助けを求めたいとき、情報交換をしたいときのために専用のハッシュタグも決められ、運用されています。
LINEやFacebookなどのSNSでも、そうした機能が取り入れてられてきています。
SNSの代表格を紹介
人気のSNSにはどのようなものがあるでしょうか。
ご紹介していきましょう。
Facebookは実名で登録するSNSです。
登録する写真も自分の顔写真が基本となっています。
日本では実名を使用することに抵抗を覚える人が多く、始まった当初はさほど浸透しませんでしたが、現在ではmixiから乗り換えてFacebookを使っているという人も増えています。
登録した名前が実名っぽくない、登録した写真が顔写真ではない、などの理由でアカウントが停止させられるケースもあります。
現在ではそこまで厳しくなく、ペットの写真やイラストで登録している人もいますが、基本的にはNGです。
実名を登録することで、今は連絡先がわからない学校時代の友人などを探して繋がりやすくなっています。
そのために、登録するプロフィールに出身地や卒業した学校、結婚している人は旧姓なども登録できるようになっているのです。
趣味など特定のことについてのグループも作ることができるので、仲間で集まって情報交換をすることができます。
アルバムの公開もできるので、自分で撮った写真をまとめて公開し、みんなで楽しむこともできます。
その他イベントを計画して友達に情報を公開し、参加者を募るといった使い方もできるようになっています。
記事や写真などを投稿した場合の公開範囲は設定できますが、デフォルトでは公開になっている項目が多く、自分ではそのつもりがなくても全体に公開されてしまうこともあります。
この場合はつながっている友達だけではなく、まったく知らない人にもその投稿内容が見えてしまいます。
交際相手の有無や住んでいる場所などの個人情報をプロフィールとして登録・公開できるSNSなだけに、情報の扱いには注意が必要といえるでしょう。
また、他の人の投稿にコメントをするだけでなく「いいね」がつけられるので、見ている人も気楽にリアクションを取ることができますが、「いいね」欲しさに高級レストランで食事をした写真や河原でバーベキューをした写真を投稿しようと無理をする人もいます。
みんなでパーティをしているやらせ写真を一緒に撮影してくれるサービスなども登場し、お金を払えば「たくさんの友達が自分のためにサプライズでバースデーパーティを開いてくれました!」というような写真を撮って投稿することができるわけです。
そのために借金をしてでも写真を撮っているユーザーもいます。
逆にそうしたいわゆる『リア充』な写真ばかり投稿している人に対して、うんざりしたりSNS疲れをしたりする人も出ています。
LINE
若い人は全員が使っているといっても過言ではないほど、ユーザーの数をのばしているのがLINE(ライン)です。
スマートフォンなら無料でアプリをダウンロードして使うことができます。
つながった人とテキストチャットをしたり、無料で音声通話を楽しむことができるのが魅力です。
ビデオ通話も可能ですし、課金をすれば相手がLINEを使っていない場合でも相手の携帯電話や家の電話番号にかけることができるようになりました。
テキストチャットは一対一だけではなく、グループでチャットもできますし、相手が読むと「既読」という表示が出るので、まだ返事がないけれど読んではいるな、ということがわかります。
日程調整や多数決の機能、支払い機能なども搭載され、仲間内での合コンの設定や開催も楽ちんになりました。
更にはスタンプといって、「わかった」「ありがとう」などの単語とかわいいイラストが一緒になったものがあり、テキストチャット以上に気軽に送り合えるようになっています。
無料のスタンプの他有料も含めると膨大な種類があり、自分や相手の好みに合わせたスタンプのチョイスが可能です。
これだけならスマートフォン本体の機能に似たようなものがありますが、LINEの場合は更にゲームやタイムラインなどの機能もついているのです。
LINEのゲームだと、LINEでつながっている人に今自分はなんのゲームをしているかを知らせることができますし、つながっている人たちの中でのランキングが表示されたり、つながっている人同士で助け合いながらゲームを進めていくことができたりします。
タイムラインについてもFacebookのように日記や写真を投稿したり、誰かの投稿にコメントやいいねをしたりできます。
シェアして自分の友達に、誰かの投稿を広めることができるようになっているんです。
友達との繋がりやすさも特徴のひとつで、携帯番号やアカウントのIDで登録する他、QRコードを呼んでもらったり、一緒にスマートフォンをシェイクすることで連絡先を交換したりできるふるふる機能も搭載。
設定次第では、自分で操作をしなくても連絡先として登録している友達をLINEの友達に自動で追加されるようにすることもできるんです。
最近は若い人だけでなく、年配の人もLINEを使っているケースが多く、会社で従業員同士のコミュニケーションツールに使われることも珍しくなくなってきました。