ミスなどしないように一生懸命努力してきたので、ショックのために自信を無くしてしまったようなのです。
あんなミスをなぜ犯してしまったのかと自問自答して、みんなの顔もまともに見られなくなったのです。
上司に対しても、取り返しのつかない出来事をしでかしたように恐縮するのです。
「すまんすまん、ちょっとミスをやってしまった」と簡単には謝る行動が取れなくなったのです。
このような落ち込み方もあるようです。
こんな時には、どうすれば良いのでしょう。
仕事不安は誰にでもあること
常識的なことをまったく知らないと、みんなから馬鹿にされてしまいますが、仕事では分からないことはいっぱいあるのです。
経験を積んだ人や知識が豊富な人なら理解できますが、専門的な新しい情報はすぐには分かりません。
このように、それぞれのレベルや立場で、不安に思うことはいろいろとあるのです。
その不安を、勉強して解決して取り除くのも仕事なのです。
こんな知識だの経験以外にも、家族に関する出来事とか病気などの原因で、精神的にも不安があって仕事にも影響してくる場合もあるのです。
このように考えると、いろんなことが重なってストレスになり、仕事不安は誰にでもあることと言えます。
仕事不安を取り除く20個の方法
誰もが持つ仕事不安、そんな不安をうまく取り除くことが出来たら、もっと楽に仕事が出来て余裕のある生活ができるかもしれません。
仕事不安を持っている人は、仕事以外にも不安が多いかもしれません。
普通の人なら気にしないかも知れませんが、次に乗る予定の電車が遅れていないかどうか、過剰に心配する人もいるのです。
生真面目な性格の人に多いようですが、もし遅れていたら次の約束に間に合わなくなるので、すぐに連絡を入れてキャンセルするか遅れて参加できるかを確認しようと思い込むのです。
もし、人身事故で電車が止まっていれば、別のルートで行くか最悪はタクシーで駆けつけるかです。
そんな事を次々と心配するのは異常な性格と言わざるを得ないのですが、不安に感じると冷静になれずに自分の感情をコントロールできなくなるようです。
そんな事を考え過ぎる人は、まともな生活ができなくなるようです。
そこまで行くと、やはり病気かも知れません。
不安障害とか不安神経症と呼ばれる病気なのです。
そして、究極の問題は、会社に行くことができないと言う人も急増しているようなのです。
その症状とは、まずは通勤電車に乗ることができないのです。
そして上司とは面と向かって話しができなくて、上司とのやり取りは家族が間に入って行うという状況にもなるようです。
男性でも大学の卒業式に母親が付き添うケースも多いようで、精神的にも独り立ちができていないようです。
このような男性であれば、仕事不安に陥りやすい性格です。
ところが、このような新人だけでなく、ベテランの社員や管理職まで、仕事不安に取りつかれている人が多いことが分かっています。
仕事も含めた不安障害を持っている人は、軽度な人から重度な人までを含めると、サラリーマンの5人に1人の割合になっているそうです。
この症状は、そのまま放っておくと冷静な判断ができなくなってパニックになったり、動機や不眠、頭痛や胃潰瘍、吐き気などの症状が顕著になってきて、うつ病になってしまうこともあるのです。
こんな仕事不安に陥ってしまったら、どのようにして抜け出せば良いのかを考えてみました。
1、不安なことを書き出す
まずは、現時点でどのような不安を抱えているのかを知ることです。
単に頭の中だけで不安な感覚に取り込まれてしまい、現実には大したことでないということもあるからです。
また、不安なことは数えきれないくらい多いと思っていたけれども、実はそんなになかったので安心感を覚えた人もいるのです。
だから、一度不安なことと思っていることを、具体的に一枚の紙に箇条書きで書いてみることです。
順序は考えずに、思いついたことを羅列して書いてみるのです。
綺麗な言葉でなくても、不安なことを具体的に書くのです。
このようにすると、自分の不安な気持ちを紙に吐き出すような感覚になってスッキリするのです。