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てんやわんやとはどういう意味?てん...(続き4)

カッカしている相手のペースにはまってしまったら冷静な判断力も何も頭に思いつかなくなってしまいます。

てんやわんやになってしまったな」、と気付くことがまず重要ですね。

そのあとの行動は何をおいても「落ち着く」。

これ以外にありません。

とにかく相手のペースにはまらずに「落ち着く」ことを最大限、取れるようにしましょう。

客観的に見る


てんやわんやになった時の対処法の2つ目は「客観的に見る」という事です。

自分自身にしろ周囲の状況にしろ、とにかく「てんやわんや」状態に陥ってしまった時は、冷静さを失わないようにして視点を広く見る事が重要です。

つまり「客観的に周りを見る」余裕が欲しいところです。

ただ、その時の状況にもよりますが常に客観的な視点で物事を見ていく、というのはなかなか難しい事です。

誰でも客観的に物事を見る目を持っていたら世の中、苦労はないかも分かりませんよね。

大体においてほとんどの人間は主観的なものの見方をするものです。

だから「てんやわんや」状態が起こってしまうのです。

人間は基本的に「利己主義」な生き物です。

他者のためにあえて自分がしんどい思いをしようと率先して考える人が果たしてどれくらいいるでしょうか?

出来るものなら、何とか楽をして目の前の事を簡単にやり遂げたい、と思うのが人情なのではないでしょうか?

しかし、そんなことをやっていたらこの世の中、なかなか渡り切れるものではないので人は敢えて苦難の道を歩むものなのです。

だからそういった状況に身を置く人ほど、周囲がてんやわんやな状態になった時でも心を平静に保ち客観的な考えを貫く事が出来るようになるのです。

人間はいかなる局面下においても常に冷静で客観的な判断を下せるものではありません。

それだけに日頃から自身の精神を鍛練し、周囲がてんやわんやな状態になってしまったとしても、その雰囲気にのまれずに一歩下がって客観的な視点を持っておきたいものですね。

その場から離れる

てんやわんやになった時の対処法の3つ目は「その場から離れる」です。

群集心理とは怖いものです。

普段は冷静で大人しい人でも荒れ狂う群衆の中に放り込まれると人は恐ろしい変化を遂げてしまいます。

てんやわんやな状態にまともな理性も理屈も通用しません。

その場は一種の暴動の場と同じ状況と変わってしまいます。

そう、何をやっても許されるかのような「錯覚」に陥ってしまうのです。

よってそのような「てんやわんや」な状態からまず脱出する事が肝要となってきます。

そのためにも一旦、その場から何とかして離れるように努力するのです。

でないとあなたは暴徒化したその場の雰囲気に飲み込まれてしまうでしょう。

ただ、その場から離れることは、かなりな決断力が求められます。

というのも「てんやわんや」な状態の中に身を置いていたら、結構、その場が自分にとって物凄く居心地のいい場所になりやすいからです。

それは皆がてんでばらばらの事を言い合っている状況が社会のルールを無視しても許されるかのような、一種の陶酔感を味わえるかのような状況に思えてきてしまうからです。

暫くの間だけでもその場にいる事は、一切の責任から逃れられる、あるいは現実逃避したかのような気分を味わえるからです。

しかし、このような気持ちになってしまう事は、後々の事を考えると必ずしも手放しで喜んでいい状況とは言えません。

早く現実の世界に戻る努力が必要になるでしょう。

よって、最も現実世界に戻るための簡単な方法が「その場から離れる」という事になるのです。

てんやわんやな状態を外部から眺めたらよく分かります。

全く理性がなく一種の暴動と化した集団である、という事が理解できると思いますよ。

状況を観察する