという気持ちになると、「どうでもいい」「何でもいい」という適当な考え方に陥りやすいです。

とにかく早く今の時間を終わらせたくて、何でもいいから適当な相手と付き合ったり結婚したりして、後になってからそのことを後悔することになる可能性は十分に考えられます。

恐らく実際に、あれこれ考えたり駆け引きをしたりするのがめんどうで適当に異性と付き合ったら痛い目を見たという人はいるでしょう。

「後悔先に立たず」という言葉通りに、後になってから適当に振舞った自分の行いを後悔しても遅いのです。