「わたしの人生には、不安という言葉はない」などと大嘘をつく人はいないでしょう。
生きていく上で何かに不安を感じ危険を感じるので、それに対処して生きているのです。
街を歩いていても、青信号で横断歩道を渡る時も、暴走車が猛スピードで突っ込んでこないかと不安になって、注意しながら渡るはずです。
危険を予測する能力も持っているはずです。
低学年の子供を持つ親なら、「横断歩道では、手を挙げて右を見て左を見て車が来ないことを確認してから渡るのよ」と危険を予測する術を叩き込んで教えるはずです。
危険や不安はあるものだと教え込むのです。
大人でもそうです。
不安というものは、決して無くならないものと受け入れることが大事なのです。
まずは、不安を受け入れてみましょう。
6、逃げてもいいと考える
この言葉は、お年寄りがよく使っていたフレーズなのです。
つまり、古くは中国の南北朝時代の兵法書「兵法三十六計」に書かれている戦の仕方の一つなのです。
不利な戦いになった時には、あれこれと策を練るよりもまずは逃げるべきということです。
これをもとに、「三十六計逃げるに如(し)かず」という故事が生まれ、「逃げるが一の手」「逃げるが勝ち」「負けるが勝ち」などと言われてきたのです。
お年寄りが、何か難しいことを頼まれたり相談を受けた時に、気乗りがしないとすぐに「逃げるが勝ち」と言い残して去ってしまうのです。
仕事の場合でも、何かの難題を依頼されたり頼み込まれると、「ムリムリ」と手を左右に振ってあっさりと断る人を見たことがあるはずです。
自分の能力以上のことを「一段上に飛躍するためにも、難しいけれども頑張ってくれ」と押し付けられたときに、つい「分かりました。
頑張ります」と受けてしまうと、仕事不安に陥ってしまうこともあるのです。
そんな時には、「わたしはまだ実力が無いので、ご迷惑をおかけしてしまいます。
別の適任者を選定ください」と断る、つまりは逃げることも考えることが大切です。
ただし、現在の仕事はしっかりとやり遂げることは当然のことです。
7、どうでもいいやと開き直ってみる
究極の仕事不安に陥ってしまった時には、逃げるどころではなくて硬直してしまうこともあります。
心も身体も言葉も固まってしまうのです。
動悸も呼吸も激しくなって、冷や汗も吹き出します。
そんな時の対処は、「どうにでもなれ!」と開き直ることです。
不安な結果をあえて受け止める覚悟をするのです。
心配しなくても、戦場ではないので命までは奪われません。
怒鳴られようが文句を言われようが、辱めを受けようが耐えてやると決心するのです。
解決しなくてもいい不安もある
開き直って覚悟を決めると、相手にもその雰囲気が伝わります。
すると、不思議なことにさんざん悩んでいたことでも、相手がスルーするときもあるのです。
ようするに、その不安は後回しにされたのです。
相手にとっては、どうでもよい問題であったようです。
そんなこともあるというぐらい、解決しなくてもいいぐらいの不安もあるのです。
自分には大きな不安であったのですが、どうでもよいことだったのです。
8、失敗してもいいからとりあえずやる
生真面目な人ほど、手抜きをしたくない、完璧に仕上げたい、と思うものです。
完璧に仕上げようとすると、あれもこれもと条件が増えてきて不安になってしまうのです。
仕事不安になったら、一度大げさなプライドは捨てて気軽に取り組むことを考えてみてください。