なにかしら誤解を招くようなことも考えられますので謝罪の場合にはきちんとした言葉選びをするようにして下さい。
あしからずという言葉は相手によって色々な気持ちを持ってしまうかもしれませんので、申し訳ございませんなどの一般的な言葉を使用することを心掛けて下さい。
使い方次第で嫌みにとられる
この言葉には色々な受け取り方を持ってしまうことがありますので使い方には十分に注意をするようにして下さい。
文末のあしからずという言葉で終わってしまうと自分の気持ちを最後まで伝わらない場合も多くなり、メールなどをもらった相手は嫌みとして受け取ってしまうこともあるのです。
そういった事が続けば人間関係にも影響が出てきますし仕事上の問題というものも出てきてしまいます。
また、あしからずの使い方で最も注意すべき点は次のことになります。
クレーム発生後には使わない
仕事上のトラブルなどがあり相手先との問題などが一応は落ち着いた場合でも、言葉選びには十分な注意が必要になります。
クレームなどは発生した場合には相手の気持ちも不快感が残っている場合が多く、こういった時に相手の気持ちを逆なでするような言葉にもなってきますので「あしからず」といった表現は絶対にしてはいけません。
きちんと相手の気持ちが以前と同じようになるまでは丁寧すぎる言葉で対応していくことがベストですし誤解しやすい言葉は選ぶべきではありませんよね?
一つの問題だけで済むことも言葉の選択によってはさらに大きな火種となる場合もありますのでご注意下さい。
あしからずで許しを乞おうとしない
あしからずという言葉は謝罪などの意味は全く含んでいませんのでこの言葉で相手に対しての許しを乞おうとはしないで下さい。
悪気はなかったから気を悪くしないでといった意味は持っていますが、この中には謝罪の言葉などはないと考えていくようにして下さい。
通常での会話などでは感情や態度によって相手にもわかることがありますが、文章だけで伝えることは不可能であると思って下さい。
文字だけを見て自分の気持ちを伝えるということは、それなりの言葉も必要となってきますし省略した形で書いてしまえば相手にはそれなりの気持ちしか伝わりません。
あしからずという言葉はご了承くださいなどの続く言葉もありますので、使用する場合には最後まできちんと書かなくてはいけませんし、内容によっては違う言葉を選ぶことも大切になってきます。
相手への敬意をもって正しく使おう
今回は「あしからず」という聞きなれない言葉について色々とお話しをしてきましたが誤解を生む言葉にもなっていることがわかりました。
自分ではきちんとした意味を知っていても相手にはわからない場合も出てきますしその後の対応にも困る言葉であると理解して下さい。
また、自分でビジネス文書を作っていく上で大切なことは相手との親密度と第一に考えていくことになります。
親しくないといった相手に「あしからず」で終わるメールなどを送ってしまえば、それは会社の問題として大きく広がる可能性があることを理解しましょう。
次に大切なことですがこういった言葉を使う場合にはきちんとした敬意を払う必要があります。
相手に対する気持ちを最後まできちんと表すことが出来ればどういった言葉でも構わないのですが何かしらの事が省略されてしまえば関係の悪化にも繋がってくるものです。
自分では気持ちを伝えたつもりでも相手に伝わらなければ意味もありませんし、会社に迷惑をかけることにもなってきます。
ビジネス文書の難しい点は自分一人の問題とはならず、必ず会社の指導が悪いなどといったクレームに発展することにあります。
これはどういった場合でも自分一人で対応をすることを避けなければいけませんし上司などにも謝罪をお願いすることになりますので注意が必要です。
社会人になると色々な言葉というものが出てきますが「あしからず」を会社の仕事などで使うとはあまり考える人はいませんよね?
普通の生活においては多用することのないものですし社会に出てから聞いたという方もいるかと思います。
こういった言葉というものは普段から使い慣れていない為に自分でもどのようにして使用していいのかがわからない事も出てきます。
そういった時に大切になるのがきちんと調べ上げることと言い換えの出来る言葉を探すことです。
この二つのことを日頃からやっていくことでほとんどの場合は問題など発生することはないのですが、間違った使い方を覚えてしまうとクレームの原因にもなることを忘れないようにしましょう。
皆さんが「あしからず」という言葉に対してどういった気持ちやイメージを持っているのかはわからない部分の方が多くなってきます。
これは実際に使われる相手も同じように思っているのだということを認識するようにして下さい。
使い方の難しい言葉というものはこれだけではありませんが、あしからずを使う時には相手に受け入れられるかどうかを考えた上での使用を心掛けるようにしましょう。
仕事で覚えなければいけない言葉というものは今後も沢山でてくると思いますが、一つ一つの問題から取り組んでいくことで必ず解決できる道が開けるものです。
皆さんが知らない言葉というものはまだまだ沢山あると思いますが、今後は調べてみることにも興味を持ってみませんか?
言葉の持つ意味を正しく理解していけば、それはきっと自分を助けてくれる大きな自信となるのですから。