それに信じたい気持ち、信じている本当の気持ちを隠したり、それを抹消することでストレスがたまり自分自身を信じられなくなる(自信がもてなくなる)というケースも少なくありません。
裏切られた
多くの人を信じられない人というのが、この”裏切り行為”を体験しています。
相手は、家族・両親・友達・会社の同僚・上司・部下なんてこともあれば、恋人という方もいるかもしれないですね。
信じられなくなるまでは、対等にそして何も裏切りをされていると感じなかったし、これからもそのようなことを絶対にしてくる人ではないと感じていたはずです。
そのように”絶対的なもの”と感じていた存在から裏切られるときほど、心がやられてしまうことはありません。
あなたは、どうでしょうか?
裏切りの内容というのは、その相手によってまったく違うものですが、たいていは「これまで信じていた(普通に信じるに値していた)のに、それを覆されてしまうような経験をした」とか「信じていた自分がバカをみた」なんていう体験をしたのではないでしょうか。
どうして裏切りができるのか、自分はそれまでの価値の存在だったのか、大事にされていなかったのか、本当は最初から裏切り目当てだったのか・・・なんて色々なことを考えてしまいますよね。
そんなぐるぐるとマイナスなことを考えていくうちに、そもそも最初から人なんて信じなければいいんだと感じるようになります。
人から騙された経験がある
裏切り行為のなか”人からだまされた経験”とあげる人もいるでしょう。
特に親しい間柄で信用に値していた人からされる裏切りのなかで最も多いのが”だまし”です。
だまし行為といっても色々ありますよね。
お金に関してだまされた、約束をやぶられた、好きだといってくれていたのに本当はそうではなかった・・・などなど色々なケースがあるかと思います。
それに何かを秘密でやり遂げられること、内緒でなにか物事を進められることに対して嫌悪感を感じ、だまされていたと感じる人もいるかと思います。
1回でもだまされた経験があると、もうそのときのような人からだまされるような行為はされたくないし、されないようにしようと誰もが感じるものです。
そのようにするためにそう行動していきますよね。
「家族に裏切られたから家族は信じない」「本音と建前をもっと使い分けよう」「恋人なんて友達なんて作らない」なんていう方もいるはず。
人からだまされた経験があると、それだけで新しく出会ったまったくだますようなことをしない人でも、「お人よしの顔して本当はだまされているのかもしれない」なんて感じるものです。
これまでだまされた人のことはもちろん信じることは出来ませんし、その人と似たタイプの人や、まったく関係のない人までも信じることが出来なくなります。
ストレスを溜めがち
また、誰かに何かをされたというわけではないのに人を信じられない人がいます。
そのような人はどうして人を信じられないのでしょうか?
ずばり”ストレス”が極度にたまってしまっている状況だからなんですね。
あなたは、最近ストレスがたまっていませんか?
ストレスというのは、少したまるくらいであれば自覚できるものです。
しかし、その度量が大きくなればなるほどにまったくわからなくなるんです。
特に現代社会は”ストレス”が多くなる傾向があるといわれていますね。
どんなに楽しく仕事をしているように感じていたとしても、どこかでストレスを感じているものなんです。
また、そのストレスを少しずつでも発散することができればいいのですが、そうもいかないこともありますよね。
忙しすぎて自分の好きなことが出来ないとか、そういうとき意識は”今集中しなくちゃいけないところ”に向くようになります。
そうすると人付き合いを楽しんでいる場合なんてないんですよね。
また、ストレスがたまっていると、人付き合いが億劫になる方もいるかもしれません。
それは”人付き合い”をすることによって、ストレスが増えることを体は理解しているのと同時に、そこでまた少しでもストレスを感じたくないからなんです。
だったら、最初から相手に興味を持ったり、信じることをしなければいいだけの話。
そのような精神の働きによって、ストレスがたまりっぱなしになっていると人を信じられなくなってしまうこともあるかもしれませんね。
そのため、このようなタイプの人はストレスを発散できれば人をまた信じられるようになるでしょう。
過去に深いトラウマがある
最近人に裏切られたとか、だまされたという経験があるということではなく”人を信じること”に対して、過去に深いトラウマがあるとどうしてもそれは心に残ります。