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「拝受」とはどういう意味?fax・...(続き6)

もし「拝受しました」という言い方を用いて相手が気分を害してしまったのなら、残念ながらその相手には「拝受」に対するしっかりとした理解がないのかもしれません。

️「拝受」を使った例文

「拝受」という言葉を用いた例文をご紹介します。

どのようなシチュエーションで使われることが多いのか、前後の文章はどのようにしたらいいのかなど、少しでも参考になれば幸いです。

例文1

「先ほどメールを拝受しました。ご確認次第見積書の作成をさせていただきます。」この例文では、メールを受け取ったということを取引先の会社に伝える意図で「拝受」が使われています。

「確認させていただきました」や「受け取らせていただきました」などの言い回しでは長くなってしまいますし、またその後の文の「作成させていただきます」と敬語が被るため、くどい印象になってしまいます。

メールを受け取ったという部分を「拝受」の一言で伝えることで、敬意を表しながらも文章をスッキリさせることが出来ますので、メールを受け取る相手も読みやすいでしょう。

例文2

「新人研修会の資料を拝受いたしました。お忙しい中お届けくださり、ありがとうございました。」この例文も1と同様にメールでのやり取りです。

以前にこちらが希望した資料が届き、それに対するお礼の文章です。

例文1と同様に、「拝受」という言葉で短くまとめていますので、その後で「いたしました」と付けてもくどい印象はありません。

また、相手に時間を割いてもらったことに対し、謝罪ではなく感謝の言葉で伝えてあるため、前向きな印象になって受け取る側も悪い気分にはならないことでしょう。

️拝受をビジネスで使いこなしましょう

「拝受」の意味や使い方についてご理解いただけたでしょうか?例え意味や使い方の例が分かっても、実際にそれを使う機会がなければ、いつまでもあやふやなうろ覚えの状態のままになってしまいます。

早く使いこなせるようになるためにも、機会があるごとに「拝受」を用いて文章を作ってみて下さい。

何度もそれを繰り返すことで、自然と使い方をマスターすることが出来るでしょう。