もうすぐ入社式を迎える新人さんは、会社に着て行く服もカバンも靴もすべて用意できました。

当日に自宅から勤務先までの通勤の方法も頭に入れました。

会社からの連絡で、当日に必要な書類や資料もチェックしました。

入社式の当日は、新入社員も全員そろって新しい門出を迎えることになります。

同時入社のライバルたちは、どのような人達だろうと興味津々です。

可愛い女子社員はいるのだろうか?先輩達は優しくしてくれるのだろうか?どこに配属されるのかという期待と不安が入り混じった気持ちなのです。

新人は当面社内研修を受けることになるらしいのですが、どんなことを覚えさせられるのだろうかと、これも不安になってきます。

ともかく、職場の人間関係がうまく行くことと、自分の実力で役に立つのかなという根本的な不安も残っているのです。

先輩から聞いたところでは、大学で覚えた知識はあまり役に立たないらしいこと、会社ではより専門的な仕事を初めから覚えなければならないことなど、より不安をかきたてる情報ばかりなのです。

意地悪な先輩や上司に当たると、言うことを聞かないとすぐにパワハラの対象になってしまい、不適格の烙印を押されてしまうこともあるようなのです。

まだ、実際には入社すらしていないのに、余計なことで悩んでしまうのです。

でも、新入社員はまだ良いのです。

というのも、中途採用で別の企業から引き抜かれてきた人にとっては、会社の幹部の期待度も大きいので、しっかりと結果を出さなければならないからです。

きっと頼りになる、経験も豊富だから新しいことにもチャレンジしてくれそう、などと初めから期待されているからです。

中途採用の人は、新卒の新人とは区別されて、経験のある社会人として認識されているのです。

このような人にとっては、期待されているように仕事ができるのだろうかという不安は人一倍なのです。

初めて出社した時に、みんなの前で自己紹介する時にも、側にいる上司は必ず「優秀な人に来てもらえた」と褒め上げるのです。

みんなの視線を感じると、ますます不安が頭をよぎるのです。

仕事の事で不安になった時には、どのように対応したらよいのかも考えてみました。

仕事不安…。そんな時に試してみてほしいこと

新しく仕事に加わる人や病気などで長らく休んでいた人、また程度の経験を積み重ねてきた人など条件は様々ですが、何かの時に仕事に対する不安を覚えることがあります。

ある営業マンは、いつもと同じように営業活動をしているけれども、最近は契約件数が減ってしまって売上も伸び悩んできたという人もいます。

自分では、毎日新しい情報にもしっかりと目を通し、お客様とのコミュニケーションもしっかりととっているのにです。

時代遅れの企画や商品などとハッキリとした違いがあれば明白なのですが、それも良くは分からないところが悩みの種なのです。

世間では、そんな状況をスランプと呼んでいますが、体調面に問題でもあるのかなと考えるようになったのです。

原因がよく分からないスランプのようです。

仕事に自信がなくて怖い


以前は、上司から「これを今週中に処理しといてくれ!ちょっとややこしい案件だけど」と注意して対応するように言われても、「任せておいてください。大丈夫ですから」と自信を持って答えて処理していたのです。

しかし、最近はなぜか自信が無くなってしまって大丈夫ですとは言えなくなったのです。

つい「できるだけ努力してみます」と答えるのが精一杯なのです。

上司もその雰囲気を敏感に感じ取ったようで、「君は、最近体調でも悪いのか?」と聞き返してきます。

「いえ、特に体調には問題はありません」と返事するのですが、その声も以前のような力強さもなくなっているのです。

何かの原因で、仕事に自信が無くなって何か怖いと思っているようなのです。

誰でも、このようなときがあるものです。

失敗やミスをして迷惑をかけてしまった

時々仲間がミスをしてしまって、全員で不具合を修正するために動くことがあります。

ミスをした人は平謝りで小さくなるのですが、こんな時にみんなの前で「誰でもあることだよ!お互い様だよ、心配するな」と声をかけて激励していたものです。

そんなポジティブ思考の人間でしたが、いざ今度は自分が失敗をしてみんなに迷惑をかけてしまったのです。

「大丈夫だよ、心配するな」と激励していた本人が、今度はミスをして迷惑をかけてしまったのです。

ミスなどしないように一生懸命努力してきたので、ショックのために自信を無くしてしまったようなのです。

あんなミスをなぜ犯してしまったのかと自問自答して、みんなの顔もまともに見られなくなったのです。

上司に対しても、取り返しのつかない出来事をしでかしたように恐縮するのです。

「すまんすまん、ちょっとミスをやってしまった」と簡単には謝る行動が取れなくなったのです。

このような落ち込み方もあるようです。

こんな時には、どうすれば良いのでしょう。

仕事不安は誰にでもあること

常識的なことをまったく知らないと、みんなから馬鹿にされてしまいますが、仕事では分からないことはいっぱいあるのです。

経験を積んだ人や知識が豊富な人なら理解できますが、専門的な新しい情報はすぐには分かりません。

このように、それぞれのレベルや立場で、不安に思うことはいろいろとあるのです。

その不安を、勉強して解決して取り除くのも仕事なのです。

こんな知識だの経験以外にも、家族に関する出来事とか病気などの原因で、精神的にも不安があって仕事にも影響してくる場合もあるのです。

このように考えると、いろんなことが重なってストレスになり、仕事不安は誰にでもあることと言えます。

仕事不安を取り除く20個の方法

誰もが持つ仕事不安、そんな不安をうまく取り除くことが出来たら、もっと楽に仕事が出来て余裕のある生活ができるかもしれません。

仕事不安を持っている人は、仕事以外にも不安が多いかもしれません。

普通の人なら気にしないかも知れませんが、次に乗る予定の電車が遅れていないかどうか、過剰に心配する人もいるのです。

生真面目な性格の人に多いようですが、もし遅れていたら次の約束に間に合わなくなるので、すぐに連絡を入れてキャンセルするか遅れて参加できるかを確認しようと思い込むのです。

もし、人身事故で電車が止まっていれば、別のルートで行くか最悪はタクシーで駆けつけるかです。

そんな事を次々と心配するのは異常な性格と言わざるを得ないのですが、不安に感じると冷静になれずに自分の感情をコントロールできなくなるようです。

そんな事を考え過ぎる人は、まともな生活ができなくなるようです。

そこまで行くと、やはり病気かも知れません。

不安障害とか不安神経症と呼ばれる病気なのです。

そして、究極の問題は、会社に行くことができないと言う人も急増しているようなのです。

その症状とは、まずは通勤電車に乗ることができないのです。

そして上司とは面と向かって話しができなくて、上司とのやり取りは家族が間に入って行うという状況にもなるようです。

男性でも大学の卒業式に母親が付き添うケースも多いようで、精神的にも独り立ちができていないようです。

このような男性であれば、仕事不安に陥りやすい性格です。

ところが、このような新人だけでなく、ベテランの社員や管理職まで、仕事不安に取りつかれている人が多いことが分かっています。

仕事も含めた不安障害を持っている人は、軽度な人から重度な人までを含めると、サラリーマンの5人に1人の割合になっているそうです。

この症状は、そのまま放っておくと冷静な判断ができなくなってパニックになったり、動機や不眠、頭痛や胃潰瘍、吐き気などの症状が顕著になってきて、うつ病になってしまうこともあるのです。

こんな仕事不安に陥ってしまったら、どのようにして抜け出せば良いのかを考えてみました。

1、不安なことを書き出す


まずは、現時点でどのような不安を抱えているのかを知ることです。

単に頭の中だけで不安な感覚に取り込まれてしまい、現実には大したことでないということもあるからです。

また、不安なことは数えきれないくらい多いと思っていたけれども、実はそんなになかったので安心感を覚えた人もいるのです。

だから、一度不安なことと思っていることを、具体的に一枚の紙に箇条書きで書いてみることです。

順序は考えずに、思いついたことを羅列して書いてみるのです。

綺麗な言葉でなくても、不安なことを具体的に書くのです。

このようにすると、自分の不安な気持ちを紙に吐き出すような感覚になってスッキリするのです。

また、具体的に書いていくことで、頭の中も整理されてきて、何件かあったと思われていたことが、実は一つの不安に集約されることもあるのです。

書かれた文字を眺めることで冷静になる時間も生まれます。

そして、箇条書きにされた不安の内容を関連する項目ごとにまとめていくと、これとこれは表現が違うけれども同じことを書いてるとか、まとめる過程で解決策もひとりでに浮かんでくることもあるのです。

解決策がなんとなく浮かんでくると、「その不安は自分でも解決できるかも」と不安が少し減って前向きな気持ちになってくるのです。

そして、不安を抜き出した項目の上に、解決策や対策なども走り書きできるようになるのです。

まずは、不安なことを思いつくままに順に書いてみることです。

2、いいイメージを思い浮かべる

仕事に不安を持つようになる前には、しっかりと仕事を処理していて、上司にも褒められたこともあるはずです。

予定よりも早く完成したとか、仕事の中身が素晴らしかったとか、褒められる理由があったのです。

この時の熱意を思い出してみてください。

現状と何が違うのでしょうか?

独身の人は失恋の痛手で悩んでいるのでしょうか?

既婚の人は、パートナーとの関係が悪くなったり、子供の教育のこと、学資や住宅ローンのことで悩んでいるとか、万一不倫問題で喧嘩しているとか、理由が分かれば解決法も考えられます。

そういう問題が無ければ、上司から褒めてもらっていた頃の、いいイメージを思い浮かべて見ることです。

当時は理解し合える相棒がいたこと、自分の能力を理解してくれて応援してもらっていた取引先の担当者など、意外な仲間の支援があった場合もあります。

結局は親身に相談できる人がいなくなったためです。

このように、仕事が順調に進んでいた頃のイメージを思い出して、現在欠けていることを補う工夫が必要なのです。

3、あえて好きなことや趣味に取り組む

仕事のことで頭がいっぱいになっている証拠です。

そんな硬直した頭の中を、楽しいことに置き換えてみることをお勧めします。

旅行をしたり、スポーツのサークルに参加して仲間を増やして汗をかいてみることも必要です。

何かに熱中することで、疲れた頭を活性化するのです。

4、上司、先輩に不安を打ち明ける

自分の心や頭の片隅に留まっている悩みや不安を、一度オープンにしてみることです。

上司や先輩に不安を打ち明けて見るのです。

真剣に打ち明ければ、相手も真剣に受け止めてくれるはずです。

頭や心がスッキリとすると気持ちが落ち着いて、適切なアドバイスと対応をしてもらえば、不安も減っていき仕事に打ち込めるのです。

家族や友人に相談するのもOK

仕事不安の時には、必ず何かしらの悩みごとを持っているはずなのです。

周りの人にとっては、本当に些細なことかも知れませんが、本人は人知れず気にかけていることも多いのです。

セクハラを受けている時の状況と同じで、セクハラの大小に関係なく、当人がストレスを強く感じたら立派なセクハラなのです。

悩み事も同じで、悩みの大小には関係なく本人が苦しい、耐えられないと感じたら仕事不安になる立派な動機なのです。

そんな不安は、一度家族や友人など信頼できる人に相談するのも良いことです。

家族や友人も、過去に経験してきたことかも知れません。

あなたの相談を真剣に聞いて受け止めて何らかのアドバイスをくれるはずです。

あなたの性格をよく知っているので、適切なアドバイスになるかもしれません。

そして、心の中のモヤモヤを打ち明けることでストレスが減って、精神的にも落ち着きを取り戻して、自分を客観的に見つめ直す機会にもなります。

聞いてもらえたという安心感で、仕事に対する考え方に変化が起こることもあるのです。

5、不安を受け入れる

人間は生きていく上で、何かの不安は常に付きまとうものです。

「わたしの人生には、不安という言葉はない」などと大嘘をつく人はいないでしょう。

生きていく上で何かに不安を感じ危険を感じるので、それに対処して生きているのです。

街を歩いていても、青信号で横断歩道を渡る時も、暴走車が猛スピードで突っ込んでこないかと不安になって、注意しながら渡るはずです。

危険を予測する能力も持っているはずです。

低学年の子供を持つ親なら、「横断歩道では、手を挙げて右を見て左を見て車が来ないことを確認してから渡るのよ」と危険を予測する術を叩き込んで教えるはずです。

危険や不安はあるものだと教え込むのです。

大人でもそうです。

不安というものは、決して無くならないものと受け入れることが大事なのです。

まずは、不安を受け入れてみましょう。

6、逃げてもいいと考える

この言葉は、お年寄りがよく使っていたフレーズなのです。

つまり、古くは中国の南北朝時代の兵法書「兵法三十六計」に書かれている戦の仕方の一つなのです。

不利な戦いになった時には、あれこれと策を練るよりもまずは逃げるべきということです。

これをもとに、「三十六計逃げるに如(し)かず」という故事が生まれ、「逃げるが一の手」「逃げるが勝ち」「負けるが勝ち」などと言われてきたのです。

お年寄りが、何か難しいことを頼まれたり相談を受けた時に、気乗りがしないとすぐに「逃げるが勝ち」と言い残して去ってしまうのです。

仕事の場合でも、何かの難題を依頼されたり頼み込まれると、「ムリムリ」と手を左右に振ってあっさりと断る人を見たことがあるはずです。

自分の能力以上のことを「一段上に飛躍するためにも、難しいけれども頑張ってくれ」と押し付けられたときに、つい「分かりました。

頑張ります」と受けてしまうと、仕事不安に陥ってしまうこともあるのです。

そんな時には、「わたしはまだ実力が無いので、ご迷惑をおかけしてしまいます。

別の適任者を選定ください」と断る、つまりは逃げることも考えることが大切です。

ただし、現在の仕事はしっかりとやり遂げることは当然のことです。

7、どうでもいいやと開き直ってみる

究極の仕事不安に陥ってしまった時には、逃げるどころではなくて硬直してしまうこともあります。

心も身体も言葉も固まってしまうのです。

動悸も呼吸も激しくなって、冷や汗も吹き出します。

そんな時の対処は、「どうにでもなれ!」と開き直ることです。

不安な結果をあえて受け止める覚悟をするのです。

心配しなくても、戦場ではないので命までは奪われません。

怒鳴られようが文句を言われようが、辱めを受けようが耐えてやると決心するのです。

解決しなくてもいい不安もある

開き直って覚悟を決めると、相手にもその雰囲気が伝わります。

すると、不思議なことにさんざん悩んでいたことでも、相手がスルーするときもあるのです。

ようするに、その不安は後回しにされたのです。

相手にとっては、どうでもよい問題であったようです。

そんなこともあるというぐらい、解決しなくてもいいぐらいの不安もあるのです。

自分には大きな不安であったのですが、どうでもよいことだったのです。

8、失敗してもいいからとりあえずやる

生真面目な人ほど、手抜きをしたくない、完璧に仕上げたい、と思うものです。

完璧に仕上げようとすると、あれもこれもと条件が増えてきて不安になってしまうのです。

仕事不安になったら、一度大げさなプライドは捨てて気軽に取り組むことを考えてみてください。

失敗をしても、「ああ~、やっちゃった」と軽い言葉で済ませるような雰囲気をつくっておくことです。

周りから期待され続けるような人物像を作ってしまうと、絶えずプレッシャーを感じてしまいます。

失敗してもいいからとりあげずやるという、雰囲気づくりをしておいてください。

9、これまで越えてきた自分の壁を思い出す

ここに至る人生の中でも、これはダメだと目をつぶった出来事もあるはずです。

しかし、あなたは現在までたどり着いたのです。

受験の壁、就職の壁、恋愛の壁、病気の壁などなど、いろんな壁にぶつかって乗り越えてきたのです。

その都度、なんとかそれらの壁を乗り越えてきたのです。

まだまだ越えていく力は残っているはずです。

自分なりの自信を持っても良いのです。

10、人生仕事が全てじゃない

あの人は凄い人だ。

仕事も順調でお金も名誉も能力も容姿も、みんな揃っていて順風満帆の人生だなあと思われていました。

しかし、跡継ぎの息子は難病を患って完治しないままに入院生活が長く続き、おまけに自らの不倫問題で離婚の憂き目にあったようです。

人生は何が幸せか分かりません。

ともかく言えることは、人生仕事が全てではないようです。

11、客観的に自分を見てみる

仕事不安になった時には、近くの公園にでも出かけて、しばらくひとりでベンチに腰かけてみて、現在の自分を客観的に見つめてみる時間も大事です。

世の中には、様々なひとが暮らしているのです。

昼間の公園は、お年寄りのたまり場になっていたり、小さな子供を連れて散歩している親子もいるのです。

小さい頃の自分から、将来の年寄りになるまでのタイムトラベルをしている雰囲気なのです。

そして今の自分があるのですが、自分はどのような存在なのでしょうか?

会社の役に立っているのでしょうか?自分の同期や先輩たちは、自分とどれくらい差や違いがあるのでしょうか?

ふと考えて見ると、自分も捨てたものでないと分かるかも知れません。

自分なりの存在価値が見つかるはずです。

みんなの足を引っ張っていなければ、存在価値があるはずで、仕事不安になる必要はないはずです。

客観的に自分を見つめ直して、少しは自信を持つのです。

12、5分くらいぼーっとしてみる

ともかく仕事に対する不安が急激に増加した時には、何をしたら良いのかも分からなくなってしまう時があるのです。

そんな時は、不安なままで仕事に取り掛からずに、いったん休憩して気持ちを静めるべきです。

タバコを吸う人なら、ちょっと一服することで興奮が収まります。

ビルの非常階段の踊り場で、タバコを吸って一服している人を時々見かけますが、これは頭のクーリングに効果的なのです。

タバコを吸わなくても、深呼吸を何回かしながら5分くらいぼーっとしてみるのも不安解消に役立つようです。

13、仕事で不安になることを放置する

これもしばらく不安なことをそのままに放置してみて、本当に不安が的中するか、その影響がどれほどのものか様子を見る方法です。

すぐには不安の解消方法が頭に浮かばない時に、やむにやまれず放置するのです。

一か八かという決断でもあります。

14、簡単な仕事からどんどん終わらせる

仕事不安になった時には、処理できない仕事が次から次に溜まってくることもあります。

その状況を見ているだけでも、ますます仕事に不安が生まれてパニックになってしまうのです。

整理整頓が苦手な人は、部屋の中は服やカバン、道具類が散らばっていることがあります。

必要なものをすぐには見つけ出せなくて、部屋にあるものを片っ端からひっくり返して探すこともあります。

いらないものがまた散らばって邪魔をするので、見つけ出すのに時間がかかってしまいます。

頭の中も同じことで、必要でない情報も重要な情報も、一緒に記憶していると必要な時に思い出せなくなるのです。

いらないものや情報をドンドン捨てていけば、部屋も頭の中もクリアになって気持ちもスッキリとするのです。

探し物もすぐに見つかるし、新しいアイデアも浮かんでくるのです。

仕事不安も同じような構造だと思います。

簡単な仕事も重要な仕事も、頭の中にぎっしりと詰まっているのです。

期限が厳しいものを先にすましてから、簡単な仕事からドンドン処理して行ってください。

簡単な仕事でも処理が進んで行くと心の中もスッキリとしていくので、次に仕事に対するモチベーションも強くなって行くのです。

簡単なことをチャッチャと済ますことが仕事不安の予防に効果的です。

仕事がたくさん残っているという不安も、少しずつやっていけばこんなものかと安ど感も生まれてくるのです。

15、仕事を一つ一つバラバラにしてみる

不安に思う仕事と言うのは、小さな課題がいくつも重なって出来ていることがあります。

例えば、創業30周年の記念イベントを企画しろと言われたときには、何から手を付けていけばよいのか不安になります。

そんな時には、いきなり新しい企画を考えるとなると、それこそ大変な仕事になってしまいます。

そんな時に、前回の20周年記念イベントの様子を参考にすると、どのような流れで進行させたら良いのかが分かってきます。

その時のイベントの中身を進行の順にバラバラに分けてみるのです。

そして、それをさらに内容ごとに分けてみると、やる仕事の一つ一つが簡単に見えてくるのです。

後は、その仕事の担当者を決めて作業を分けてやると、不安な仕事も簡単な作業に別れていくので、何をやればよかったのかということが理解できて安心できるのです。

後は、それぞれの担当者が自分の仕事をしっかりとまとめてくれれば良いだけです。

このように、仕事を一つ一つバラバラにして見ることで、それぞれが簡単に見えてきて、精神的に楽になってくるのです。

16、1つの仕事を集中的にやってみる

テレビゲームでも、強い敵と戦うには強力な武器を確保して、それで相手に立ち向かうはずです。

そして、相手を倒すためには、相手の弱点を見つけてそこを集中的に攻めることなのです。

不安に思う仕事も、その中身を細かく分けていくと簡単な作業の集まりであることが分かります。

それを一つ一つ処理して行けば良いのですが、その時にも簡単な作業だからと言ってあれこれと手を付けてはいけません。

やる時には一つのことに集中して取り組むのです。

脇目も振らずにその一点に集中することで、着実に処理が出来て仕事が減っていくからです。

着実に仕事が処理されて行くのを感じると、精神的にも余裕が生まれて落ち着いてくるのです。

仕事不安も解消されていくのです。

17、仕事の優先順位を決める

非常に簡単な仕事はサッサと済ませてから、残った仕事には優先順位をつけます。

優先順位の案件は、キチット順位をつけて箇条書きにします。

いつでもすぐに分かるように可視化しておくのです。

その時には、重要度と緊急度の二つの観点から見て、最優先テーマを決めます。

それ以外の仕事については、仕事の関連性も含めて効率的に処理していける順位を決めて対応していくのです。

まずは、重要で期限が迫った案件から始めれば良いのです。

18、計画→準備して取り組む

仕事の優先順位を決めて実行する時には、やはり仕事の計画も立てるべきです。

仕事の内容に基づいて前もって準備しておくことがないかを確認するためです。

これが無いと実行できないとか効率が悪くて遅れてしまうなど、問題が発生する時があるからです。

計画と準備、この流れを大事にして処理していくのです。

準備とは、単に道具や資料などの準備もありますが、実行する人の心の準備もできるから重要なのです。

19、他の人がやっている仕事を見てみる

自分がやろうとしている仕事と似たような仕事をしている人もいます。

ベテランの人なら、要領よく淡々とこなしているはずです。

何か不安なことがないのかそっと観察してみるのです。

すると、自分が心配で不安に思っていることを、要領よく処理しているのです。

そして、なぜ落ち着いて処理しているのかをよく観察すると、机の上に自分で作成した間違わないようにするマニュアルを貼っていたのです。

忙しくなっても、そのマニュアルを指で指して声を出していました。

つまりは、不安なところをミスしないように指差し確認で切り抜けていたのです。

ちょっとした工夫で、間違いと不安を防止していたようです。

やはり、誰でも工夫をしながら仕事不安を取り除いていることを知ったのです。

20、本やネットをうまく利用する

新しい情報や専門用語については、なかなか教えてくれる人はいません。

自分で勉強して覚えるしかありません。

幸いにも、現代ではインターネットが普及しており、難しい言葉も専門用語もすぐに知ることができます。

昔なら、大型書店や図書館に行って、時間をかけて調べたものです。

しかし、いまは数分で知ることもできるのです。

難しい言葉や専門用語が出てきて仕事に対する不安を覚えていたのですが、ネットをうまく利用することで、知識の不安も取り除くことができます。

「仕事が不安!」を抜け出す本

大和書房(2009年1月20日発売)著者はリクルートワークス研究所所長の大久保幸夫氏です。

「「仕事が不安!」を抜け出す本」というタイトルです。

楽しく働いている人が自然にとっている行動をまとまたものです。

一生使えてキャリアに活きる8つのスキルを書いたものです。

はじめてやる仕事の不安やプレッシャーをはねかえす技術

まずは自分の強みを知ることです。

客観的に自分を見つめることで、自ずと自分の特徴や強みも知ることができます。

そして、その強みを伸ばすことで不安も解消されていくのです。

そして、客観的に考えることで不安もポジティブに捉えることができ、楽天的に考える能力を持つことが一生を左右するのです。

まとめ

仕事への不安は、誰でも心の中に持っているのです。

優秀な人と言えども、その人なりの不安を常に持っているのです。

そして、その不安と上手くつき合っていくことができるかがポイントとなります。

誰でもミスはするし失敗は絶対に起こすものです。

しかし、それを繰り返さないように注意して、自分なりの不安解消法を探り、不安と上手くつき合うのです。

どうしようもなく極度の不安に陥ったら、いったんその場から離れて頭を冷静に冷やすこと、そして誰かに相談してみることをお勧めします。

自分を信じて不安と上手くつき合うことです。