そんなときに、「あの人は◯◯だ」「あなたは◯◯だ」なんて直接いうのは気が引けるものです。
だって、それによっては言葉のせいでひどい関係になってしまう可能性があるからです。
そんなときに、周囲の人に自分のなかにたまった悪口だとか愚痴を伝えたいときに「世知辛いことがあったんだよね」なんて使うことができるんです。
まぁその話の流れで詳しい愚痴を話すことになるかもしれませんが、最初の出だしから悪口や愚痴をいよりは、スマートに相手に伝えることができます。
愚痴をついつい言ってしまうときには、ぜひ”世知辛い”という言葉を起用してみましょう。
世知辛いなと感じる世間の15個の出来事
あなたは、世知辛いという言葉を知ったからこそ、そのまま誰かに使ってしまいたい!使いたい!という気持ちに駆られているのではないでしょうか。
その心意気、とても素敵です!
しかし、やはり新しい言葉を知った後というのは、その使い方を間違ってしまいがちです。
ここでは、いったいどんなときに一般の人々が”世知辛い”という言葉を使っているのかを確認していきましょう。
実際にあなたが感じたことのある感情もあるかもしれませんし、これからの未来に感じることがあるかもしれません。
そんなときには、世知辛いという言葉を正しい意味で使えるようにしていきたいものですね。
では、さっそく多くの人が「世知辛いなぁ」と感じてしまう世間の出来事を15個みていきましょう。
兄弟間の遺産相続争い
あなたのご両親は、いつまでも元気でいるということではないですよね。
それが本望ですが、やはり誰でもどんなに元気な人でもいつかは亡くなっていくものです。
そのようなことがあると、大好きな人の死とともに遺族間での”相続”を話し合って決めていかなければなりません。
相続に関しては、故人が遺言を残している場合もありますが、ほとんどの場合はそのような準備するまもなくなくなっています。
そのため、死後は兄弟間で遺産相続をしっかりと決めていくことになります。
そんなときに、融通が利かなかったり、一般として考えられないような意見をしだす兄弟もいるため、”やりにくいな””世の中やりづらいな”と感じてしまう人が多いようです。
お金が絡むと人格が変わる人も多い
なぜそのように感じてしまうかといいますと、お金が絡んでくると人の本性が現れるからなんです。
お金がなければ平和だった関係も、お金の問題がでてくるとどうしても人格が変わってしまう人がいるんです。
特に遺産相続となると、多額のお金を引き継ぐことになるのでその大金を手に入れるために躍起になる人がとても多いのです。
そのような人格が変わった姿、お金の亡霊に取り付かれているような姿をみてガックリし、そこで”世知辛い”と感じます。
この場合には、”やりにくいな”という意味の世知辛いということもあれば、遺産相続をきっちり分けたがる人に対して”ケチだなぁ”と思う気持ちから世知辛いということにもなります。
状況によって、使い分けましょう。
親の介護を誰がするかモメる
あなたの親御さんの今後の面倒は、誰が見るのか決まっていますか?もしも兄弟がいないのであれば、問答無用であなたになりますが、兄弟がいる場合には介護をする人を決める話し合いなどをすることになるでしょう。
そこで決める判断材料として、”実家から近い”とか”子供がいない”なんていうのを理由に決めてしまうことがあります。
しかし、それだけで決められた者にとっては、”不公平”に感じてしまいますよね。
だって、自分たちの親なのですから誰かひとりに任せるのではなく、平等に介護すればいいという意見を持つ人もいるからです。
そのような考えの違いから、親の介護についてモメるときにも世知辛いなと感じます。
あんなに一生懸命育ててくれたのに、介護したくない子供がいる
親といえば、子供のころから自立するまで育ててくれたゆいいつの人生の恩人でもあります。
しかし、ひとり立ちするとどうしても親の介護だけはしたくない、面倒だ、かかわりたくないなんて親不孝なことを考える人もいるんです。
そのような気持ちを抱いている兄弟に対して、そして親族に対していやな気持ちを感じてしまうときに世知辛いと思います。
また、反対に介護をしたくもないのに押し付けてこようとする兄弟や親族に対しても逆に世知辛いと感じることも。
熟年離婚
熟年になってから離婚をする夫婦というのは、年々増えているのをご存知ですか?そんな熟年離婚をすることになった夫婦のうち、夫のほうが”世知辛い”と感じることが多いようです。