情報漏れに関する心配があるものの、利便性には勝てないのか多くの人が利用しています。
便利なのは良いのですが、学校や会社が終わった後でもLINEが届いたり、既読になっているのにすぐに返事がない『既読スルー』を「無視した」と責めたりという問題も出てきています。
インスタグラム
Instagram(インスタグラム)は、インスタと略されることも多いです。
簡単に言えば、写真投稿SNS。
アプリをインストールし、アカウントを作成してログインすることで使用できます。
TwitterやFacebookなど他のSNSとの連携機能もあり、Instagramに写真を投稿すれば他のSNSにも同時に投稿することもできます。
素敵な写真を投稿している人をフォローすると、自分のタイムラインに様々な写真が流れていくようになります。
また、自分をフォローしてくれた人のタイムラインに自分の写真も表示されるようになるというわけです。
コメントも一緒に投稿できるので、写真日記のように使っている人もいますよ。
写真はフィルターが用意されており、手軽におしゃれな雰囲気に変えて投稿できるのもInstagramの魅力のひとつでしょう。
位置情報をつけたり、ハッシュタグをつけたりすることもできます。
動画も投稿することができます。
また、ストーリーズという普通の投稿とは別の枠に短い動画や写真を投稿できる機能もあります。
これは、24時間経つと自動的に消去されるのが特徴で、気軽に投稿することができます。
ライブ動画も投稿することができます。
Instagramに投稿したくなる、Instagramで映える写真やその状況を指して「インスタ映え」という言葉が流行るようにもなりました。
YouTube
2005年2月にアメリカで始まった動画共有サイト、YouTube(ユーチューブ)。
無料で利用でき、アカウントを作っていなくても視聴できます。
2006年にグーグル社が買収し、その翌年には日本語版も始まって急速に浸透しました。
誰でも動画を気軽に投稿することができ、飼っているペットや子どもの動画、歌やダンスなどの動画、ゲームのプレイ動画など、いろいろな動画が投稿されています。
企業が公式チャンネルを持って、アーティストのプロモーションビデオや新しいドラマの予告、撮影中の様子などの動画を投稿しているケースも増えてきました。
有料コンテンツもあり、課金することで一定期間動画を見ることができる、DVDレンタルに近いサービスもあります。
アカウントを持っていれば動画の評価をしたり、コメントをしたりすることもできます。
好みのアカウントのチャンネル登録をしたり、再生リストを作成したりすることもできるようになっています。
ライブストリーミングにも対応しており、テレビの生放送のようにユーザーがリアルタイムで動画を配信することができます。
大手の動画配信サイトであり、視聴者がコメントをつけたり各SNSなどにシェアすることもできるので拡散力があり、犯罪行為の告発などにも利用されています。
警察が犯人が移った監視カメラの映像をYouTubeで流し、犯人の情報を広く一般から募るといった試みもなされています。
選挙の候補者の対談が放送されたり、政党の公式チャンネルが開設されて動画で政党の活動状況を見ることもできます。
爆発的な人気となった理由の一端として、動画にCMをつけて広告料をユーザーが収入として得ることができるという点もあげられます。
動画をあげる人をYoutuberと呼ぶようにもなり、企業が自社製品を広告してもらう目的でYoutuberに送って試してもらい、それを動画で流すというようなことも普通になってきました。
人気YoutuberはYouTubeに上げた動画の広告収入だけで生活できるほどで、講演会に呼ばれるなど他の活動に発展しているYoutuberもいます。
個人でテレビ放送局を運営しているような状態で、若い人たちはテレビを見なくなり、YouTubeなどの動画を番組として楽しむ人も増えてきています。
子どもの将来なりたい職業にYoutuberがランクインしたこともあるほど人気です。
ただ、再生数を稼ぎたいがために過激なことをするYoutuberも出てきており、違法行為をライブストリーミングで配信したり、なにかの現場に突撃してその様子を配信したりといったケースもあります。
その他テレビドラマや映画、他の人があげた動画などの著作物を無断転載して再生数を稼ぐような場合もあり、問題になっています。
テレビ局ではYouTubeの動画の監視し、違法アップロードがあった場合は削除要請を行う部署を設けているところもあるようです。
ツイッター
日本では人気SNSの筆頭とも言えるツールです。