家庭のコンロでは温度が一定以上になると安全のために火が弱くなってしまうものもあり、なかなか上手にできません。
家庭で揚げ物をするなら一度揚げたら放置して余熱で熱を通し、二度揚げするくらいの手間はかけましょう。
13、冷凍食品ばかり
子供のお弁当は毎朝のことですし、手作りばかりだと疲れてしまうこともあるでしょう。
コンビニで菓子パンを渡すくらいなら冷凍食品を使ってでもお弁当箱につめてあげるくらいの愛情があれば問題ない、という話もよくわかります。
でも、それはそれ、これはこれです。
彼氏の胃袋をつかもうとしているのに冷凍食品を並べるというのは理解に苦しみます。
料理をしないという宣言のもとでお付き合いできていて、相手もそれでいいなら構いませんんが、彼氏に料理をふるまう場面で冷凍食品を出すというのは彼氏もガッカリします。
彼氏からすれば冷凍食品を手料理と認識しているのかということに怖さに似た疑問を持ちかねません。
14、味はばっちりなのに、見た目が残念…
見た目は二の次とはいっても、見た目があまりにも食欲を損なわせるものだとしたらNGです。
ヘドロっぽいとか、真っ青・ピンクといった奇抜な色合い、ハンバーグにフルーツてんこ盛りなど食事として考えづらい見た目は食欲が失せます。
また、お鍋をそのままひっくり返したような盛り付けもよくありません。
平面的に盛り付けると、ほんとにそのまま雑に出した感じになります。
パスタなどもそうですが、円錐のように頂点のある高さを意識した盛り付けが美味しそうな見た目にする基本です。
飾り付けましょうということではなく、せっかく美味しく作れたのですから最後まで美味しそうに盛り付けましょう。
キャラもののお皿や和食に西洋食器、あったあいご飯にガラスの器など食事に合わないものを選ぶのももったいないです。
煮物やお雑煮系は気をつけて!
煮物やお雑煮系は色が地味になりやすいので、彼女の手料理というより「おふくろ飯」感が出るため注意が必要です。
肉じゃがにしても、好みは別としてインゲン豆を入れて緑を足すとか、煮魚もそれだけだと茶色いので木の芽や大根の葉、味にパンチを出したいなら青ネギや白髪ネギなど彩を添えましょう。
お雑煮も綺麗な色の手毬麩や花形の麩を足すだけでも一気に見た目が変わります。
15、極端な節約料理だった
もやし、豆腐、豆苗など一人暮らしの節約料理にとっては大変ありがたい存在も、彼氏に手料理を振舞うという場面では安い素材の代表格すぎてお互い値段の予想もつくためちょっと残念です。
また、節約レシピにありがちな炊飯器で炊いただけとか、レンジでチンするだけで手軽にできちゃう煮物や卵料理もキッチンから「チン!」ばかり聞こえてきたのでは食欲が高まりはしません。
そういう節約テクニックはいよいよ結婚しようかという時に「なんて堅実な女性なんだろう!」と思わせるには向いています。
ですが胃袋をつかむ段階では避けた方が無難です。
16、冷凍ご飯をチンして出された
手料理を食べるわけですからご飯もほかほか炊き立てであって欲しいものです。
炊飯器からもれるご飯の香りも食欲につながるので、せめてご飯くらい炊きましょう。
レンジでチンして内部が固まってポソポソしているご飯じゃせっかくのおかずも可哀想です。
冷凍ご飯を使うなら、雑炊やおかゆなど煮込んでごまかせるメニューにすることをおすすめします。
17、料理の手際がかなり悪かった
手際は味に出ます。
ちんたら魚をさばいていたら生臭みが身にうつりますし、アラを煮るにも先に熱湯で臭みを取って洗う時間も必要です。
お肉も筋切りなどの下処理をしなければ煮ても焼いても縮みますし、何かを切っている間に先に火にかけていた鍋が溢れかえって味が飛ぶなどもあり得ます。
料理の手際が悪い人は流し場も大混雑しがちです。
いよいよ鍋に水を入れようという段階になった時には洗い物が山積みになっていて蛇口が動かせないなんてこともあります。
こういった人の特徴として、切ったものをそのまま鍋に入れてしまうことが挙げられます。
こうなると、炒めものをするにしても最初にニンニクやショウガといった香りづけのものを切り、鍋にいれて油で熱している間にようやく空いたまな板で食材を切ることになります。
品数を作る場合、一向にまな板が片付かず、キッチン全体の勝手が悪くなるため終わったものから流しに放り込むことになってしまうのです。