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研鑽とはどういう意味?「研鑽する」...(続き6)

避難訓練以外にも、警察犬や盲導犬の訓練など、きちんとした組織的な教育活動を行っている印象が強いと思います。

研鑽の場合には、自ら努力して今以上にスキルを向上させていくという意味がありますので、どちらかと言えば教育・活動させる「訓練」よりも、自ら励む「練習」の方が意味合いとしては似ているかもしれません。

磨きをかける

磨きは、元は「磨く」という言葉で、「物の表面を研いで滑らかにする」「こすって汚れを取ったり、つやを出したりする」「念入りに手入れをして美しくする」「努力して学問や芸をますます上達させる」「栄えを増す」などの意味があります。

研鑽に近い意味は、この内の「努力して学問や芸をますます上達させる」でしょう。

今よりもさらに高みを目指すという点で研鑽と意味が同じです。

例えば「パソコンのスキルを研鑽する」という言葉を、「パソコンのスキルに磨きをかける」と言い換えることが出来ます。

また、研鑽は日常会話ではほとんど用いることがありません。

そのため、日常会話の中で何か自分が努力したいことや、スキルアップを目指したいことがある場合には、「◯◯に磨きをかける」という表現をすることで、相手にもその意図が容易に伝わることでしょう。

研鑽の英語表現

研鑽を英語にすると「diligent study」と表すことができます。

diligentには「勤勉」「真面目」という意味があるため、studyだけで表すよりも研鑽のニュアンスが伝わりやすくなります。