現在はあまり使用されなくなりましたが、その分、新しい言葉が生まれては消え、生まれては消えの繰り返しが続いている状態です。
パーティや飲み会などで困った時はとりあえず「ウェーイ」と言っておけば安心だと思っている方は結構多くいます。
なぜなら、意味はないので、簡単に使いやすいからです。
そのため、集団でいて、1人が「ウェーイ」って言いだすと、やまびこのように周囲にいる人が「ウェーイ」と言いだすのです。
ある意味、伝染する効果はあるみたいです。
「ヤバい」と同じ感じ
昔からよく使用されている「ヤバい」という言葉ですが、使用されるケースとしては、危機に陥っている時、何か驚くことに遭遇した時、凄く嬉しいことが起きた時など、喜怒哀楽関係なく、使用される言葉になっています。
ある意味、「ウェーイ」も喜怒哀楽関係なく使用されている感じなので、「ヤバい」と言う言葉と似たような感じではないかとも言われています。
しかし、「ヤバい」と言う言葉のように末永く残るかどうかは予想できません。
ほとんどの方はなくなると思っているみたいです。
万能な分、みんなが使用しているから使ったと言う方もいるので、別の見方をすると、いい加減な言葉でもあるのです。
ただ、使っていると言う感じ方が結構多く、特に大学生などは顕著です。
これも「みんなが」の精神が強い日本ならでは光景と言えるかもしれませんね。
️ウェーイの使い方
ここまでの説明で「ウェーイ」という言葉がどんなものなのかわかったと思います。
万能な言葉なので、どこで使っても大丈夫なのではと思う方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。
老人ホームで使っても、周囲の人たちは?マークを浮かべるだけですし、工場などで使用した際には周囲から冷たい目で見られる危険性が高いのです。
つまり、むやみにやたらに使用してはいけないワードでもあるのです。
また、大学生の間で流行っている言葉なので、世代の違う人からすると、「コイツ何言っているの?」的な感じに見られてしまう危険性もあります。
また、社会人になっても使っていると、「学生気分が抜けていない」と言った感じに見られてしまうので、プラスに作用することが実は少ないのです。
ここからは「ウェーイ」の使い方について説明していきます。
シチュエーションで意味を考えよう
いろいろなシチュエーションで使用できる言葉ですが、使う場面をよく見極めて使うことが大切です。
特にみんなと盛り上がっている時などに使用するのが好例になっています。
また、最近では会話が途切れたり、空気が止まってしまった場合などに「ウェーイ」と言って、流れを呼び戻そうとする人がいます。
このようにとにかく盛り上げようとか、まだ継続させようと言った考えで使用される方が多くいらっしゃいます。
故に、なんか空気が悪いなと思ったら「ウェーイ」と言って見ると、雰囲気が変わる可能性が高いのです。
ただ、良い方向に変わることもあれば、悪い方向に変わることもあるのです。
つまり、しっかり周囲のシチュエーションを見て、使用しないと意味がないのです。
万能であるがゆえにちゃんと使用しないと痛い目に合ってしまうかもしれない危険な言葉でもあります。
友達とすれ違ったとき
友達とすれ違った時に挨拶みたいな感じで「ウェーイ」と言う学生が増えてきました。
まあ、気の知れた友人同士ならそんな挨拶の仕方でも問題はないと思いますが、上司や先輩に対して行うと失礼きまわりない行為になってしまいます。
使う相手をしっかり把握しないと自分の身を滅ぼしてしまう危険性がありますよ。
故に、使う以前にしっかり上下関係や社会的な常識を把握しましょう。
言葉も使う以前に準備が必要なのです。
しっかり準備をして使用しているから、世の中でも使う人によって言葉の見え方が違ってくるのですよ。
つまり、みんなが使っているからと言った感じで使用している人は危ないかもしれません。
みんなが使っているから自分も使っていいと言う言葉ではありません。
しっかり言葉の意味もですが、シチュエーションや相手を考えて使用するようにしましょう。