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進学校にありがちな24個のこと(続き6)

どことなく自分の後悔を生徒にぶつけているような節もあって妙な状態です。

しかも、そういった教員は自分が難関大学に合格する努力ができなかったわけですから、気合いだの根性だので勉強しろと平気で言ったりします。

浪人してでも難関大学に入った人が教員の場合、それは生徒にとって良い方向に働くことがあります。

地頭が良くて難関大学にスルッと入れてしまった人が教員だと、生徒の「わからない」がわからないので、なんでこの説明でわからないんだろう?と思ってしまうからです。

一方、努力によって難関大学に入ったタイプの人が教員だと効果的な勉強の仕方がわかっています。

休み時間が少ない

これは学校にもよりますが、概ね10分で進学校であるかどうかに関わらず、大体一緒です。

でも、中には授業が90分で次の時限までの休み時間は5分という場合もあります。

移動教室の授業だったら休み無しです。

昼休みの時間も大体どこでも一緒ですが、進学校に休み時間が少ないと言われるのは、基本的にみんな休み時間も勉強しているからです。

もちろん遊んでいる人もいますが、それは遊べるだけの余裕がある人。

授業についていくのすら大変な人は勉強しているだけで終わってしまいます。

意識高い系が多い

意識高い系が多いのは、やっぱり自称進学校です。

意識高い系は一般に、自分を過剰に演出する人のことを指します。

経歴自慢、人脈自慢、やたらとポジティブな発言など「どうだ!すごいだろ!」という自己アピールのキツさを持っている人たちです。

自称進学校にいる意識高い系は、進学校に所属しているんだという帰属意識が強く、他校を下に見ている節があったり、勉強していない人にポジティブな言葉で勉強を促してみたり、受験は団体戦という言葉を鵜呑みにして勉強会をやったりします。

でも本当に偏差値が高い70超えの進学校だと意識高い系はほとんどいません。

勉強するのは自分のためだと考えているので、いちいち口に出したりもしないし、勝手にやっています。

むしろ、効率よく自分に合った勉強法を持っていることも多く、時間をかけなくていいのでわりと遊んでいますし、高校側も放っておいても生徒たちは勝手に勉強してくれるし、わからなければ質問に来てくれるし、自分の将来をダメにするような非行やイジメに時間を使うような子もいないので校則も緩めです。

まとめ

進学校にありがちなことを色々と見てきましたが、どうもおかしな部分は大体、自称進学校に存在するあるあるです。

本当に優秀な人たちが揃う超進学校では、ありがちなことというのは大してなく、生徒が自主的に、自分のために勉強をしているというだけです。

そして最後に、これから進学を考えている人に忘れて欲しくないことがあります。

進学校に入学することやその後に難関大学に合格することがゴールではないということです。

難関大学に合格した瞬間燃え尽きてしまう人もたくさんいます。

「楽しく生きていくためのステップにすぎない」という意識を持っておきましょう。