似たような理由で「さっぱり系とこってり系どっちがいい?」など日によって変わる好みも聞いてから作るくらい余裕があると印象が良くなります。
4、得意メニューといってたのに美味しくない
得意メニューがまずいというのは致命的です。
「得意」などとのたまうからには、それなりに料理をやっていると受取手は認識します。
そして、それを自分では美味しいと思っているとも考えられるため、単に料理が下手というだけよりもはるかに問題があります。
得意料理というのはその人の腕前の最高レベルを示すと宣言しているようなもの。
その味が合わなければいかなる料理も舌に合わないということと同義です。
今後料理を続けても改善する見込みが無いと判断されても不思議ではありません。
しかも得意と言われたらどんなに舌に合わなくても褒めてあげなければいけない気がしてとても疲れてしまうでしょう。
コメントしづらいですよね。
5、手を抜いたメニューにがっかり
今日は彼女の手料理、と思って楽しみにしていたのにレトルトカレーが出てきたら、手料理とはなんぞや、という疑問が頭の中を駆け巡ります。
パックから出しただけの漬物、納豆、冷奴、生野菜を切っただけのサラダに市販のドレッシング、とくに技も効いていないステーキ、市販の鍋の素でつくる鍋、レトルト、冷凍食品などは手抜き感があります。
忙しい毎日の中で何回かに一度くらいならまだしも、毎回だと料理ができない人認定されてしまうでしょう。
手のかかった料理というのは、何かしらの味の調整や煮込み時間などその人のセンスが表れるもののことです。
6、おかずが一品…?
男性は単純な料理が好きな人が多いですから、おかずが一品だけでもそれほど問題はありません。
ただ、初めて手料理を振舞うという時に唐揚げだけが皿に乗っていて、あとは焚いたお米だけだとなんだか虚しさがあります。
せめて付け合せのサラダと味噌汁くらいはついていて欲しいものです。
おかずは3品がベスト
一汁三菜なんて言葉もありますから、初めての手料理くらいは3品くらい出すのがベストでしょう。
どれもガッツリだと大家族感が出てしまうので、メインとなる魚か肉料理と副菜2品です。
たとえば、先の例でいけば唐揚げと少量の煮物、箸休めとしてサラダやホウレンソウのおひたしなどのサッパリ系、唐揚げの味を邪魔しないように豆腐やなめこなどのお味噌汁で構成しましょう。
おかず不要のカレーは便利ですが、中の具はしっかり入れて、サラダくらいはあった方が良いです。
全品手間をかけろということではなく、栄養バランスや彩への配慮があると女性的な魅力が感じられます。
7、野菜中心のメニューでがっかり
健康志向の人が増えているので野菜中心のメニューが好まれる昨今ですが、野菜中心のメニューは男性の胃袋をつかむという意味では遠い位置にあります。
また、男性は女性ほどカロリーだの健康だのには興味を持っていません。
どちらかといえば食べた分だけ動けばいいやという人が多く、食事は好きなものを好きなだけ食べたいと考えています。
相手の健康を気遣うのも大切ですが、まだ男性の胃袋をつかんでいない内から健康志向の野菜中心メニューだと寂しさがあります。
彼女の手料理というのは健康のために食べたいわけではなく、食によって癒されたいわけですからお腹いっぱい食べられるメニューが好まれます。
男性は肉料理が大好き
某CMにもあるように、美味しいと感じやすいものは脂肪と糖であり、肉の脂身と米というのはまさにその組み合わせだからです。
焼肉が最たる例。
年齢が上がってくるとカルビよりも脂身の少ないタンやハラミの人気が増していきますが、20~30代の男性で酒飲みでもなければ基本的には肉料理の方が好きな人が多いです。
ある程度手の込んだものがいいので、ハンバーグ、唐揚げ、ロールキャベツなどお肉メインかつ、ただ焼いただけではないものが好まれるでしょう。
8、玄米・雑穀米のごはん…?
マイナビウーマンが22~39歳の社会人男性に定食屋などでごはんの種類が選べる場合、白米と玄米や雑穀米などの白米じゃないご飯のどちらを選ぶかを調査したところ、有効回答数139件のうち54%が玄米や雑穀米を選びました。
しかし、この数字だけ見て「男性は玄米や雑穀米が好きなんだ!」と早合点してはいけません。
それは選んだ理由を見ればわかります。