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クライアントとはどういう意味?クラ...(続き5)

その時に以前クライアントがした話を覚えていて、「◯◯さんは確か◯◯でしたよね」とこちらから話を振ると、たったそれだけでクライアントが喜んでくれることがあります。

誰でも自分が前にちょっと話しただけのことを相手が覚えていてくれると、それが不思議と嬉しく感じられるものです。

クライアントも同様で、以前に少し話しただけの内容をこちらが覚えていると、「ちゃんと自分の話を聞いてくれている人なんだな」と感じて、こちらに対する信用度がそれだけで増すことがあります。

そんなほんのささいなことでも、クライアントとの距離を縮めたり、仲を深めたりすることは出来ますので、そうしたコミュニケーションの部分でも誠実さを見せることは大切です。

サービスをつける

例えばこちらが原因で何らかのミスをしてしまい、それでクライアントに迷惑をかけることになってしまった場合には、当然会社からクライアントに対して「勉強」という名のサービスをある程度つける必要があります。

そうすることでクライアントの溜飲を下げることが出来れば、その後もクライアントと問題なく関係を築けていけることが出来ます。

一方で、こちらがとくに何もミスをしたわけではなく、善意でサービスを付けてあげると、クライアントはとても喜びます。

もちろん会社に無理のない程度ではありますが、ほんのちょっとしたサービスでも付けるとどのようなクライアントでも喜んでくれることでしょう。

ただし、一度サービスを付けると、その後もサービスを付けるのが当たり前と考えられてしまうこともあります。

サービスを付けるクライアントはきちんと選ぶ必要があります。

クライアントに怒られること

連絡が早く、誠実な対応で、ちょっとしたコミュニケーションも細やかな人は、クライアントからとても喜ばれる可能性が高いです。

そういう人は遅からず出世したり、独立したりすることが多いですが、一方でいつまで経っても一社員からうだつが上がらない人もいます。

そうした人の場合には、クライアントを喜ばせるどころか、怒らせてしまっている可能性があります。

クライアントを怒らせてしまうと自分を通して会社の信用問題に発展してしまいます。

そうなると最悪の場合会社をクビになってしまうこともあるかもしれません。

そうならないためにも、どんな行動がクライアントを怒らせてしまうのかを、事前にしっかりと把握しておきましょう。

また、もしこれからご紹介することに一つでも当てはまることがある人は、出世の道から遠のいてしまっている可能性がありますので、迅速に直すようにしましょう。

約束を忘れる

誰だって、約束を忘れられるのは嫌ですよね。

約束を忘れる方は「ついうっかり」という気持ちでも、忘れられた側は「絶対に許せない!」と酷く憤慨してしまうことがあります。

時間に厳しい人や、約束事を大切にする人の場合、一度でも約束を忘れてしまえば、二度と会ってはくれなくなる可能性も十分に考えられます。

それがビジネスであれば尚更でしょう。

もしもあなたがクライアントとの約束をうっかり忘れてしまったら、クライアントによってはその場で契約を取り消しにしてしまったり、別の社員と変えろと怒鳴ったりするでしょう。

例えクライアントが温厚な性格の人であっても、約束を忘れる相手のことを信用しようとは思わないでしょう。

クライアントとの約束を忘れるという行為は、他のどんなクライアントへの失礼な態度の中でも群を抜いてあり得ない失態です。

そのため、絶対にやってはいけない行為なのです。

お門違いな提案をする

クライアントと仕事の打ち合わせをしている時に、お門違いな提案をしてしまう人が時々います。

それはその人なりに一生懸命に考えた結果の提案かもしれません。

しかし、その提案が場に相応しくなく、お門違いのものであったなら、クライアントは怪訝に思うことでしょう。

さらにそれを強引に押すような場合には、クライアントは少なからず不快に感じてしまいます。

その時点で気付いて軌道を修正すればまだ関係は保てますが、相手の変化に気づかない人の場合、クライアントとの関係を見直されてしまう可能性があります。

言い訳をする

例えばクライアントとの約束の時間に遅れてしまった時に、クライアントと対面して第一声が「遅れてしまい大変申し訳ありません!」と謝罪をするのと、「申し訳ありません、道が混んでおりまして・・・」と言い訳をするのとでは、どちらの方がクライアントの怒りを落ち着かせることが出来るでしょうか?

考えるまでもなく、前者の方がクライアントの溜飲を下げやすいでしょう。

例えどんな致し方のない事情があったとしても、それを自分で口にしてしまうと、単なる言い訳になってしまいます。

言い訳は誰でも聞いていて不快に感じやすいですし、また怒っていれば余計にその怒りを煽ってしまうことでしょう。

一方で言い訳を一切せずに素直に謝罪をする人は、その後でいくらでも誤解を解いたり、相手の溜飲を下げたりする機会に恵まれます。