良い出向であれば成長目的や人材援助を目的としているということから、労働条件が大幅に低下すると言う事はあり得ません。
そして出向元に必ず帰れることが多いです。
もしその労働条件が大幅に低下する出向命令であれば、拒否しても法律的には何ら問題ありません。
何度も「法律的には問題がない」とは言う物の、やはり中には悲しいかな拒否をしても社内での扱いが悪くなるという事はどうしても避けられないところがあります。
ですので、もし出向を拒否したい場合は、拒否はできるけれどそのような冷たい社内の雰囲気と戦う必要性が出てくるかもしれません。
就業規定等に出向について明記されていない
就労規則等に出向について明記されていないのであれば、問題なく拒否することができます。
出向については、必ず就業規則等に書いてある必要性があります。
思いついたように出向させるということであれば、それはあまり良い出向でない可能性が高いです。
ですので、もしそのような出向を命じられ、なおかつ就業規則がについて出向について書かれていないのであれば、それは拒否しても何ら問題はないです。
期待されているからこそ出向を言い渡される
いろいろな出向があり、良い出向と悪い出向があります。
ただ基本的には、期待されているからこそ出向を言い渡されると言うケースが多いです。
もし良い出向か悪い出向かで悩んでいると言うことであれば、皆さんの年齢を今一度振り返りましょう。
若い世代の方の出向であれば、期待されている可能性大です。
40代以降と言うことであれば、人材援助目的でない場合は残念ながら追い出しに掛かられている可能性もあります。
そして、良い出向か悪い出向かの大きな違いは、出向元に帰ってこれるのかどうかと言うことです。
人材援助目的や成長を期待されているのであればきちんと帰ってくることができます。
帰って来れないと言うことであれば、悪い出向である可能性も否めません。
ただ、どうしても経営状態が悪くやむを得ず帰れない出向になる可能性もあるかもしれません。
拒否する権利もありますし、悪い出向であればそれを払いのけることができます。
ただ、良い出向である可能性が高いのであれば、前向きに検討してみましょう。
皆さんが大きく成長をするチャンスかもしれません。