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進学校にありがちな24個のこと


新年度が始まるシーズンは、学校の話題も豊富になっていきますね。

その中でも、こちらの記事では進学校について触れてみようと思います。

進学校と聞くとなんだか勉強ばっかりのイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

24個のありがちなことを見てみましょう。

この記事の目次

進学校あるある!どのくらい当てはまる?

進学校にも色々あって、教育体制のわりには難関大学合格率が微妙な自称進学校から、教育に力を入れていて進学率も良い進学校、難関大学以外に進む人がほとんどいない超進学校などに分かれています。

それらによって、あるあるの内容も異なっていますが、出身者の人にとっては、これからご紹介するあるあるに共感できるものも多いはずです。

進学校ってどこから?

まず進学校とはどこから言うのか定義しておきましょう。

進学校とは、難易度の高い国立、有名私立大学に毎年生徒を進学させている高校のことを指します。

高校入学の受験内容もハードで、模試などでの偏差値が高い人が入学します。

似たような存在として名門校もありますが、名門校は進学校同様の偏差値の高さに加え、格式や礼儀の遵守、規律正しい生活が求められるので、進学校とは分けて考える場合があります。

では、進学校に入る生徒の平均偏差値はどの程度なのでしょうか。

また、その基準に照らした場合、日本にはどの程度進学校があるのでしょうか。

進学校の平均偏差値


諸説ありますが、概ね偏差値60または65以上の高校なら有名大学に進む生徒も多いことから進学校と呼ばれます。

ちなみに、進学校として有名な兵庫県の灘は79、東京の開成と筑波大学付属駒場が78、お茶の水女子大学付属が77、大阪の北野や東京の慶応義塾女子、鹿児島のラ・サールなどは76で、偏差値70以上は超進学校と呼ばれています。

ただし、偏差値は同じテストを一斉に受けた時に算出するもので、模試の平均点と過去の合格者の得点から算出して「この高校はこれくらいの偏差値」としているにすぎないことから上記の数字は参照元によってブレます。

進学校の割合

全国の高校の数は平成29年5月で合計3,520校、そのうち偏差値60以上の高校は1002校(28%)、65以上になると一気に減って526校(14%)、70以上ならわずか173校(4%)となっています。

28%も少ないといえば少ないですが、いわゆるMARCH以上の大学へ進学する人は上位10%と言われていますから、学校の数の割合と高校生の人口を単純に比較はできないとしても、進学校出身の受験生は10%よりもはるかに多い状況が見てとれます。

浪人生も含めればもっと競争率が上がるため、進学校にいるからといって有名大学に入れるわけではない、ということがよくわかる数値でしょう。

進学校にありがちな24個のこと

昨年から“進学校あるある”がちょっとした話題になり、「自称進学校」という言葉もよく目にするようになりました。

進学校経験者にとっては良い思い出、未知の世界という人にも面白い、驚きや共感に満ちた「進学校にありがちなこと」24個をご紹介していきます。

自ら進学校って言う

ツイッターの「#(ハッシュタグ)」で「#自称進学校にありがちなこと」というのが出回っています。

これを見ると、“進学校らしさ”を強調し、有名大学へ進学させるため生徒も教師も一丸となっている高校が多いことがよくわかります。

そもそも進学校は、進学校と名乗ればなれるわけではなく、難関大学へ進学する生徒が多い学校がなるものなので結果ありきですが、自ら進学校と名乗る高校は設立目的からして進学することに注力していることが多いようです。

また、これらの高校では「進学校という自覚を持て」といった言葉も平気で飛び交います。

これが結構わけがわからなくて“進学校だから”を理由にあらゆる禁止事項が設けられているなど、なんだか都合の良いように使われているケースもあります。

また、一部の生徒・元生徒の中には進学校という自覚がありすぎて、会話の中で「高校」と言えばいいところを、わざわざ「進学校」と言う人もいます。

「高校の規則が厳しいから辛い」を「進学校だから規則が厳しくてつらい」と言い、「宿題が終わらないから遊べないんだ」を「進学校だから宿題多くて遊んでる暇ないよ」というようなことです。

大体進学校じゃない相手に言います。

受験は団体戦

全然意味わかりませんが最近よく言われる言葉です。

でも全然意味わかりません。

どう考えても受験は個人戦なんですが、ちょっと解説します。

まず団体戦とは何かというと、野球やサッカー、バスケットなど、誰かがミスっても誰かがフォローできるものです。