ある回のことです。
「練マザファッカー」というヒップホップグループにお笑い芸人の中川家の中川剛を加入させ、ラップを勉強させるというもの内容が放送されたことがありました。
その放送の中で、その「練マザファッカー」の方達が「ディスる」という言葉をたくさん使っていたのです。
その映像をみたダウンタウンの方も「ディスる」という言葉をすぐに使っておられました。
この番組が放送されていた当時は、人気の番組でもあり視聴している方が多くいたこともあり、「ディスる」という言葉を知るきっかけになったのではないかと推測できます。
小学生でも見ることの出来る時間帯の番組ということもありました。
小学生や中学生などは初めて知った言葉は多様する傾向があることは、多くの方は承知の上だと思います。
このように多くの視聴者がいる番組で「ディスる」という言葉が放送されたことにより、多くの方に浸透した、と考えられるのです。
現在の浸透度
今の生活で既に「ディスる」という言葉を使っている方は多くいらっしゃいますよね。
あなたが使っていなくても、誰かが使っているのをここ最近の3ヶ月以内には一度くらいは耳にしたことはあるのではありませんか?
リンカーンというバラエティ番組、そしてインターネットの普及もあいまって、「ディスる」という言葉は世の中にとても浸透していますね。
どの年代が一番使ってる?
では、一番「ディスる」という言葉を遣っている年代はどの年代でしょうか?
とあるアンケート調査によると、「ディスる」という言葉の意味を分かったのは、年齢に関係なく全ての年代でだいたい41%くらいでした。
ほぼ半分くらいの方が「ディスる」という言葉の意味を知っているんですね!すごい!
そして、「ディスる」という言葉の意味を高い確率で知っていると答えたのは、20代で71%、30代で55%でした。
言葉というのは、意味が分かっているからこそ使えますよね。
要するに20代の方では約7割の方が、30代の方では約半分の方が「ディスる」という言葉を使っていると解釈することが出来ますよね!
また、年代があがるにつれて、「ディスる」という言葉の意味を知っている割合は減っていきます。
”若者言葉”といわれるくらいですから、若者がよく使い、世間に知らしめてることが分かりますね。
「ディスる」の使い方
世の中には、若者を中心として多くの方が「ディスる」という言葉を使っていることが分かりましたね。
そのように「ディスる」という言葉の意味を知って、日常生活の会話に取り入れている人というのはどんなシーンで「ディスる」のでしょうか。
「ディスる」は、相手や対象物をバカにしたり、下に見るような意味がありましたね。
もしも、「ディスる」という言葉の意味を知らなくて、この記事で知った方、また今まで別の意味で使っていた人などは、その言葉を使う場面というのも把握しておきましょう。
ある程度、「ディスる」という言葉を使うシーンを知っておくことで間違わずに何かを「ディスる」ことができますよね。
人に使うとき
多くの方が誰か「人」をバカにしたり、侮辱したりする時に「ディスる」ようです。
会話の中で皮肉を言ったり、ちょっとバカにしたり、相手の行動や言葉に反することをいいますね。
誰かにバカにされたときは、「ディスられた」ということになるのです。
あなたも、「アイツにディスられたんだよねー」「今、さりげなくディスったでしょ?」なんて言われたことがあるのではありませんか?
ものに使うとき
また、意外に思われるかもしれませんが「ディスる」は、人だけでなく、ものに対して使うこともあります。
ある道具が使えなくて「これは使えない」となったとき、その道具に対してイチャモンを付けることってありますよね。
それも「ディスる」ことなのです。
また、そのような物質的なものだけでなく、何かの行事だとかイベントに対しても「ディスる」ことがあります。
あの祭りは楽しくなかったとか、何か不満があるときありますよね。
それも立派に「ディスっている」ことになるのです。