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出向とはどういう意味?良い出向と悪...(続き5)

そして、また別の女性の場合でも総合職の希望がない人がそのような出向を命じられるケースも見たことがあります。

出向先

そして、出向先がどのような場所かにもよります。

例えば出向先で、重要なポジション任されているということであれば良い出向で間違いないです。

経験を積むと言う意味合いでは、もしかしたら出向先でそこまで重要なポジションと言うのは与えられていないのかもしれませんが、それでも待遇が悪くないと言うことであれば、良い出向で間違いないでしょうね。

先ほど、掲示板で見たと言うような人は、非常にハードなところに出向されてしまったようです。

そのような場合は、帰ってこれると言うことであれば良い出向の可能性も捨てきれませんが、出向元に帰って来れないと言うことであれば、追い出が目的の可能性も大きいです。

また出向先で、ポジションも与えられずどうでも良い部署に配属されたと言うことであれば、追い出部屋代わりに使われている可能性も非常に高いです。

ですので、出向先の状態や任されるポジション等についても色々と見ていく必要があります。

出向元に戻れるかどうか

重要なのは、出向元に戻れるかどうかと言うところも大きいです。

成長を促すと言う意味合いでの出向であれば、必ず出向元に戻れるはずです。

そこに戻ってまた仕事をしていくのが必須ですので、成長を願った出向であれば出向元に帰ることは可能です。

それは人材援助についても同じで、必要な人材であれば必ず戻ってくることができるはずです。

なぜかというと、そのようなできる人は企業にとっては必要な人だからです。

ただ、どちらかと言うと追い出すことを目的にしているのであれば、必ずと言っていいほど出向元に戻る事はできないようになっているといってもいい位です。

出向があるのは銀行員だけ?

なんとなくドラマで見ると、銀行系のドラマで出向のことが取り上げられることがあることから、出向が銀行員だけかと思ってしまいますよね。

ですが、必ずしもそうではなく、銀行員だけでなくても色々なところで出向があるようです。

大企業等でも行われている

子会社があったり、大きなところであれば、そのような出向も普通にあります。

妻の兄もかなり大きなところに勤めていますが、海外にも工場展開しているようなところで、ともすれば海外に出向させられるような人もいるようです。

聞いた話によると、物価が低い国での出向にもかかわらず、現地通貨での給与が支払われることから、あまり行きたがらない人が多いようです。

ですので、大企業においてもこのような出向と言うのはよくあるようですね。

出向命令が出たら絶対避けられないの?

良い出向と言うことであればまだ前向きに捉えられますが、悪い出向の場合はなんとしても避けたいと言う気持ちがありますよね。

では、この出向はどうにかして拒否ができるのでしょうか?

正当な理由があれば拒否出来る

基本的に正当な理由であれば、いくら企業の出向命令が出たからといって、必ず従わないといけないと言う事はありません。

具体的に言うと、就業規則に明確に出向した後の条件、給与、退職金、出向手当などいろいろなことが明確に書かれているかどうかというのが鍵です。

確かに、企業に必要な出向と言うことであれば、それは業務の都合上明確に命ずることができると言うような規定があるようですが出向する方が不利益となるような条件の変更であれば、それを拒否するのは法律的には全く問題はないようです。

不正な出向目的

どちらかと言うと、追い出部屋的に出向させるような考え方だと、不正な出向目的であるケースが多いです。

出向に関しては、就業規則に関してはきちんと書かれていることもあるのかもしれませんが、基本的に業務上必要であると言う条件はたとえ就業規則になくても必ず必要になってきます。

ですので、特に目的もなく出向させるというのは拒否することができます。

もし追い出し部屋的に出向を命じるとなると、その出向が必要なことを証明するのは難しいでしょう。

ですので、その出向目的が不正であるのが明確であれば、それを拒否するのは何ら問題はありません。

就業規則にきちんと書かれていても、それが正当ではない、権利の乱用のように感じられるということであれば問題なく拒否することができるようです。

もし、そちらが明確にわからず悩んでいると言うことであれば、労働基準監督署などしかるべきところに相談するのも手です。

労働条件が大幅に低下する

労働条件が大幅に低下すると言うことであれば、その出向命令は拒否をすることができます。